2021.03.31

バイナリーオプション国内も海外も規制で利用者減少!投資すべきか?

この記事で学べること

  • バイナリーオプションの規制内容
  • バイナリーオプション規制の影響
  • バイナリーオプションはもう稼げないのか
たなかの写真
この記事のライター たなか

FXでの借金経験を経て、取り組みを学び直し。FXとバイナリーオプションで堅実な利益をあげるために猛勉強中のライター

バイナリーオプションの規制ってどんなものがあるのか、と気になりますよね。

記事内では国内バイナリーオプションの主な規制4つと海外の規制及びその影響を解説します

国内においては規制前後での口座数の推移、勝ちやすさのデータ的な変化などもご紹介ます。

国内規制前と比べて損失を出す口座数の割合が若干増えていますので、難易度が上がったのではと推測できます

ですが、現在でもバイナリーオプション取引する人の3割は利益を上げており、取り組み方次第で利益を上げることは十分に可能です。

詳しく見ていきましょう。


1. バイナリーオプションとは

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バイナリーオプションは、通貨の価格が判定時刻の時点で目標価格より上がっているか下がっているかを予測する取引です。

上がるか下がるかの「二択」から選ぶのみ、複雑な注文方法も無いため取引もシンプルで、初心者にも取り組みやすい投資として人気があります

同じ為替を扱うFXはよく比較対象として挙げられますが、それぞれの特徴を活かしてバイナリーオプションと並行して取引をするトレーダーもいますよ。


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2. バイナリーオプションが規制された理由

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バイナリーオプションが規制された主な理由はギャンブル性の是正です

まず、バイナリーオプションが最初に日本に持ち込まれたのは2009年のこと。

当時のバイナリーオプションは5分から10分で結果の出る超短期取引が可能で、1回の取引で資金がゼロか2倍になるかのシンプルな仕組みのため人気に火が付きます。

ですが、ギャンブル性がありリスクの高い取引という認識も広がったため、2013年に金融先物取引業協会によって規制ガイドラインが発表されました。

是正措置が取られてから以降は、国内業者への追加の規制はないものの、現在も海外の無登録業者(日本でバイナリーオプション取引を提供する際は金融庁への登録が義務となっています)による出金拒否や海外業者を利用した詐欺行為が発生しているため、金融庁の警告は続いています。


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3. バイナリーオプションの4つの規制

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国内バイナリーオプションの主な規制は以下の4項目です。

国内バイナリーオプションの主な4つの規制

・短期取引禁止
・倍率変動制
・買値と売値の表示
・総取り禁止

それぞれ過去の取引画面と比較しながら解説していきますね。

※使用画像はGMOクリック証券「外為オプション」


3.1 短期取引禁止

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規制による最も大きな変化が、短期取引の禁止です

以前は最短2分で結果がわかる短期取引ができましたが、規制後は1回の取引で結果が出るまでの時間が2時間以上へと変更となりました。

また、取引時間の延長にともない、1日の取引回数の上限も最大12回と制限されています。

【メリット】
無闇な取引が減る
チャンスを厳選して取引できる

【デメリット】
予測が難しい
効率的な取引ができない


3.2 倍率変動制

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ペイアウト(払出し)倍率が変更となりました

以前は倍率が固定されており、勝てば倍、負ければ掛け金没収というシンプルなルールでしたが、目標価格までの距離に応じて倍率が変動する仕組みへと変化しました。

「上がるか・下がるか」だけでなく、「どれだけ上がるか・どれだけ下がるか」という値幅も考慮する必要があり、FXにより近いものになりました。

【メリット】
リスクをコントロールできる
ローリスク・ハイリターン取引も可

【デメリット】
FXと変わらない
以前と比べ取引が複雑


3.3 買値と売値の表示

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「上がるか・下がるか」に加えて、「買値と売値」が表示されるようになりました

ペイアウト倍率が変動制になったことで、取引の解消価格を表示する必要が出てきたためです。

【メリット】
最大損失額(=購入額)を事前に確認できる

【デメリット】
FXと変わらない
以前と比べ取引が複雑


3.4 総取り禁止

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総取り禁止はトレーダーに有利な変更です

以前は判定時刻にこの価格帯に入れば掛け金が業者に没収される幅(画像の白い隙間)が設定されていましたが、それが撤廃になりました。

【メリット】
「あいこ」でも勝てる


4. 【利用者激減?】バイナリーオプション規制の結果と今後の見通し(国内・海外)

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上記の国内規制による影響を見てみましょう。


4.1 国内の状況

2013年11月に、以前のルールでのバイナリーオプションは完全停止となりました。

国内バイナリーオプションの利用者が激減し、海外へ流れたと言われています。

当時のFX会社の口座数推移をみると、2013年12月以前に比べ口座数の伸びが減っているのが分かりますね

それでも半年の期間を経て、2014年7月頃には口座数の伸び率は回復しています。

【口座数推移】※表内の数値は前月比の口座増加数

FX会社2013年1月2013年12月2014年7月
GMOクリック証券+5,865
+3,285+4,704
ヒロセ通商+1,927+1,108+1,160
YJFX!+2,839+1,702+1,963

