FXでの借金経験を経て、取り組みを学び直し。FXとバイナリーオプションで堅実な利益をあげるために猛勉強中のライター
儲けたいと思ってバイナリーオプション取引を始めたのに、お金が減っていってしまっては取引を続ける意味がありませんよね。
「投資」の特性として一部の人が儲かる仕組みなのはなんとなく理解しているつもりでも、具体的に「なぜ儲からない」のか疑問に感じたことはありませんか。
今回の記事では、バイナリーオプションが儲からないと言われる理由とその対策を解説します。
この記事を読み終えるころには、バイナリーオプションで儲からない理由が鮮明にわかるので、知らずに負けてしまうトレーダーと同じ行動をしないですみますよ。
目次
バイナリーオプションで儲からない理由はシンプルです。
「簡単に取引できる=簡単に勝てる」とトレーダーに勘違いをさせる仕組みがあるからです。
バイナリーオプションは「上がるか・下がるか」を予測するだけなので、取引としてはシンプルで簡単です。ワンクリックで取引が完了してしまいますからね。
ですが、相場が実際に上がるか・下がるかは誰にも予想ができません。世界の三大投資家・投資の神様と呼ばれる偉人でさえ、予測が外れて損失を被るのです。
「簡単に取引できるが、簡単には勝てない」のが、バイナリーオプションです。
簡単には勝てない具体的な理由を次項で見ていきましょう。
バイナリーオプションで簡単には勝たせてもらえない理由は、3つの儲からない仕組みがあるからです。
それぞれ解説します。
バイナリーオプションの還元率が100%を下回っているため、考えなしに取引をしても儲からない仕組みとなっています。
還元率とは投資金額に対してどれだけの利益を獲得できるかを平均したものです。
例えば還元率90%の場合、1,000円を投資金としたら、勝って増えたりすることはあるものの、取引を重ねるほどに最終的には元本が900円に減る可能性が高いことを指しています。
GMOクリック証券の外為オプションでの数値を例にすると、9年10ヶ月の平均還元率は97.2%となっているため、全体としてはトレーダーが負け越していることになります。
これがバイナリーオプションでは儲からない理由の一つです。
ただ、宝くじの還元率45.7%・公営競技(競馬、競艇、オートレース)74.8%・サッカーくじ49.6%に比べると、バイナリーオプションの還元率は遥かに高いです。
また、バイナリーオプション業者は全体の3%ほどしか利益を取っていませんので、ギャンブルををして大半のお金を胴元に取られるくらいなら、バイナリーオプションに真剣に取り組む方が得策ですよ。
還元率で比べればギャンブルとは一線を画すものですし、会社が全体の3%の利益を手数料として手にしていることは妥当と考えられますね。
バイナリーオプションは「上がるか・下がるか」を選ぶだけ、ワンクリックで取引を完了できるのですが、この「上がるか・下がるか」を当てる難易度が高い点が儲からない仕組みの一つとなっています。
「勝つのが難しい場面にもかかわらず簡単に取引できてしまう」仕組みに、素人はハマってしまうわけですね。
相場の「上がるか・下がるか」を当てるのがいかに難しいかは、上記でご紹介したように、世界のトップ投資家をもってしても100%的中させることは難しく、専門家の予測も当たるのは半々と言われています。
ただ、打つ手がないかと言われるとそうでもありません。
「勝つのが難しい場面でも安易な取引をしてしまう」のが素人ですが、不規則に見える相場にも値動きの癖や傾向のようなものがあるので、パターンなどを見極めて「勝ちやすい場面のみで機会を待って取引」するのも一つの手です。
勝ちやすい場面の例として、「チャート分析」を解説していますので参考にしてみてください。
バイナリーオプションが儲からない原因の三つ目は、「一定数の人が勝ち続ける」法則があるためです。その他大勢と同じように取引をしていては勝てません。
再度GMOクリック証券の外為オプションの数値を例にします。
損失を出している口座の割合9年10ヶ月間の数値の平均は73.3%となっており、常に3割弱のトレーダーしか勝てていないことがわかります。
全体の3割の少数派に入る努力ができなければ、勝者のためにお金を投入し続けるはめになってしまいます。
上記でご紹介した通り、バイナリーオプションで儲けるためには全体の3割以内に入らなければなりません。
お金を投入し続けるだけの初心者から抜け出すためには、トレードルールやメンタル・資金管理など、取引についてのスキルを身につける必要があります。
冷静で客観的な取引をするために、メンタル管理を身に付けましょう。
落ち着ける環境でトレードをしないと、損失が膨らんだ際に「撤退」の判断ができなくなってしまうからです。
