バイナリーオプションの主な国内規制4つ。投資する価値はあるのか

所長からの問いかけ

国内バイナリーオプションは「規制後は分かりづらくなった、稼げなくなった」と聞きますが、実際のところどうなのでしょう。

たなかの写真所長に答えて

記事を読んでわかること

  • 国内バイナリーオプションの規制内容
  • 規制後の国内バイナリーオプションでも勝てるのか
  • 規制のない海外バイナリーオプションの方がいいのか

確かに、規制前のバイナリーオプションを知っている方には、「わかりづらい」「もう稼げないんじゃないの?」という印象をもたれてしまいますよね

「バイナリーオプションの規制4つ」を読めば、国内バイナリーオプションの現状を知ることができますよ

私も規制内容を理解したことで、規制があっても利益を出せるのだなと再認識できました。

国内バイナリーオプションはギャンブル性が問題視され、2013年に「自主規制」という形で変革をしました。

ギャンブル性が失われたため人気の火は落ち着きましたが、「投資」としての認識が広まりつつあります。

記事内では、規制後のバイナリーオプションでも稼いでいる人がいる、今でも3割近くの人が勝っているという現状もお伝えしていきます。

バイナリーオプションの規制4つ

・短期取引禁止
・倍率変動制
・買値と売値の表示
・総取り禁止

1. バイナリーオプションとは

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バイナリーオプションは、通貨の価格が判定時刻の時点で目標価格より上がっているか下がっているかを予測する取引です。

上がるか下がるかの「二択」から選ぶのみ、複雑な注文方法も無いため取引もシンプルで、初心者にも取り組みやすい投資として人気があります

同じ為替を扱うFXはよく比較対象として挙げられますが、それぞれの特徴を活かしてバイナリーオプションと並行して取引をするトレーダーもいますよ。

BO仕組み記事内01

2. 【ギャンブル性是正】バイナリーオプションの規制4つ

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国内バイナリーオプションの主な規制は以下の4項目です。

・短期取引禁止
・倍率変動制
・買値と売値の表示
・総取り禁止

それぞれ過去の取引画面と比較しながら解説していきますね。

※使用画像はGMOクリック証券「外為オプション」


2.1 短期取引禁止

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規制による最も大きな変化が、短期取引の禁止です

以前は最短2分で結果がわかる短期取引ができましたが、規制後は1回の取引で結果が出るまでの時間が2時間以上へと変更となりました

また、取引時間の延長にともない、1日の取引回数の上限も最大12回と制限されています。

・メリット
無闇な取引が減る
チャンスを厳選して取引できる

・デメリット
予測が難しい
効率的な取引ができない


2.2 倍率変動制

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ペイアウト(払出し)倍率が変更となりました

以前は倍率が固定されており、勝てば倍、負ければ掛け金没収というシンプルなルールでしたが、目標価格までの距離に応じて倍率が変動する仕組みへと変化しました

「上がるか・下がるか」だけでなく、「どれだけ上がるか・どれだけ下がるか」という値幅も考慮する必要があり、FXにより近いものになりました

・メリット
リスクをコントロールできる
ローリスク・ハイリターン取引も可

・デメリット
FXと変わらない
以前と比べ取引が複雑


2.3 買値と売値の表示

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「上がるか・下がるか」に「買値と売値」が表示されるようになりました

ペイアウト倍率が変動制になったことで、取引の解消価格を表示する必要が出てきたためです

・メリット
最大損失額(=購入額)を事前に確認できる

・デメリット
FXと変わらない
以前と比べ取引が複雑


2.4 総取り禁止

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総取り禁止はトレーダーに有利な変更です

以前は判定時刻にこの価格帯に入れば掛け金が業者に没収される幅(画像の白い隙間)が設定されていましたが、それが撤廃になりました。

・メリット
「あいこ」でも勝てる


3. バイナリーオプションが規制された理由

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なぜ、上記のような規制が実施されたのか。

主な理由は以下の2つです。

・ギャンブル取引の予防
・トレーダー保護

当時のバイナリーオプションは、「上がるか・下がるか」を選ぶシンプルなルールに加え、結果も数分でわかるため、誰でも手軽に取引ができました。

その手軽さゆえのめり込みやすく、短期間で損失を膨らます人も多くいて、問題視されていました

上記問題の是正のため2013年11月に自主規制が導入され、国内業者ではバイナリーオプションの短期売買ができなくなりました


4. 【利用者激減?】バイナリーオプション規制の結果

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2013年11月に、以前のルールでのバイナリーオプションは完全停止となりました。

