FXでの借金経験を経て、取り組みを学び直し。FXとバイナリーオプションで堅実な利益をあげるために猛勉強中のライター
「何度も負けてつらい。」
「トレードを振り返らなければ、と思ってもどうしたらいいかわからない。」
といった悩みを解決しましょう。
今回解説する「負けないためのトレードルール」を身につければ、負けに悩まされるツラさから解放されますよ。
なぜなら、ツラいと感じる人の多くが負ける原因に気づかず、負けないためのトレードルールを作れていないからです。
この記事を読み終える頃には、勝つためのトレードの振り返り方が分かり、自信を持ってトレードに臨めるようになりますよ。
目次
バイナリーオプションで負けないトレードルールを作るために、「負け」から目を背けるのはやめましょう。
なぜなら、負けは最高の学べる教材だからです。
負けから学ばずに負け続ける他のトレーダーとは一線を画し、勇気を持って「負け」を見つめ直してみませんか。
負けを減らし、勝つための行動をしていきましょう。
負けから学ぶメリットは、勝ちに向けた行動ができることです。
負けから学び、過ちの繰り返しをストップできれば、勝ちの経験値を積み上げられるからです。
多くのプロトレーダーが勝てるようになったキッカケとして共通して主張しているのが、「まずは負けない」の意識です。
取引ごとではなく、週間・月間・年間といった長期的な目線の話です。
今勝てているトレーダーは皆、「負け」を見つめることから始めていますよ。
【投資格言】
『まずは生き残れ、儲けるのはそれからだ』 世界三大投資家 ジョージ・ソロス
バイナリーオプションで負けないためには、負ける原因を知ることから始めましょう。
その二大原因が以下の二つです。
・根拠のないエントリー
・資金管理の欠如
必ずそれぞれの原因を理解し負けを知ることから始めましょう。
バイナリーオプションで最も陥りやすい失敗として挙げられるのが、トレード根拠のないままエントリーを行うことです。
バイナリーオプションでは、相場の状況を分析し、「エントリーの根拠」を明確に持ってトレードする必要があります。
それがギャンブルではなく、投資としてバイナリーオプションに向き合うための必須項目なのです。
では、どういった際に「根拠がないエントリー」になるのか具体例をみてみましょう。
【根拠がないエントリーの具体例】
・今日は勝てる気がする、さっき負けたのだから、次は勝てると変な自信を持ってエントリーする
・限られた時間で限られて回数しかトレードできないから、時間があるときは手当たり次第エントリー
自分のトレードを振り返ってみて「その時の感情」や「根拠のない次は勝てる」でエントリーしていませんか。
次項で解説するトレードルールを作り実践することができれば解決できます。
もう一つの陥りやすい失敗例は、資金管理の欠如です。
バイナリーオプションに関わらず投資の世界では、感情を捨てロボットの様にトレードをするための「資金管理」が必須です。
なぜなら、今までコツコツ積み上げてきた利益がたった一回の欲で、水の泡となるのがバイナリーオプションの世界です。
大金を投資してもあなたが次勝てる保証はどこにもありません。
これが理解できないと典型的な退場コースに進むことになります。
【感情優先した結果失敗した例】
・安定して勝ててきたしチマチマ稼ぐのは焦ったい、次は大勝負に出よう
・今すぐまとまったお金が欲しい。大金を投入して一か八かで…
ご覧ただければわかるようにギャンブルですね。
確かに一回の取引だけ見ればギャンブル的に勝てることもあります。
しかし、バイナリーオプションをしている人のほとんどは、継続してお金を稼ぐことを目標としています。
こういったギャンブル要素を投資にする方法は、トレードルールを作り実践することです。
それでは、負けないためのトレードルールとはなんなのかを解説します。
負けないためのトレードルールを作るために、検討すべきなのは以下の3つです。
・根拠のあるエントリー
・徹底した資金管理
・振り返るためのトレード記録
トレードルールを作ると自己都合の感情を排除できるので、客観性のある取引ができるようになりますよ。
根拠のあるエントリールールとは、テクニカル分析や通貨ペア、取引時間帯などの要素を元に、勝てる見込みを持ってエントリーすることです。
失敗例で挙げた「根拠のないエントリー」では、その時の感情優先で根拠ないエントリーをしていることが「負け」の原因と言えます。
ではどのように解決すればよいのか。
具体的な例として今回はチャートパターンの「レジスタンス・サポートラインの転換を確認した時」をエントリーの根拠にします。
