FXでの借金経験を経て、取り組みを学び直し。FXとバイナリーオプションで堅実な利益をあげるために猛勉強中のライター
おすすめな取引時間が分かれば、そこだけで取引するのに。。。と思いますよね。
「バイナリーオプション取引が危険な時間帯・おすすめな時間帯」を読めば、時間を絞った取引ができますよ。
なぜなら、私も危険な時間帯を避けることで、いつ取引すればいいのか分からないという悩みを払拭できたからです。
目次
国内バイナリーオプション6社の取引時間を比較しています。
各社おおむね、平日は月曜午前8時ごろから取引が開始され、土曜日早朝の午前6時ごろが最終取引時間となっています。
自分に合った取引時間を見つける際に、覚えておきたい基礎用語が4つあります。
・トレンド相場とレンジ相場
・順張りと逆張り
簡単に解説していきますね。
為替相場は予測不能な動きをしているように見えますが、大きく2つに分けられます。
それがトレンド相場とレンジ相場です。
トレンド相場は一方向に一定期間動いて行く相場のことを指し、上がる相場は上昇トレンド、下がる相場は下降トレンドと呼ばれます。
また、方向が定まらず、一定の値幅で上下に反発を繰り返す相場を、レンジ相場と呼びます。
トレンドかレンジかの相場を把握することは、後述する取引手法を選ぶ際に重要な役割を果たしますよ。
順張り・逆張りとは取引手法の呼び名で、相場の状況に合わせてより有利な取引をするための考え方です。
順張りとは、相場の流れに沿って取引をする方法で、一方向に流れのあるトレンド相場と相性が良いです。
また、逆張りは、相場の流れに反発する取引方法で、反発を繰り返しやすいレンジ相場と相性の良い組み合わせとなっています。
まずは市場の全体をみていきましょう。
バイナリーオプションは平日24時間取引ができますが、開いている市場ごとに値動きのクセなど特徴が異なることを知っておくべきだからです。
・オセアニア市場
・日本市場
・ロンドン市場
・ニューヨーク市場
大きく4つに分けて、それぞれ解説しますね。
午前6時(日本時間)、オーストラリアやニュージーランドの市場から1日が始まります。
市場参加者が少なく、落ち着いた値動きをしているのが特徴です。
ですが、月曜朝であれば週末のニュースの影響を受けやすく、経済指標の発表により突発的な激しい値動きも見受けられるため、初心者の取引はおすすめできない時間帯です。
午前9時(日本時間)、日本市場がオープンします。
市場参加者は増えますが、欧米の市場に比べるとまだ緩やかな値動きが続く時間帯です。
レンジ相場が主となっている市場のため、逆張りが得意なトレーダーにおすすめです。
もちろん、延々とレンジ相場が続くことはないので注意は必要ですよ。
「ゴトウ日」(0と5の付く日)は決済などで企業取引が増えるため、強いトレンドが発生することもあるからです。
16時(日本時間)からはロンドンを中心に欧州からの参加者が増え、値動きが活発化してきます。
取引量が増えるとトレンドも発生しやすいため、順張り取引が有利な市場ではありますが、市場開始の直後は経済ニュースの発表などで相場が乱高下する可能性が高いため、少し様子をみた方が良いですよ。
19時頃には欧州の午前中の取引が終わるので、以降は緩やかな動きになり取引がしやすくなります。
21時(日本時間)になるとニューヨーク市場が開き、1日の値動きが一番盛んなタイミングに突入します。
強いトレンドが発生しやすい時間帯でもあるので、順張りでの取引がおすすめです。
ただし、この時間帯には「米雇用統計」と呼ばれる、世界でもっとも注目される経済ニュースの発表があるので、経済スケジュールの確認は欠かせません。
米雇用統計は毎月第1金曜日の21時30分(夏時間)と決まっていますが、米国の市場では他にも多くの重要ニュースが存在します。
経済スケジュールを確認し、重要発表の時間帯は避け、できるだけ小リスクで取引できるポイントを探しましょう。
市場ごとの特徴を確認したところで、取引を控えるべき時間帯をみていきましょう。
以下の3つの時間帯は、取引するにはリスクが大きく、ギャンブルトレードになりかねないですよ。
なぜなら、テクニカル分析で予測できる範疇を超えた、予想だにしない値動きが発生する可能性があるからです。
・市場が開く前後30分
・米雇用統計
・その他重要指標発表時
世界の各市場が開く前後30分の時間帯は、取引を控えた方が良いですよ。