規制によるバイナリーオプション業界への影響をみていきましょう。

【国内の利用者激減→海外へ移行】

国内バイナリーオプションの利用者が激減し、海外へ流れたと言われています

当時のFX会社の口座数推移をみると、2013年11月以降、低迷しているのが分かりますね。

【口座数推移】※表内の数値は前月比の口座増加数

FX会社2013年1月2013年12月2014年7月
GMOクリック証券+5,865
+3,285+4,704
ヒロセ通商+1,927+1,108+1,160
YJFX!+2,839+1,702+1,963



バイナリーオプションは、FX会社にとって将来の基幹事業の一つと期待されていたことでしょう。

規制によって、投資家にとってもFX会社にとっても期待と異なる流れとなってしまいました


5. 海外バイナリーオプションには要注意

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規制の影響を受けない海外バイナリーオプションでなら、現在でも短期取引をすることができます

インターネットやSNSでも、海外バイナリーオプションに関する情報が国内バイナリーオプションよりも多く存在していますよ。

ですが、「海外ゆえ」のトラブルには注意しなくてはなりません。


5.1 海外業者によるトラブル

海外業者は国内ではできない短期取引ができる場として人気があります

ですが、2020年以降も「出金拒否」などのトラブルが発生しており、利益をあげても大切な資金が手元に戻ってこない可能性があります。


5.2 海外業者を利用したトラブル

海外業者を利用した詐欺トラブルも発生しています

必勝法」や「自動売買」など楽に稼げるようなうたい文句を使い、取引毎に紹介者に報酬が入る海外業者の口座を開設させる手口です。

大学生が狙われるケースが多くあるようですが、「バイナリーオプションで勝ちたい」と思っている全ての人が被害者になる可能性を持っていますし、甘い言葉には誰もが心踊ることでしょう。

期待が大きくなった時こそ、冷静に一呼吸入れて考えてみるのが大切ですよね。


6. 国内バイナリーオプションではもう稼げないのか

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話を国内バイナリーオプションに戻しますが、規制によって国内ではもう稼げないのでしょうかと疑問に思うかもしれません

結論としては、国内バイナリーオプションで稼いでいる人はいます

バイナリーオプションを扱う会社では毎月「月次報告」を発表していますので、数値で現状をみていきましょう。

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GMOクリック証券「外為オプション」月次実績



2020年は、取引口座全体に対して毎月2割強の人がプラスで終えています

規制が導入された2013年11月以前に比べるとプラスで終える人が数なくなっていますが、依然として勝てている人がいます。

株では9割の人が負けていると言いますから、取り組み方次第ではバイナリーオプションを勝てる投資にできそうですね。

バイナリーオプションを始めるのに国内か海外か迷ったら、上記でご紹介した出金拒否や詐欺トラブルに巻き込まれないためにも、国内で始めるのがおすすめですよ。


7. 国内バイナリーオプションのおすすめ2社

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国内バイナリーオプションのおすすめ2社をご紹介しますね。

「取引タイプ」「通貨ペア」「取引画面」「分析ツール」の観点で評価をおこない、初心者にも使いやすい業者をピックアップしました

2社ともGMOフィナンシャルホールディングス株式会社の子会社が運営していますので、大手の信頼感がありますね。


7.1 GMOクリック証券「外為オプション」

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総合評価取引タイプ通貨ペア取引画面分析ツール詳細
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️レビュー記事

【総合評価】
操作性、デザイン性ともにバイナリーオプションはじめての人に寄り添った設計となていました。分析ツールをデモトレードで検証できない点は残念でしたが、取引ルールや手順の確認をするのには十分といえそうです。



7.2 FXプライムbyGMO「選べる外為オプション」

BO選べる外為02
総合評価取引タイプ通貨ペア取引画面分析ツール詳細
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️レビュー記事


【総合評価】
画面の見た目はシンプルで取引手順もわかりやすく、バイナリーオプションがはじめての人に寄り添った設計となていました
一部の分析ツールをデモトレードで検証できない点は残念でしたが、バイナリーオプションのルールや取引手順の確認をするのには十分な使い勝手でした。




8. まとめ

バイナリーまとめ

バイナリーオプションの規制内容をおさらいしていきましょう。


バイナリーオプションの規制4つ

・短期取引禁止
・倍率変動制
・買値と売値の表示
・総取り禁止



規制導入の影響は業界への打撃にはなりましたが、2020年現在、国内バイナリーオプションでは全体の2割強のトレーダーが利益をあげています

短期売買のできる海外業者も魅力的に見えるかもしれませんが、トラブルを考慮すると、国内での取引がおすすめですよ。

この記事のライター

たなかの写真

たなか

1988年埼玉県生まれ。兼業でFXを始めるも、トータル300万円の損を出して退場。それでも嫌いになれないFXで、起死回生を目論んでいます。99の失敗する方法を見つけた私は100回目で成功するのか。。。