FXでの借金経験を経て、取り組みを学び直し。FXとバイナリーオプションで堅実な利益をあげるために猛勉強中のライター
バイナリーオプションは他の投資に比べてリスクが大きいのではないか、どのようなリスクに注意すればいいのか、気になりますよね。
バイナリーオプションのリスクを抑える2つの方法を理解すれば、安全にバイナリーオプション取引を始められますよ。
記事内では、バイナリーオプション自体に潜むリスクを解説し、そのリスクを抑える具体的な手順を説明します。
はじめに、FXと株と比較しながら、バイナリーオプションのリスクを確認しましょう。
目次
「レバレッジ」「資金」「損失」の観点から、バイナリーオプションのリスクをFXと比較します。
FX | バイナリー オプション | |
---|---|---|
レバレッジリスク | × 25倍 | ○ なし |
資金消失リスク | ▲ スワップあり | × 二択での短期取引 |
最大損失量 | × 追証あり | ○ 賭け金のみ |
※ × リスク大、▲ リスク中、○ リスク小
・【レバレッジリスク】
FXでは証拠金を元に、手元の資金の数倍の金額を取引できるレバレッジ取引ができます。
レバレッジを利用すれば、利益を拡大させることができますが、同じだけの損失を被るリスクも同時に背負うことになるのです。
対して、バイナリーオプションにはレバレッジが存在しないため、レバレッジに対するリスクはありません。
・【資金消失リスク】
FXでは上記のようにレバレッジを利用することでリスクが高まりますが、保有によるメリットもあります。
スワップと呼ばれる通貨の金利差によって発生する利益のことで、保有し続ければ日付が変わる毎にスワップが付与されます。
FXでは上がるか・下がるかだけでない、定期的な収入を得ることができるのです。
一方バイナリーオプションは上がるか・下がるかを選ぶだけ、2時間後には勝敗が決まるシンプルな仕組みです。
スワップのような仕組みはないので、勝負に負ければ賭け金全てを失ってしまうリスクがあります。
感情に任せて無理なトレードを続ければ、賭け金だけでなく全ての資金を失いかねません。
・【最大損失量】
FXでは証拠金を元に取引をするので、取引による損失が膨らみ必要な証拠金が失われると「追証」が発生します。
追証とは追加証拠金の略で、資金を追加で入金しなければ強制的に決済されてしまう、いわば借金のようなルールです。
このルールにより、用意した資金以上のマイナスになる恐れがあるのです。
バイナリーオプションにはレバレッジがないので追証も有りません。
また、取引時間も2〜3時間で強制的に決済されるので、自分で決済を決断するまで損失が延々と増え続けることもありません。
2時間後に自動決済されるバイナリーオプションでは、FXと比べると損失拡大のリスクを抑えられます。
バイナリーオプションにはFXと同様に損失を被るリスクや資金を失うリスクがありますが、取引ごとの損失が限定されている点においてFXよりリスクが小さい投資と言えます。
前項を踏まえて、バイナリーオプション自体に潜むリスクをみていきます。
バイナリーオプションの性質上、ギャンブル性の高さがリスクになります。
理由としては、2〜3時間の短期間で勝敗がつく仕組みになっているからです。
決済するまで損失が増え続けるといったことはないのでFXに比べるとリスクは小さいですが、見落とすことはできません。
勝っても負けても次の取引ですぐに新たなチャレンジができるので、なかなかキリの良いところでやめる判断ができなくなることもあります。
人は感情を揺さぶられるほど冷静な判断ができなくなるので、事前に自分を抑えるためのルールを設定するなど対策をしておかないと、資金が尽きるまでいつまでも取引を続けてしまいます。
バイナリーオプションは上がるか・下がるかを選びクリックするだけで、2〜3時間後に数千円や数万円の利益を獲得できる単純かつ資金を増やしやすい仕組みです。
ですが、短期間で数万円を稼げる反面、同じ額もしくはそれ以上の金額を損することもあります。
絶好のチャンスと思えるポイントで取引したとしても、2連続負け・3連続負けを被る可能性が十分にある世界です。
負ける取引があったとしても、取引全体では利益が残るようにトレードするのが一般的ですが、「すぐに取り返したい」という焦りや葛藤と戦いながらの取引もなるため、尋常でない疲れを感じるかもしれません。
