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2021.07.02 2021.04.17

FXで勝つための3つの法則とは?これが成功するための唯一の方法!【FX取り組み方②】

この記事で学べること

  • トレードで絶対に守るべき三原則「エントリーの根拠」、「損切りの徹底」、「資金管理の徹底」の概要
  • わかりやすいケーススタディを用いた三原則の使い方
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この記事のライター 山口 遼平

プロトレーダーに師事を仰ぐ兼業トレーダー。当サイトでは、プロの成功体験から得たノウハウを『FXで勝つための心得』として発信している。

前回FXの取り組み方①では、FXとの向き合い方について解説しました。
次はFXで前記事でも触れた、継続的に勝ち続けるために必須の法則、トレード三原則をご紹介します。

トレード三原則とは下記の3つのことです。

1.エントリーの根拠を持つ
2.損切りを徹底する
3.資金管理を徹底する

トレードスタイルや取引時間帯などは、各トレーダーのライフスタイルが異なるため、それぞれに合ったものを選ぶ必要があります。つまり、全てのトレーダー共通の正解はありません。

しかし、どのライフスタイルでも共通してやらなければならないのがこのトレード三原則です。

この3つは仕事の昼休み、家事の隙間時間、移動時間、どの時間であろうと、ビジネスとしてFXをやるのであれば必ずやらなければならない必須項目です。

これをやらずにトレードすることは、そのトレードはギャンブルと言っても過言ではありません。

本記事では、これら3つ必須項目の概要とケーススタディによる使い方を解説します。
大袈裟かもしれませんが、この3つさえ守ればFXの世界で長く生き残ることができます。必ず理解して実践してみてください。

1. トレード三原則の概要

取り組み方②-1

最初にトレード三原則の具体的な内容を理解していただくために、その概要をそれぞれ解説します。

具体的な使い方は後述するケーススタディで解説しますので、まずは概要だけ理解してください。

1.1. エントリーの根拠を持つとは?

トレードで一番最初に決めなければならないのが、このエントリーの根拠です。

FXで根拠を決める手段は大きく二つしかありません。テクニカル分析とファンダメンタル分析です。それぞれどういった分析なのか、おさらいも兼ねて解説します。

1.1.1. テクニカル分析でエントリーの根拠を決める

テクニカル分析であれば、下のイメージのようにチャートパターン 及び インジケーターから未来の動きを予測します。

このようなテクニカル分析に基づいた相場予測は、立派なエントリーの根拠になります。

1.1.2 ファンダメンタルズ分析でエントリーの根拠を決める

ファンダメンタルズ分析は、世界中のファンダメンタルズ要因を元に今後の相場を予測します。

ファンダメンタルズ要因には、以下のようなものがあります。

トレーダーたちはこれら世界規模のイベントにアンテナを張り、今後の為替の動きを分析しています。

この様にテクニカル・ファンダメンタルズ分析をして、未来の為替が上がる or 下がるかを予測します。

そして、この「予測」していることが次の損切りラインを決める要となります。

1.2. 損切りを徹底するために

FXは感情が入り込むと失敗しやすい投資です。そのためロボットの様に感情に左右されない客観的なトレードが理想的です。それを実現するためには、損切りするラインをエントリー前に決めておくことです。

では、どの様に損切りラインを決めるのか。その手助けをしてくれるのが、前述したエントリーの根拠です。

根拠見つけるということは、今後の相場の流れを予測しています。仮に相場が予測と違った動きをした場合「その予測が間違っていた」という判断ができます。根拠がないとそもそも間違っていることすら判断できないため、ずるずるとポジションをキープして最終的に損益拡大につながります。

このようにエントリーの根拠があると、予測がハズレたら損切りと機械的に行動でき、損失拡大を防ぐこができます。

つまり、具体的に許容できる損失幅を〇〇pipsまでと予め決めてしまえば、そのレートに到達したらロボットの様に損切りできるようになります。

これが損切りラインを決める方法です。次は資金管理の徹底ですが、この時決めた許容できる損失幅(pips)が密接に関係します。

1.3. 資金管理を徹底するために

資金管理を徹底するために大事なことは大負けしないこと。つまり、1取引あたりの損失許容額を予め決めることです。

では、初心者は1取引あたりの損失許容額をどのように決めれば良いでしょうか。

結論から言ってしまうと、1取引あたりの損失許容額は一般的に全投資金額の”2%”です。

2%の理由は、仮に全ての投資で損失しても最低50回のトレードでき、破産する確率も低く安定して取引ができるためです。

FXトレードで安定したメンタルはとても重要です。初心者のうちは大きすぎず小さすぎない金額である2%を損失許容額として経験を積みましょう。

この損失許容額が決まったら、最後に取引通貨量(投資金額)を決めます。ここで登場するのが前述した損益幅(pips)です。

損失許容額と損失pipsで、このトレードで扱う取引通貨量、つまり投資金額が導かれます。

計算式は以下となります。

1トレードあたりの取引通貨量を決める計算式

1トレードの損失許容額(円) ÷ 損失許容pips(円換算) = 取引通貨量(投資金額)

