バイナリーオプションとFXの違いを徹底比較。FXで稼げない?

所長からの問いかけ

FXとバイナリーオプションはどちらが勝ちやすいのか、気になりますね。

FXでは負けていたけど、バイナリーオプションに切り替えたら勝てるようになる人もいるようですから、「FXとの違い」に勝てる秘密があるかもしれません。

たなかの写真所長に答えて

FXが「通貨」を取引するのに対して、バイナリーオプションでは「権利」を取引します。

この違いがFXにないメリットを生み出すため、その人にフィットすれば、成績も向上していくようです。

今回は「FXとの違い」から、バイナリーオプションを解説していきますね。

バイナリーオプション/FXそれぞれに向いている人の特徴もご紹介しているので、自分に合うのはFXなのか、バイナリーオプションなのか、選ぶヒントになりますよ。

記事を読んでわかること

  • バイナリーオプションは二者択一の取引
  • バイナリーオプションのメリットは損益固定
  • 損切りがどうしてもできない場合はバイナリーオプションを選んでみる

1. FXとバイナリーオプション

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FXとバイナリーオプションの特徴の違い、損益の違いを見ていきます。


 FXバイナリーオプション
特徴通貨を取引権利を取引
損益値幅が利益/損失になる予測の当たり・外れが利益/損失になる

1.1 FX

特徴:通貨を取引
損益:値幅が利益/損失になる


FXは各国通貨の売買をおこない、pipsと呼ばれる値幅が損益になる取引方法です。

注文方法も多様、トレードスタイルも多様、「自由度」のとても高い金融商品ですね。


1.2 バイナリーオプション

特徴:権利を取引
損益:予測の当たり・外れが利益/損失になる


バイナリーオプションはFXから派生した金融商品ですが、「高くなるか・低くなるか」などの二択を予測する取引方法です。

二択の種類はいくつかありますが、注文方法は1つ、取引時間も2時間毎と決まっています。

自由度が少ない分ルールが分かりやすく、「シンプルに取引」できるのが特徴となっています。


2. FXとバイナリーオプションの共通点

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FXとバイナリーオプションの共通点をみていきましょう。


2.1 為替の動向を予測

為替の方向性を予測して利益をあげることが共通しています。

どちらも、「相場分析」が取引の優位性を引き出してくれるのは間違いありません。

バイナリーオプションを扱う会社は、取引と一緒に分析もできるツールを用意しているところもあります。


2.2 相互を補完

バイナリーオプションの良さはFXの弱点を補完、FXの良さはバイナリーオプションの弱点を補完できるような特徴をもっています。

FXとバイナリーオプションを組合わせて、資金管理の調節ができれば、相場が上がっても下がっても利益を残せる取引もできますよ。


【取引例】
米ドル/円が100円の時、
・FXでロング(上昇)ポジション (10万通貨)
・バイナリーオプションで下降ポジション(3,000円分)
を持つ

①100.40円まで上昇した場合
FXでは4,000円の利益
バイナリーオプションでは3,000円の損失

②99.60円まで下降した場合
FXでは4,000円の損失
バイナリーオプションでは7,000円の利益 (10,000円-3,000円)


上昇でも1,000円、下降でも3,000円の利益が出る計算になりますね。


3. FXとバイナリーオプションの比較

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FXとバイナリーオプションの項目別比較表を記載しています。


 FXバイナリーオプション
必要資金最低4円
最低50円
取引時間自由平日2時間毎
利益と損失制限なし固定
レバレッジ上限25倍
リスク投資資金+追加証拠金投資資金
手数料スプレッドスプレッド(売却時のみ)

3.1 必要資金

最低必要資金を比べると、バイナリーオプションが約50円、FXも4円で取引できる会社もあります。

ただしこの場合、バイナリーオプションでは50円の掛け金で1,000円を獲得できるのに対して、FXでは4円の証拠金で1,000円を獲得するには100万pipsという途方もない値幅が必要です。


