FXでの借金経験を経て、取り組みを学び直し。FXとバイナリーオプションで堅実な利益をあげるために猛勉強中のライター
「画面を開いて見たものの、使い方がわからない」と疑問に思いますよね。
これから取引ツールと分析ツールの使い方を1つひとつ画像付きで説明するので、もう使い方で悩まなくなりますよ。
また、他社比較で使い勝手を検証して、IG証券バイナリーオプションが中級者以上のトレーダー向けの理由も解説しますね。
この記事を読むと、IG証券バイナリーオプションの取引ツールの使い方・あなたに向いたツールかどうかが分かります。
IG証券の取引ツールが向いている人
IG証券の取引ツールが向いていない人
目次
・1974年設立、世界19万人が利用するIGグループ
・FX以外でもバイナリーオプション取引が可能
・豊富なチャート分析ツール
・1974年設立、世界19万人が利用するIGグループ
親会社であるイギリスのIGグループは15ヵ国、19万人のユーザーを擁する企業です。
17,000以上の豊富な金融商品を扱い、日本ではノックアウト・オプションを扱う国内唯一の会社として話題になっています。
・FX以外でもバイナリーオプション取引が可能
IG証券では、FX以外にも株式指数、金や原油などもバイナリーオプション取引が可能です。
選択の幅を広げてくれるのがIG証券の特徴といえるのかもしれません。
・豊富なチャート分析ツール
FXのバイナリーオプションではテクニカル分析ツール30種類、描画ツール19種類と豊富なツールが用意されています。
Mt4/MT5に引けを取らない充実のツールですので、iG証券のツールのみで分析から取引まで、ワンストップでできそうですね。
IG証券のバイナリーオプションはラダー取引のみとなっています。
取引手順を確認していきましょう。
メニュー画面から「バイナリー」を選択します。
USD/JPYの取引は「2時間」と「当日」のなかから選べるので、まずは「2時間」をクリックしてチャートを表示させましょう。
右上の「マイページへ追加」ボタンをクリックすると、取引画面に追加されるので見やすくなりますよ。
実際の取引は3ステップで実行します。
【取引手順】
①目標価格を選択
②ロット数を選択
③「注文確定」をクリック
目標価格とロット数を選択すると、最大利益と最大損失額が表示されます。
資金量を調整したい時に、ひと目でリスク・リワードを知れるのが便利です。
保有ポジションの約定レートや損益を確認できます。
注文時に最大利益と最大損失を確認しましたが、判定時間前であれば早めの損切り、利益確定の決済も行えます。
判定時間ギリギリで負けに転じてしまうと、最大損失となってしまいますから、途中決済も使いこなせるようになりたいところですね。
メニューの「履歴」からは直前のトレード履歴を確認できます。
「すべての履歴を見る」をクリックすれば、過去にさかのぼって履歴を表示します。
バイナリーオプションではアラート設定はありません。
ただし、FX等ではレートやテクニカル指標に通知設定ができます。
「おすすめ記事」では、自身の取引履歴から関連したニュースを自動で選別してくれる、面白い機能がついています。
もちろん、FXや株などジャンルに絞ったニュースのみを確認するのもOKです。
経済カレンダーはIG証券公式サイトの該当ページが表示されます。
1年先の予定まで確認でき、国ごとや相場影響度で絞りこみ機能が付いています。
取引画面はシンプルな色合いで見やすいですが、損益がポイント制であったり表示が分かりにくい点があります。
また、バイナリーオプションの取引画面に到達するまでに手順を踏む必要がある点など、簡単に取引をするためのカスタマイズをしなければならない点は、初心者にはハードルが高く感じられます。
IG証券でバイナリーオプションでは、1つの画面で取引と相場分析が可能です。
他社のように新たに別のツールを起動するなどの手間がありません。
・IG証券 バイナリー
・(IG証券 モバイル)
分析ツールはチャート上のメニューアイコンから選択します。
時間足の設定を行います。
為替の動きをそのまま表示するTickチャートから月足まで、17段階で細かく設定できます。
横軸の期間を1日から最長5年まで設定します。
「1日」の期間を設定すると、自動的にロウソク足は15分に変更されます。
画面は1画面から4画面表示まで調整可能となっています。
複数画面を表示しても、クリック一つで1画面に戻せますのでカンタンです。
テクニカルインジケーターは30種類の中から選択でき、数値も自在に変更可能です。
【種類】