突然計算式が出てきて混乱してたかと思いますが、詳しくは後述するケーススタディで解説します。ここでは、取引通貨量(投資金額)は、損失許容額と損失許容pipsが決まってから決めるということだけ覚えてください。

トレード三原則の概要まとめ

・未来の為替の値動きを予測するために、テクニカルとファンダメンタルズ分析を駆使してエントリーの根拠を持つ。

・損切りの徹底するために、予測が外れたら機械的に損切りできる様にする。

・資金管理を徹底するために、1トレードで扱う取引通貨量を決める。

2. 三原則はエントリー前に決める

取り組み方②-2

三原則の重要性は理解していただけたかと思います。次はこれらを決めるタイミングです。

ここまで読んでいただければ予想はできるかと思いますが、全てトレード前に決めることができます。むしろエントリー前に決めなければなりません。

なぜ、エントリー前に決める必要があるかというと

1.エントリーの根拠を持つ:根拠を持ってエントリーしているので、その根拠が間違っていることを判断できる。
2.損切りを徹底する:根拠がハズれた時の、損切りラインを予め決めているので迷うことなく損切りできる。
3.資金管理を徹底する:仮に損失しても許容できる金額に収まるように設定している。メンタルが安定する。

ここまでで、三原則の重要性を理解して頂けたかと思います。次からはいよいよケーススタディによる三原則の具体的な使い方です。

3. 3STEPでわかるトレード三原則の使い方【ケーススタディ】

取り組み方②-3

ここまで言葉の説明だけでしたので難しかったかもしれません。

今回の三原則はFXの中でも最重要事項と言えるテーマなので、しっかり理解していただきたい。

ということで、ケーススタディ形式で更に具体的に解説していきたいと思います。

まず今回のケーススタディにおける前提条件を下記とします。

【前提条件】
通貨ペア:米ドル/円
全投資予算:100万円
1トレードの損失許容額:全投資予算の2%(100万円 × 0.02 = 2万円)

3.1. 【STEP1】エントリーラインを決めよう

トレードで最初に決めなければならないのは「エントリーの根拠」です。その探し方をケーススタディでみていきましょう。

エントリーの根拠探しは、「△△分析で、〇〇という結果がでたから、◇◇タイミングでエントリーしよう」という結論に持っていかなければなりません。

それでは△△、〇〇と◇◇の部分をどのように決めるかを解説します。今回は視覚的にわかりやすいチャート分析を例にみていきましょう。

まずは、チャート画面を確認しましょう。

当サイトのチャート分析シリーズを読んでいる人は、このチャートをみてピンッと来たと思います。

そうです。三角保ち合いのパターンですね。

三角保ち合いは、サポートラインとレジスタンスラインで三角形を形成し、それぞれのラインが重なりブレイクすると、急騰しやすい。でしたね。

このケースでは、サポートラインが平行、レジスタンスラインが下降しているため、下降型の三角保ち合い、更に1度ブレイク済みの状態です。

このチャートパターンのセオリーは、「下降型三角保ち合いブレイク後の戻り目から、下降トレンドが発生する可能性がある」です。

次にチャート画面を見て今後の動きを予測してみましょう。

この分析結果から「戻り目のタイミングがエントリーポイント」となりました。

つまり「下降型三角保ち合いの分析で、ブレイク後の戻り目から下降トレンドの可能性があるという結果がでため、戻り目のタイミングでエントリーしよう」という結論になるわけです。

これでエントリーの根拠が決まりました。次に決めなければならないのが損切りラインです。

3.2. 【STEP2】損切りラインを決めよう

損切りラインとは、ズバリ「損失許容pips」のことです。その名の通り、「〇〇pipsの損失までは許容すること」を意味します。

つまり「〇〇pipsの損益が出たら損切りする」という損切りラインをエントリー前に決めることです。

1度ブレイク済みの下降型三角保ち合いの損切りラインは、ブレイクする直前のレジスタンスラインを目安にするのがセオリーです。

本ケースでの損切りラインは、目安となるエントリーラインから約15pips上昇したところです。もし、このラインに達したら問答無用の損切り。せっかくここまで決めたのに損切りできないなんてことないように、心を鬼にして損切りを執行してください。