このようなエントリーの根拠がある時だけエントリーすれば、無意味な負けを減らすことができます。
仮に負けたとしても、このエントリーの根拠の勝率が悪いことがわかり、同じ失敗を繰り返さなくなります。
徹底した資金管理とは、簡単に言えば1取引で投資する金額を決めることです。
資金管理をすることで、「無計画に大きな金額を注ぎ込みがちである損失」は最小限に抑えられ、メンタルへのダメージも最小限に抑えられます。
バイナリーオプションに関わらず投資の世界では、平常心を保つことが非常に重要です。
【無計画に大きな金額を注ぎ込みがちである損失の対策】
相場の状況に合わせて取引量を調整(資金管理)して、安全な取引を続ける。
では1回あたりの安全な投資額の目安はいくらなのか。
それは全投資資産の3%未満です。
30回以上の連続負けをすれば資金を失う計算ですが、確率的に低そうですよね。
例えば50万円を資金とするなら、1回の取引で許容できる最大損失は1万5千円です。
もちろん一度に最大投資額を賭けるのでなく、取引量を分割してトレードすれば、より損失を抑えられます。
1回の取引量・1日の取引量を設定することが、徹底した資金管理を実践するための第一歩になりますよ。
負けないためのトレードルールを作るには、さまざまなエントリーの根拠でトレードを繰り返し分析することで、勝率高いエントリーの根拠を見つけ出すこと。
そして、平常心を保つために徹底した資金管理を行うことが大事です。
それらを徹底するために、トレード記録をとり振り返るクセを身につけましょう。
取引を振り返るためのトレード記録を取ります。
エントリー根拠と資金管理を、理解するだけでなく実践できているかも自らチェックすることで、トレードルールのブラッシュアップをするためです。
【トレードを振り返る目的】
A 根拠のあるエントリーと資金管理を徹底しているかの確認
B エントリーの根拠の分析
自分に厳しくするのは中々つらいですが、大事なお金を守り・増やしていくために、ぜひ実行してみてくださいね。
すぐに使えるトレードシートを準備していますので、「バイナリーオプションで勝つための勉強手順を徹底解説」よりダウンロードして取引記録を取っていきましょう。
トレード記録を残しておけば、「見落としていた相場のポイントはないか」「取引の根拠が曖昧になっていないか」など、振り返った際に改善点をあぶり出しやすくなりますよ。
次項のトレードの振り返り方を参考にしていただき、勝てるトレードルールを作りましょう。
ルールを作るだけでなく、トレードを振り返り、なぜ負けたのか理由を明確にすれば、次のトレードで同じ失敗を起こさなくなりますよ。
なぜなら、トレードを振り返り続けると自分の負けパターンが見えてくるので、自然と負けを避けられるようになるからです。
トレードの振り返り方の手順は以下の4ステップです。
【トレードの振り返り方4ステップ】
①トレード記録をとる
トレードノートを用意し、「取引理由」「結果に対するコメント」などを記録します。
②トレードを振り返り分析する
根拠別に取引をピックアップし、原因を分析します。
③仮説を立てる
分析した負け原因を元に、新たな取引ルールを作成します。
④次のアクション
新たなルールを元に、引き続きトレードを行います。
トレードの分析をする際は、下記の2点に注意しながらトレードを見直すと、改善点を見つけられやすくなりますよ。
– エントリーの根拠が正しいのか正しくないかを判定
単純に負率が高ければ使わないという判断ができるし、勝率が高ければ継続して使うという判断ができる。
– 勝ち・負けパターンの分析
更に、勝ち負けそれぞれのパターンを分析することで、思わぬ勝ちパターンを発見できることあります。
詳しくは「バイナリーオプションで勝つための勉強手順を徹底解説」にてケーススタディを用いてトレードの振返りを解説していますので、参考にしてみてくださいね。
バイナリーオプションで失敗してしまう原因と解決策をおさらいしましょう。
自分だけの「負けないためのトレードルール」を設定しましょう。
取引ごとの負けに必要以上に落ち込まなくなり、自信を持ってトレードできるようになりますよ。
たなか
1988年埼玉県生まれ。兼業でFXを始めるも、トータル300万円の損を出して退場。諦めきれず、FXへの取り組み方を一から見直し、ギャンブルでなく堅実なトレードができるよう猛勉強中。これからFXを始める人が自分と同じような経験をされないよう、自戒も込めて、有益な記事となるよう執筆していきます。
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