2021.04.14

プロ直伝の心得!FXをビジネスとして取り組むための心構え【FXの取り組み方①】

この記事で学べること

  • プロが実践しているFXトレードの向き合い方(心得)
  • FXはギャンブルではなく投資(ビジネス)である
  • 初心者のおちいりやすい3つの失敗例とその対策
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この記事のライター 山口 遼平

プロトレーダーに師事を仰ぐ駆け出しトレーダー。当サイトでは、プロの成功体験から得たノウハウを『FXで勝つための心得』として発信している。

これまでFXの基本とチャート分析を学び、トレードをするための土台はできました。

ここからは、これからFXをはじめる全てのトレーダーに知ってもらいたいFXとの向き合い方である心得を解説します。

FXの基本は、どのFX解説サイトでも学ぶことができます。しかし、このFXとの向き合い方は、プロも実践している最重要事項であるにも関わらず解説しているサイトは少ないのが現状です。この向き合い方を理解し実行することが、FXで安定して利益をあげる方法と言っても過言ではありません。

結論を言ってしまうと、FXを投資(ビジネス)として合理的に取り組み、トレード三原則『エントリーの根拠を持つ・損切りを徹底する・資金管理を徹底する』を守ることがFXで成功する秘訣です。

まずは、本記事でFXに取り組むための心得を理解してください。

1. FXをビジネスとして取り組む

取り組み方①-1

あなたはFXをどの様に捉えていますか?副業としても人気で馴染みのあるFXですが、その 取り組み方次第でビジネスにもギャンブルにもなり得る危険な投資です。

まずは、ギャンブルとしてでなく、ビジネスとしてFXに取り組むための向き合い方を解説します。

1.1 FXはギャンブルではない

FXはギャンブルでなく投資です。宝くじなどのギャンブルは一か八かの要素が強く、勝敗を決するのは運です。しかし、投資はギャンブルとは違い、不動産投資でも、株式投資でも将来の動きを時間をかけて分析して利益を上げることができます。

つまり、FXも目標に向かって合理的に取り組むことができれば、継続して利益を上げることができるビジネスとも言えます。

合理的を噛み砕いていうと「効率的に目標に向かって進む」です。

多くのFX初心者は、その重要性をよく理解せずにトレードに挑み、FXの壁に跳ね返され2度と戻って来ません。

あなたが同じ道に進まないように、FXとの向き合い方をしっかり理解してください。

1.2 投資とは?

投資がビジネスとピンとこない人もいるかと思いますので、イメージしやすいようにカフェの起業を例に解説します。

どんなビジネスでも目的はお金を稼ぐことです。カフェを開く際も、必ずどのようにして利益を上げるか考えるはずです。

どの立地にすればお客がたくさん来るか?メニューはどうするか?価格はどうするか?どの年齢層・客層をターゲットにするか?