3.2 取引時間

FXは平日の24時間いつでも取引ができる自由度があるのに対して、バイナリーオプションは24時間のなかで9〜12回ほどの取引回数になるよう制限されています。

バイナリーオプションは登場当初からギャンブル性が問題視されており、取引回数が増えないよう、取扱業者の自主規制が実施されているからなんです。


3.3 利益と損失

バイナリーオプションは最大利益と最大損失が固定されているため、FXで損切りがどうしてもできないトレーダーは一度ためしてみるのが良いですよ。

FXでは「損切りしておけば大損をさけられた」「頭では分かっているのに損切りの決断ができない」エピソードはトレーダーの数ほど存在することでしょう。

バイナリーオプションでは仕組み上固定されているので、「損切りができなくて」悩まされることはもうありません


3.4 レバレッジ

バイナリーオプションでは「レバレッジ」という概念が存在せず、自己資金のみで取引をおこないます

FXのように、自己資金の10倍も20倍ものお金を動かしての取引ではないので、心的負担を抑えられますよ。


3.5 リスク

バイナリーオプションにはレバレッジがないので、リスクは「自己資金のみ」になります

レバレッジを使うと追証とよばれる追加資金の支払いが発生する場合もありますので、バイナリーオプションでは手持ち以上の損失を被ることはありません。


3.6 手数料

バイナリーオプションもFX同様、「スプレッド」が発生します。

バイナリーオプションの取引画面には、権利の買値と売値が表示されており、購入直後に売却をすると差額(スプレッド分)はマイナスとなります。

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円安の権利の購入額は405円、売却額は297円です。
購入直後に売却をすると、108円のスプレッド分がマイナスとなります。


4. メリット、デメリット

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FXとバイナリーオプションのメリットとデメリットを比較します。


4.1 メリット

 FXバイナリーオプション
メリット・自由決済
・小額で始められる
・自動決済
・小額でも資金を増やせる

FXの良さは取引の「自由度」にありますので、自分でルールを決めたり、自分でリスク対処したい人には取り組みやすい商品です。

バイナリーオプションは2時間後、3時間後には必ず決済してくれるので、絶好のエントリーポイントのみを探し続けたいなど、制約のなかで一点集中したい人とは相性が良さそうですね。


4.2 デメリット

 FXバイナリーオプション
デメリット・損を切れないといつまでも損を抱える
・相場が動かないと利益を得られない
・1pipsでも予測がはずれれば掛け金を失う
・判定のタイミングは変えられない

バイナリーオプションは「高いか・低いか」の二択が判定基準となります。

途中まで含み益だったのに、判定時刻の1秒前に相場が動いて判定負けになる可能性がある、というのはデメリットですね。

ただ、判定2分前までなら途中撤退ができますので、ギリギリの勝負になりそうな場合は、損切りの判断が有効になるケースもあります。


5. 稼げるのはどちらか

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FXとバイナリーオプションはどちらが勝ちやすいのでしょうか。
シミュレーションをしてみました。