バイナリーオプションという新たな金融商品の登場は、FX会社にとって将来の基幹事業の一つと期待されていたことでしょう。

ですが規制によって、投資家にとってもFX会社にとっても期待と異なる流れとなってしまいました。

2013年の11月に規制が実施されてから8年弱になりますが、2021年現在までに追加の規制はありません

近年も新規で国内バイナリーオプションに参入する企業もありますので、企業側としては今後も取引者数が伸びていく見込みがあるはずです。


4.2 海外の状況

海外の状況もおさえて起きましょう。

欧州では、EU(欧州連合)がバイナリーオプション禁止(2018年)、イギリス、ドイツ、イタリアも独自に無期限禁止(2018〜2019年に発表)となっています。

北米では、カナダが全面禁止(2017年)となっていますが、アメリカは現在のところ公認となっています。

欧州を中心に主要先進国ではバイナリーオプションが禁止される流れが進んでいます

今後の影響としては、海外業者で取引を始めてもサービス停止の恐れもありますので、今後の利用者の伸びが期待されている国内業者の方が安全ですよ。


5. 国内バイナリーオプションではもう稼げないのか

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規制が実施された国内業者ではもう稼げないのか、というとそうでもありません。

実際、全体のトレーダーの3割は損益がプラスになっているデータもあります


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GMOクリック証券「外為オプション」月次実績

上の画像はGMOクリック証券のバイナリーオプション「外為オプション」の月次報告による実績データです。

規制前1年と2021年1月以前の直近1年ののデータ調査しました。(2012年1月〜2013年11月、2020年2月〜2021年1月)

 取引金額に対する、総支払金額の割合取引口座に対する、損失発生口座の割合
規制前1年の平均値
(2012年1月〜2013年11月)
99.31%
70.06%
直近1年の平均値
(2020年2月〜2021年1月)
97.26%75.63%

左側のデータはトレーダーへの還元率を表しており、規制前と比べて2%ほど下落しています。

右側のデータは損失口座の割合を表しており、規制前と比べて5%増えています。

規制前に比べると、トレーダーへの還元が減り、損失口座が増えていますので、若干難易度が上がっていることがデータとして表れています。

ですが、現在でも3割のトレーダー、つまり一定数のトレーダーは勝てていることに変わりはありません

取り組み方次第では、バイナリーオプションで利益をあげることは十分に可能ですよ。


6. バイナリーオプションを投資として取り組む

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バイナリーオプションを投資として取り組むための手順は以下の通りです。

地味で根気のいる作業の連続になるかも知れませんが、難解なことは一つもありません。

一つひとつ丁寧に手順をこなしていきましょう。

バイナリーオプションで生活するための手順

1. 仕組みの理解
2. 取り組み方
3. 相場分析
4. 実践
5. 振り返り

ステップの中でも特に重要なのは「5. 振り返り」です

勉強や仕事でも同様ですが、やりっぱなしでは良い結果が出ても再現できませんし、悪い結果であれば同じミスをしてしまう可能性が大いにあります。

勝ったり負けたりを繰り返しながらも資金を増やしていけるよう、取引の振り返りでトレードの改善をおこないましょう。


7. 国内バイナリーオプションのおすすめ2社

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初めてバイナリーオプションをする際におすすめな2社をご紹介します。

会社としての実績や信頼性もありますし、取引ツールが分かりやすいので初心者の型でもすぐに流れを掴めますよ。


7.1 GMOクリック証券「外為オプション」

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初めてバイナリーオプション・FXを取引するなら、GMOクリック証券・外為オプションがオススメです。

GMOクリック証券はFXで取引高世界一位を毎年獲得してきた人気企業なので信頼性は十分ですよ

また、GMOクリック証券が提供しているバイナリーオプションサービス「外為オプション」の取引ツールはシンプルで分かりやすくなっており、初心者でも操作が分からなくて困るといったストレスを感じることなく取引できます。


7.2 FXプライムbyGMO『選べる外為オプション」

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相場分析に自信がない場合は、FXプライムbyGMOと同社が提供しているバイナリーオプションサービス「選べる外為オプション」がおすすめです。

口座開設者なら誰でも無料で利用できる「ぱっと見テクニカル」は、相場分析から値動き予測まで、過去データを根拠に示してくれるので相場分析に不安がある方に向いています

「選べる外為オプション」はGMOクリック証券が提供する外為オプションと同様なデザインの取引ツールを採用しているので、操作の分かりやすさも兼ねていますよ。


8. まとめ

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  • バイナリーオプションの規制内容 2013年にギャンブル性の是正を理由に、金融先物取引業協会の主導のもと国内規制が実施されました。
    主に、短期売買の禁止や払出し倍率の変動制が導入されています。
  • バイナリーオプション規制の影響 一時的に各FX会社の口座数の伸び率が落ち込みましたが、ほどなくして回復傾向を示しています。
    一方海外では全面禁止の国が増えており、今後もその状況は続きそうです。
  • バイナリーオプションはもう稼げないのか 一時的に各FX会社の口座数の伸び率が落ち込みましたが、ほどなくして回復傾向を示しています。
    規制前よりはトレーダーへの還元率が低くなり損失口座が増えているので難易度が上がっているようですが、バイナリーオプション取引する人の3割は利益を上げており、取り組み方次第で利益を上げることは十分に可能です。

超短期売買のできる海外業者も魅力的に見えるかもしれませんが、国内外の状況を考慮すると、今後も継続的な取引のできる国内でのトレードがおすすめですよ。

この記事のライター

たなかの写真

たなか

1988年埼玉県生まれ。兼業でFXを始めるも、トータル300万円の損を出して退場。諦めきれず、FXへの取り組み方を一から見直し、ギャンブルでなく堅実なトレードができるよう猛勉強中。これからFXを始める人が自分と同じような経験をされないよう、自戒も込めて、有益な記事となるよう執筆していきます。