などなど、考えることは山ほどあります。お客が勝手に来ると思ってカフェ開く人はいません。

投資も同じでなんとなく始めて稼ぐことはできません。投資(FX)は取り組み方次第でギャンブルにもビジネスにもなることは理解してください。

では、FXがギャンブルになってしまうとどうなるのか。次の章で初心者の典型的な失敗例を紹介します。

ビジネスとして取り組むFXまとめ

・FXは効率的に目標に向かって進めば、継続的に利益をあげられるビジネスである。

・カフェを開業することと同じ様に、FXはなんとなく始めて稼ぐことはできない。

2. 初心者トレーダーの代表的な3つの失敗例

取り組み方①-2

今回は代表的な失敗例を見事に体現してしまった「Aさん」を例にみていきましょう。

3つの失敗には共通点あります。その共通点を探しながら読んでみてください。

2.1. 根拠のないエントリー『なんとなく上がりそう』

FXに興味があったサラリーマンAさん。FXは副業として人気があるようだったので、よく調べもせず軍資金10万円ではじめてみた。

やりながら覚えようと、とりあえず軍師金の10%である1万円で適当に買いエントリー。

いきなり、10pipsの勝利。

さっきは買いだったから次は売りでエントリー。

これまた20pipsの勝利。

これはいけると軍資金を全て注ぎ込み買いでエントリー。

しかし、為替は思惑とは逆に進み、これまでの利益を飲み込み含み損へ・・・

2.2. 損切りできない『損したくない』

含み損を抱えたAさん、「決済しなければ負けじゃない」とレートが上がることを祈り、ポジションをキープすることを決意。

しかし、為替は思い通りにならず下降トレンド、含み損はどんどん膨らんでいき、軍資金の10万円が9万円に。

最終的に相場は上がらないと判断し、遅い損切りを決行。とても悔しいAさん、次に取った行動は・・・

2.3. 負けを取り返す『プラマイゼロにしたい』

1万円を損失したAさん、「軽い気持ちではじめたのに1万円も損しちゃった。1万円あれば美味しい寿司が食べれたのに・・・」と、だんだん悔しさが溢れ、せめて負けた分は取り返したいとトレード再開。

「さっき下降トレンドっぽかったから、売りで入ろう。早く負けを取り戻すためにレバレッジも最大の25倍だ!」

しかし、Aさんの願いも虚しく相場は上昇トレンド、更に「決済しなければ負けじゃない」と損切りせずにどんどん含み損が増えていき、レバレッジ効果も働き結果軍資金の10万は消えてなくなりました・・・

2.4. 総括

かわいそうなAさんですが、3つともFX初心者がおちいりやすい典型的な失敗例です。同じ失敗をしないために、まずは3つの失敗の共通点を理解しましょう。

ポイントは、Aさんの行動を決めた要因です。

その要因は全て「感情」を最優先して行動していることです。

「相場が上がりそう」、「負けを認めたくない」、「負けを取り戻したい」

これらが合理的と言えるでしょうか。

合理的とは、効率的に目標に向かって進んでいくことです。感情を優先していては合理的なトレードは行えません。

しかし、逆にこの感情を制御することができれば、合理的なトレードに近づくことができます。

今回の失敗例の感情を排除した解決策をそれぞれ解説していきます。

初心者を失敗に陥れる代表的な3つの感情

・なんとなく上がりそう

・損したくない

・負けを取り戻したい

3. 失敗例に対する3つの解決策

取り組み方①-3

感情を制御することは、結果的に合理的なトレードを実現します。

先人の失敗を反面教師にして、はじめから合理的なトレードを目指しましょう。

3.1. エントリーの根拠を持つ

失敗例のAさんは自身の「上がりそう」という感情を根拠にエントリーしました。根拠には変わりありませんが、合理的と言えるでしょうか?

エントリーの根拠とは、然るべく分析によって創造されます。

突然ですが、あなたがもし起業するとしたら何を考えますか?

なんとなく成功すると思って起業はしないと思います。必ず、そのビジネスが成功するという根拠を持って起業するはずです。

FXも同じで、FXというビジネス(エントリー)を始める前に、利益を獲得できるという根拠を持つ必要があります。FXの世界で必要な根拠は「将来の相場が上がるのか、下がるのか?」とシンプルです。

先程のカフェ起業の例で言うと、この場所は人通りが多いから多くの顧客を見込める。若者が多い地域だから、インスタ映えするインテリアにしよう。などの成功するための分析し根拠を持ってからカフェ開くことを決心します。

FXも全く同じで、エントリー前に必ず根拠を持つことが大事です。根拠がないままエントリーすることは、それはギャンブルと言っても過言ではありません。

根拠がない時は、不用意なエントリーをしないよう心がけましょう。

3.2. 損切りを徹底する

人間には損失回避の法則(プロスペクト理論)という「損をしたくない」という心理が強く働きます。

そのため、文字通り損して切り上げる「損切り」に踏み込むことができないトレーダーはとても多いです。

今回のAさんも同様で、「損したくない」という感情が優先され、結果更に大きな損失を招いていました。

この解決策が、エントリー前に損切りするポイントを決めることです。

これには前述したエントリーの根拠が必須です。エントリーの根拠を決めると同時に、その予測がハズれた時の損切りポイントも決めてしまいます。予め損切りポイントを決めておけば、損切りするしないを考える必要がないのでとても効果的です。