【FX】
・資金10万円、平均利益5pips、平均損失5pips、勝率60%、取引100回
→ 利益10,000円/月

【バイナリーオプション】
・資金10万円、ペイアウト1,000円、平均購入500円、勝率60%、取引100回
→ 利益10,000円/月


現実的な数値を採用してシミュレーションをしてみましたが、計算上ではあまり差はありませんでした。

特徴やメリットを把握して、自分が無理なく取引できる方法を選ぶことが大切です。

他人が稼げても、自分の生活スタイルや考え方と違えば、同じような結果を得ることは期待できなさそうですよね。

自分に向いているかどうか、デモトレードなどを用いてチェックしてみることも大切です。

デモトレードの効果的な使い方については、記事「【初心者必読】バイナリーオプションのデモは登録不要。見るべき点5つ」でご紹介しているので、参考にしてみてください。


6. 向いている人、向いていない人

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6.1 向いている人

 FXバイナリーオプション
向いている人・注文/決済、値幅調整など自分の裁量で取引したい・決められたルールのなかで、一点集中で取引したい
・損切りに踏み切れない

バイナリーオプションは、FXで「損切りがどうしてもできなかった」経験がある人にはぜひ挑戦してほしい取引です。

バイナリーオプションは、取引時間の期限ありで損益は固定のため、エントリーだけに集中することができます。


6.2 向いていない人

 FXバイナリーオプション
向いていない人・決済の決断ができない・デイトレード以上の取引をしたい

バイナリーオプションは1回の取引時間が2時間〜3時間に設定されており、自動的に決済されます。

スイングトレードなど、数日〜数週間、数ヶ月ポジションを保有するようなスタイルで取引したい人には、バイナリーオプションは使いづらいでしょう。


7. 口座の選び方

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バイナリーオプションの口座選びのポイントを3つご紹介します。


7.1 国内FX会社

海外業者では、出金拒否や口座凍結などのトラブルがあった場合、対応に苦労するであろうことは想像しやすいかと思います。

金融庁の認可があり、信託保全している国内FX会社を選びましょう。

国内であること、資産が管理されていることは安心にもなりますよ。


7.2 投資家が利益を得ている

バイナリーオプションを扱う会社は毎月「月次実績」を公表しています。

顧客の掛け金に対する払い出された金額の割合を示したもので、ときに100%を越えることがあります。

会社によって数値が異なりますので、この数値を比較して見るだけでも、勝ちやすい会社なのか、参考になりますよ。

BO違い記事内02
GMOクリック証券「外為オプション」


7.3 取引ツールが便利

これからバイナリーオプションを始めるなら、わかりやすい取引ツールを提供している会社を選ぶのがオススメです。

各社デモトレードを用意しているので、使い勝手を体験してみてください。

BO違い記事内03
FXプライムbyGMO「選べる外為オプション」


8. 注意すること

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バイナリーオプションを始めるにあたって注意ポイントを3つ紹介します。

SNSなどで実際に被害に遭った人も散見するので、チェックしてください。


8.1 海外業者

国境を越えてしまうとトラブル時に対応ができません

被害に遭わないためには「使わない」ことを選ぶのが得策です。
出金トラブル、口座凍結トラブルは一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。


8.2 自動売買ツール

自動売買ツールの販売にも注意が必要です。

数万円〜数十万円のものまで、言葉巧みに高額で販売されていることがあります。

自身の取引方法を自動化するなら効果はありそうですが、「利益が出ていそう」「過去検証がされていそう」「実績がありそう」といった曖昧なものに自分の大切なお金を投入しないようにしましょう。


8.3 詐欺

詐欺に事前に気づこうというのはなかなか難しいかもしれません。

唯一できる対策としては、「他人に相談しないこと」ではないでしょうか。

「相場」からお金を得るのは自身の取引のみでしかできません。
他人は(良い人でも悪い人でも)「あなた」からお金を得ようとします。

ただ、もし「詐欺に遭ったかも」と感じ時には、すぐに人に相談をしてください。


9. まとめ

バイナリーまとめ

FXとバイナリーオプションには「通貨取引」か「権利取引」かの大きな違いがありました。

シュミレーション上ではどちらが「勝ちやすい」というのはありません。

自分のスタイルに合う方を、模索しながら選んでいく必要がありますね

【まとめ】

・バイナリーオプションは二者択一の取引
・バイナリーオプションのメリットは損益固定
・損切りがどうしてもできない場合はバイナリーオプションを選んでみる


この記事のライター

たなかの写真

たなか

1988年埼玉県生まれ。兼業でFXを始めるも、トータル250万円の損を出して退場。それでも嫌いになれないFXで、起死回生を目論んでいます。99の失敗する方法を見つけた私は100回目で成功するのか。。。