初心者に損切りラインの損失pipsを設定するのは少し難しいかもしれません。適切な損益pipsは、エントリーの根拠によってマチマチなので、ある程度経験が必要です。

ただ安心していただきたいのが、どんなに大きな損益pipsを設定しても、次の取引通貨量をキチンと決めれば問題ありません。

3.3. 【STEP3】取引通貨量を決めよう

エントリーの根拠、損切りラインを決めたら最後の「1取引あたりの取引通貨量」を決めましょう。

なぜ決めなけばならないかというと、一回あたりの損失許容額を全投資予算の2%に抑えるため、つまり資金管理を徹底するためです。

1取引あたりの取引通貨量は、これまでに登場した数字を使って算出できますので安心してください。

このケーススタディの取引通貨量を算出するために必要な数字は

・全投資予算:1,000,000円
・1トレードの損失許容額:全投資予算の2% = 20,000円
 (一般的な1取引あたりの損失許容額である全投資予算の2%)
 ・損失許容pips:20pips(1米ドルあたり0.1円の損失)
  損切りラインを決める時に出した数値

計算式は以下です。

計算式

1トレードの損失許容額(円) ÷ (損失許容pips(円) ÷ 100) = 取引通貨量

本来なら取引通貨である米ドルに換算して計算すべきですが、決済通貨である円換算でも結果は同じであるため簡略化しています。ややこしいので深く考えず型として覚えてしましょう。

また、この計算式は米ドル/円とクロス円(日本円が決済通貨)の場合のみ成り立ちます。それ以外での通貨ペアでは使えないのでご注意ください。

それでは、今回のケーススタディの数値を当てはめてみましょう。

今回のケーススタディで扱う取引通貨量

20,000 (1トレードの損失許容額) ÷ (20(損失許容pips) ÷ 100) = 100,000通貨(取引通貨量)

この計算から導き出されることは「200,000通貨で取引した場合、10pipsの損失で損切りできれば、損失額は全投資予算の2%である20,000円に抑えられる。」です。

仮に損失許容pipsを100pipや1,000pipsに設定しても、この計算で算出された取引通貨量であれば、損失しても全投資金の2%しか失いません。

上級者になれば、自信のあるエントリーの根拠が来た場合は、損失許容額を全投資予算の5%に上げて効率よく利益をあげるテクニックを使っています。とはいえ、初心者は2%からはじめて慣れていきましょう。

3.4. 【総括】三原則は表裏一体

いかがだったでしょうか。

ケーススタディを用いたことで、三原則の使い方のイメージは理解できたかと思います。

このように「エントリーの根拠」、「損切りライン」、「取引通貨量」さえ決めてしまえば、あとは機械的に動くだけです。

正直、これだけ守ってさえいればFXの世界で長く生き残ることができますし、守ることが苦痛でなければあなたはFXとの相性が良いとも言えます。

そして、おわかり頂けたかと思いますが、この三原則は表裏一体。一つでも欠けてしまったら成り立ちません。

FXをギャンブルではなく、ビジネスとして取り組むために徹底していきましょう。

4.  まとめ

取り組み方②-4
  • トレード三原則の概要 【①エントリーの根拠】未来の為替の値動きを予測するために、エントリーの根拠を持つ。
  • 【②損切り】損切りの徹底するために、予測が外れたら機械的に損切りできる様にする。
  • 【③資金管理】資金管理を徹底するために、1トレードで扱う取引通貨量を決める。
  • トレード三原則は表裏一体である どれか一つでも欠けてしまうと成立しない運命共同体である。ケーススタディの様に実践しながら感覚を身につけましょう。

本記事で学んだトレード三原則に加えて、次の記事で紹介するトレード記録を組み合わせることで、更に合理的にトレードできるようになります。

トレード記録もFXで継続して利益をあげるためにとても重要な要素です。ぜひ理解して記録を取れる様になりましょう。

『FXの取り組み方シリーズ』は全3記事で構成されています。まとめて読みたい方はこちらからご覧ください。

この記事のライター

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山口 遼平

プロトレーダーに師事。その成功までの努力と労力の多さを知り『FXは楽して勝てない』ことを痛感。 当サイトでは、FXで勝つための心得を発信している。努力をすればFXで必ず勝てる。

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