アルーン、アベレージ・トゥルー・レンジ(ATR)、オーサム・オシレーター、ボリンジャー・バンド、ボリンジャーバンド幅、ボリンジャー %B、チャイキン・ボラティリティ、商品チャネル指数、デトレンディッド・プライス・オシレーター、ディレクショナル・ムーブメント、ドンチャン・チャネル、指数平滑移動平均(EMA)、EOM(EMV)、一目均衡表、KDJ、ケルトナー・チャネル、MACD、モメンタム、マネーフローインデックス、移動平均、パラボリックSAR、ピボット・ポイント、変化率、RSI、標準偏差、ストキャスティクス、出来高、出来高加重移動平均線、加重移動平均(WMA)、ウィリアムズ%R
描画ツールは19種類の中から選択します。
チャート分析では定番のMT4ではテクニカルインジケーターが30種類、描画ツールが25種類ほどとなっていますので、豊富さは申し分ないですね。
【種類】
矢印、チャネル、エリオット波動(1波、2波、3波、4波、5波)、エリオット波動(A波、B波、C波)、フィボナッチ・リトレースメント、フィボナッチ・エクステンション、ギャン・ファン、ギャン・ライン、ヘッド・アンド・ショルダー、水平線、計測ツール、オーバル、ピッチフォーク、ポイントライン、レクタングル、テキスト、トレンドライン、トライアングル、垂直線
チャート上に表示したテクニカルツールは表示・非表示を自由に調整できます。
削除するほどでもないけど少し消してすぐにまた表示したい時には便利な機能ですね。
ロウソク足や平均足、現在価格の表示方法など、チャートの基本表示設定を変更します。
トレード中級者には嬉しい機能が豊富にありますが、バイナリーオプションはじめての人には操作やツールに慣れるのに時間がかかりそうです。
MT4(MT5)と遜色ない、豊富な分析ツールがそろっています。相場を細かく分析しながら絶好のタイミングで取引したい人には十分すぎるでしょう。
IG証券はブラウザとアプリで取引できるモバイルツールを用意しています。
FXや株式、その他の取引はできるのですが、スマホではバイナリーオプションを取引できません。
※IG証券サポートにて確認済み
IG証券バイナリーオプションのツールの評価をまとめます。
取引ツール | 分析ツール | スマホツール |
---|---|---|
IG証券 バイナリー | IG証券 バイナリー | IG証券 モバイル |
★ | ★★ | ー |
関連ニュースや株価、他商品の情報も同時に取得したい場合は、自由なカスタムがメリット。 他社のような見やすい色分けがされているわけではないので、慣れるのには時間がかかる。 | 取引と分析が1つの画面でできるので、他社のような別ツールを立ち上げる手間はない。 MT4(MT5)と遜色ない機能を揃えているのが、初心者には操作しづらい。 | ー |
取引ツール・分析ツール共にカスタマイズ性に富んでいるため中級者向けと言えます。
バイナリーオプションの取引画面にたどり着くだけでも手順が必要なので、初心者は難しい印象を与えます。
ですが、MT4(MT5)と遜色ない分析ツールですので、取引に慣れてきてより詳細な分析をしたい中級以上のトレーダーは満足できますよ。
国内バイナリーオプション5社を、取引ツール・分析ツール・スマホツールの観点で比較しました。
取引ツール | 分析ツール | スマホツール | ||
---|---|---|---|---|
GMOクリック証券 「外為オプション」 | ★★★ | ★★★ | ★★★ | レビュー記事 |
プライムFXbyGMO 「選べる外為オプション」 | ★★★ | ★★★ | ★★★ | レビュー記事 |
YJFX! 「オプトレ!」 | ★★★ | ★★ | ★★ | レビュー記事 |
外為どっとコム 「外貨ネクストバイナリー 」 | ★★ | ★★ | ★★ | レビュー記事 |
IG証券 「バイナリー 」 | ★ | ★★ | ー | レビュー記事 |
国内5社でツールの使い勝手を比較したところ、IG証券は最下位の評価となりました。
取引ツールの使い勝手の手間とスマホツールでの取引不可の点が原因です。
ただ、分析ツールの機能は充実しており、FX以外でもバイナリーオプションができるのはIG証券のみなので、多彩な取引をしたい場合は試してみる価値はありそうです。
IG証券の取引ツールは手間が多いので、初めてバイナリーオプションをする人には向いていません。
スマホでの取引もできないため、スマホでの取引も組み合わせたい場合は他社利用になりそうですね。
ですが、月次実績では損失口座の割合が少ない会社として他社比較で上位にくるので、ツールに抵抗が少ない中級者には一見の価値ありです。
IG証券の取引ツールが向いている人
IG証券の取引ツールが向いていない人
たなか
1988年埼玉県生まれ。兼業でFXを始めるも、トータル300万円の損を出して退場。諦めきれず、FXへの取り組み方を一から見直し、ギャンブルでなく堅実なトレードができるよう猛勉強中。これからFXを始める人が自分と同じような経験をされないよう、自戒も込めて、有益な記事となるよう執筆していきます。
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