心理的な負担から解放されるために、一発逆転の取引をして大損してしまうトレーダーも大勢います。
取引のシンプルさゆえの落とし穴がバイナリーオプションにはあります。
バイナリーオプションのリスクは、取引の仕組みによって発生する心的プレッシャーが原因です。
「資金管理」と「取引」にルールを設定して、感情に揺さぶられないための工夫をしましょう。
資金管理とは、損失を被っても冷静な判断ができるよう投資金を調整することです。
資金管理についてのルールを設定して、無理なトレードを減らしましょう。
一つの例として、「3%ルール」があります。
損失上限額を投資金の3%までに抑えることを指しています。
50万円の資金であれば1万5千円が損失上限額になり、取引の損失が1万5千円に到達してしまった際には取引を一旦停止して、冷静さを取り戻すための休息時間を作ります。
冷静さを取り戻すことができれば「取り返したい・一発逆転したい」といった無理なトレードに繋がる感情を抑えられるので、落ち着いて新たな取引チャンスを探すことができますよ。
取引ルールとは、エントリーする際の根拠を相場の流れから見つけ出すものです。
相場を根拠にエントリーすることで、「取り返したい」「せめてプラスで終わりたい」といった感情に任せた取引を防ぎます。
相場を根拠にした取引ルールを作るために、テクニカル分析を利用しましょう。
テクニカル分析とは、チャート上に表示された値動きを分析し、相場の状況を把握することです。
パターンや指標を利用して、今後の動きを予想します。
例えばテクニカル分析の一つである「三角持ち合い」を利用する場合、値動きが三角形を描くまでは取引せず、相場の動き出しをひたすら待つことになります。
チャンスに狙いを定めることで取引の無駄撃ちが減り、資金を失うリスクを抑えられますよ。
テクニカル分析については「チャート分析の記事一覧」を参考にしてみてください。
上記2つのリスク対策をご紹介しましたが、すぐに利益を積み重ねられるルールを作成することは難しいです。
取引の振り返りを継続的に行い、少しずつ精度を高めていきましょう。
「バイナリーオプションで勝つための勉強手順を徹底解説」にて取引の振り返り手順を細かく解説しています。
ギャンブルトレードをして資金を短期間で失わないように、コツコツ地道に利益を積み重ねてくださいね。
初心者にも取引を始めやすいバイナリーオプションを提供している会社を2社ご紹介しますね。
「外為オプション」はFX取引高国内一を8年連続で獲得してきたGMOクリック証券が提供するバイナリーオプションです。
バイナリーオプションを初めて取引する人でも使いやすいよう、直感的な操作ができるように取引画面がデザインされています。
また、口座開設者が無料で使える高機能ツール「プラチナチャートプラス」は60種類以上の分析ツールを搭載しているので、初心者からプロトレーダーまで満足できる取引環境を提供しています。
「どの会社でバイナリーオプションを始めたら良いかわからない」という場合は、『まずは外為オプション』と強くおすすめできる会社です。
「選べる外為オプション」はFXプライムbyGMOが提供するバイナリーオプションで、親会社が同じGMOクリック証券の「外為オプション」と近いデザインの取引ツールを利用できます。
取引ツールは為替取引をしているとは思えないほどポップなデザインで無機質さを感じさせないため、初心者にも分かりやすい設計となっています。
外為オプションとの違いは、値動きを予測してくれる分析ツール「パッと見テクニカル」を使えること、取引時間帯が異なることです。
【取引時間帯の違い】
・選べる外為オプション ー 8:00-10:00、10:00-12:00、12:00-14:00…
・外為オプション ー 8:00-11:00、10:00-13:00、12:00-15:00…
取引機会を増やしたい方には、「外為オプション」と並行して利用するのがオススメです。
相場を観察しながらルールを練り、損失と向き合いながら取引を続けるのはなかなか根気がいる作業になりますが、大切なお金を短期間で失わないためには大切なことです。
ぜひ自分だけの勝てる取引ルールを身につけて、利益を積み重ねてくださいね。
たなか
1988年埼玉県生まれ。兼業でFXを始めるも、トータル300万円の損を出して退場。それでも嫌いになれないFXで、起死回生を目論んでいます。99の失敗する方法を見つけた私は100回目で成功するのか。。。
Blog
研究所でオススメの記事