なぜなら、新しい市場参加者による取引が開始され、値動きが荒れる傾向にあるからです。
主要な市場が開かれる時間を下記に記載しておきますね。
【市場が開かれる時間】
・オセアニア市場ー午前6時(日本時間)
・日本市場ー午前9時(日本時間)
・ロンドン市場ー17時(日本時間)
・ニューヨーク市場ー21時(日本時間)
米雇用統計が発表される際は、取引を控えましょう。
世界中のトレーダーが注目をしており、発表前から相場が乱高下し、一気に損を膨らませる可能性もあるからです。
米雇用統計は毎月第1金曜日の21時30分(夏時間)に発表がありますが、予期せぬ損失を出さないためにも、その日は一日取引を控えてもいいのかもしれません。
重要な経済ニュースは「米雇用統計」だけではありません。
経済カレンダーを確認し、重要度の高い発表が控えているときは取引自体をやめてしまいましょう。
経済カレンダーはFX会社提供の取引ツールで確認することができますよ。
「バイナリーオプション取引が危険な時間帯」を避けると、取引におすすめの時間帯は以下のように絞られます。
・10時から14時
・19時から21時
・22時から26時
ポイントは「市場が開くタイミングではない」かつ「指標発表が少ない」ことです。
取引時間を絞った上でどのように取引をするのが良いか、それぞれ解説していきますね。
東京市場では市場開始のタイミングと指標発表を避けると、おすすめの時間帯は10時から14時となります。
東京時間は比較的値動きが緩やかなため、「レンジ相場で逆張り」が取引方法として適していますよ。
逆張り手法については、下記の記事でより詳しく解説しています。
・「バイナリーオプションの逆張り手法で勝つためのインジケーター3つ」
ロンドン市場での取引でおすすめの時間帯は、19時から21時です。
ロンドン市場は全世界の取引量の約4割を占めています。
市場参加者が多い分、強い方向性が生まれやすくなるので、取引方法としては「トレンド相場で順張り」が適していますよ。
ニューヨーク市場で取引しやすい時間は、22時から26時です。
ニューヨーク市場はロンドン市場に次ぐ取引量を誇っています。
こちらもトレンドが発生しやすい時間帯ではありますが、21時から22時の間に指標発表が重なるケースがありますので、ひと段落した22時以降であれば「トレンド相場で順張り」の取引がしやすくなりますよ。
順張り手法については、下記の記事でより詳しく解説していますので参考にしてみてくださいね。
・「バイナリーオプション順張りが効果的な相場とおすすめインジケーター」
取引時間について、注意点が2つありますので確認しましょう。
・各国の休日
・夏時間と冬時間
休日は市場参加者が減るため為替に動きがなかったり、逆に突発的な動きをすることがあるので注意が必要です。
取引する通貨を扱う国(例:ポンドなら英国)、取引する市場の休日は定期的に確認しておきましょう。
各国の休日については下記の情報が参考になりますよ。
FXではアメリカのサマータイムに合わせて夏時間と冬時間が設定されており、指標発表のスケジュールが変更されるので注意が必要です。
米雇用統計を例にすると、夏時間の発表は21時30分、冬時間の発表は22時30分といった具合です。
アメリカでの夏時間は3月第2日曜日から、冬時間は11月第1日曜日からとなっているので目安にはなりますが、各国で切り替え時期がマチマチになっているのが現状です。
FX会社はそのあたりの調整をしながら情報提供してくれるので、基本的には各社提供の取引ツールの「経済カレンダー」を確認すれば問題ありません。
「バイナリーオプションの市場ごとの取引時間と特徴」を確認しておけば、危険な時間帯を避けられますので、いつ取引すればいいのか分からないという悩みを払拭できますよ。
・市場が開く前後30分
・米雇用統計
・その他重要指標発表時
・10時から14時
・19時から21時
・22時から26時
慣れないうちは「面倒」と感じるかもしれませんが、大切なお金を過大なリスクにさらさないためにも、比較的穏やかな相場で利益を積み上げていってくださいね。
たなか
1988年埼玉県生まれ。兼業でFXを始めるも、トータル300万円の損を出して退場。諦めきれず、FXへの取り組み方を一から見直し、ギャンブルでなく堅実なトレードができるよう猛勉強中。これからFXを始める人が自分と同じような経験をされないよう、自戒も込めて、有益な記事となるよう執筆していきます。