動画サイトなどで大損した映像が投稿されていることがありますが、皆発狂したりお祈りをしていたりと冷静とは真逆の状態で取引をしています。
トレードで勝ち続けることは難しいことが、一目でわかりますよ。
ですが、明日は我が身と思って対策をしなければなりませんね。
メンタルを管理する方法としては、損切りのルールや取引を一旦休むためのルールを設定するのが良いですよ。
トレードする際のルールをあらかじめ決めておくことで、いつでも冷静な状態に戻れる準備ができます。
無理のない取引をするために、資金管理を徹底しましょう。
当たり前なことですが、資金を失ってしまってはトレードができなくなるからです。
慎重に取引しているつもりでも、3連続負け・4連続負けにぶつかる時もありますから、そうなっても取引を続けられるような資金量でトレードしなくてはなりません。
例えば30回負けても資金失わないなど、資金管理についてのルールを設定しましょう。
安全なトレードを続けられれば、メンタルへの影響も少なくて済むので一石二鳥ですよ。
メンタル管理のルール、資金管理のルールを1度設定するだけでなく、スキルアップのために勉強をし続ける必要があります。
相場は常に変化をしているので、今年勝てていた手法で来年も同じように勝てるとは限らないからです。
プロのトレーダーは相場の波に合わせてトレードをしているため、収益の増減にも停滞期・上昇期の波があります。
停滞している相場で無理に取引をして資金を失わず、相場の上昇時に資金を一気に増やせるような準備が大切ですね。
バイナリーオプションの勉強をするなら、以下の5ステップがおすすめですよ。
【勉強の仕方5ステップ】
1. 仕組みの理解
2. 取り組み方
3. 相場分析
4. デモトレード (実践)
5. 振り返り
特に「5. 振り返り」はスキルアップのためには欠かすことができません。
資金を増やせている原因・減らしてしまっている原因は、すべて自分の取引に隠れているからです。
リアルタイムではチャンスと思って取引しても、振り返って見てみたらチャンスではなかったと気づくこともあるでしょう。
タイミングが遅すぎた・早すぎたといった反省点も、振り返らなければ分かりませんね。
「バイナリーオプションで勝つための勉強手順を徹底解説」にて具体的な勉強方法について解説しているので、参考にしてみてください。
儲からない仕組みと対策方法を理解したら、実践しましょう。
こちらでは信頼できる国内会社をご紹介しますが、まずはデモトレードで取引体験をするのも良いですよ。
デモトレードを利用して、取引体験しましょう。
バイナリーオプションにチャレンジしてみたいと思っても、いきなり資金を投入して取引を始めるのは危険です。
まずデモトレードを利用して、取引手順や冷静に取引できるかなど試してみましょう。
デモトレードは登録など面倒な手続きなく、市場が開いている時間帯ならいつでも仮想資金を使ってトレード体験ができます。
実際の取引を始めた後も、新たに考えたトレード手法を試す場として利用できたりと便利ですよ。
まずはデモトレードで取引を試す。
デモトレードでの取引準備ができてからら、実際に口座を開設して実践してみましょう。
初めてバイナリーオプションを取引するなら、GMOクリック証券の「外為オプション」がオススメです。
GMOクリック証券はFXで取引高世界一位を毎年獲得してきた人気企業なので信頼性があります。
GMOクリック証券が提供しているバイナリーオプションサービスが「外為オプション」なのですが、取引ツールがシンプルで分かりやすくなっており、初心者でも操作が分からなくて困るといったストレスを感じることなく取引できますよ。
相場分析を助けてくれる会社で取引したいなら、FXプライムbyGMOが提供する「選べる外為オプション」が便利です。
口座開設者なら誰でも無料で利用できる「ぱっと見テクニカル」は、相場分析から値動き予測まで過去データを根拠に示してくれるので、相場分析に不安がある方に向いています。
GMOクリック証券の「外為オプション」と同様なデザインの取引ツールを採用しているので、操作の分かりやすさも兼ねていますよ。
「バイナリーオプションは儲からない」イメージがあるのは、儲かっていない人が多数を締めるからに他なりません。
バイナリーオプションで利益をあげるためには多数派の声を跳ね除け「少数派」になるための勇気と努力が必要になってきます。
バイナリーオプションを気軽に始めようとしたら痛い目を見てしまうので、注意が必要ですよ。
たなか
1988年埼玉県生まれ。兼業でFXを始めるも、トータル300万円の損を出して退場。諦めきれず、FXへの取り組み方を一から見直し、ギャンブルでなく堅実なトレードができるよう猛勉強中。これからFXを始める人が自分と同じような経験をされないよう、自戒も込めて、有益な記事となるよう執筆していきます。