カフェ経営も成功すると思っていた根拠がハズれたとわかったら、経営を続けるなんて決断はしません。FXも同じで予測した根拠がハズれたら、潔く損切りをすることが大事です。

残念ながらFXでは「損切りしなくてよかった」と思える機会は少ないです。逆に言えば、損切りさえしっかりできればFXの世界で生き残りやすいと言えます。損切りは徹底しましょう。

3.3. 資金管理を徹底する

『プラマイゼロにしたい』という感情。こちらも損失回避の法則が発動した例です。

プラスにならなくてもいいから、負けをなかったことにしたい。ギャンブルに触れたことがある人であれば、このような経験あるのではないでしょうか。

この失敗をする人の特徴は、投資許容額(投資金)をその都度決めていることです。なぜなら、その都度決めてしまうと負の感情が入り込む余地を与えてしまいます。

当然負けを取り戻すためには、負けた時以上の投資金が必要です。負けを取り戻すつもりが、更に損失を拡大させ、更にその負けを取り戻そう。という負のサイクルが完成してしまうといよいよ破産に近づきてしまします。

そうならないためには、感情を入り込む隙を与えないこと。つまり、予め1取引あたりの損失許容額を決めておくことです。このルールを設けてしまえば、ロボットの様に機械的にトレードできるので、感情を抑制することができます。

当たり前のことですが、投資額を増やせば増やすほど、破産する確率も上がっていきます。このような負のスパイラルに陥らない様に、予め1取引あたりの損失許容額を決めて感情が入り込む隙を与えないようにしましょう。

3.4. 総括

解決策を改めて振り返りましょう。

①エントリーの根拠を持つ
②損切りを徹底する
③資金管理を徹底する

この3つの要素は、合理的なトレードをするための三原則でありとても重要です。

この3つをルール化すると、結果的に感情を制御した合理的なトレードが習慣化します。

FXはここまで考えて取り組まなければならないことに、ショックを受けた人もいるかもしれません。しかし、FXを投資として、ビジネスとして向き合うためには、起業したつもりで、経営者になったつもりで、考えながら行動することが大事です。

幸い、FXはカフェ経営のように家賃や人件費、メニューの考案、出勤などを考える必要はありません。三原則をルール化し、ひたむきに取り組むだけで利益をあげることができます。事実として、FXだけで食べていける人がいる以上、ビジネスとして成立させることができるのです。

ここまで、FXとの向き合い方(心得)を解説していきましした。

要約すると、FXを投資(ビジネス)として合理的に取り組み、トレード三原則『エントリーの根拠を持つ・損切りを徹底する・資金管理を徹底する』をルール化するです。

しかし、具体的にトレード三原則をどの様にルール化するかは、初心者には難しいと思います。でもご安心を、次の記事でこの3原則のルール化のやり方を解説します。

失敗しないための3つの解決策

・エントリー前にエントリーの根拠を持とう

・損切りラインを決め、損切りを徹底しよう

・1取引あたりの損失許容額を決めよう

4.  まとめ


取り組み方①-4
  • – FXは会社経営と同じビジネスとして合理的に取り組もう 上がるか下がるかのギャンブルではなく、合理的に(効率的に目標に向かって進む)取り組みましょう。
  • – 感情優先のトレードは、初心者の典型的な失敗例なのでやめましょう。 危険な感情「上がりそう」、「損したくない」、「負けを取り戻したい」の誘惑に負けないために、次の解決策を実践しましょう。
  • – トレード三原則と言える「エントリーの根拠」、「損切りの徹底」、「資金管理の徹底」を厳守しよう。 エントリーの根拠:然るべき分析によるエントリーの根拠を持とう。
    損切りの徹底:損切りラインをきめ、損切りを徹底しよう。
    資金管理の徹底:1取引あたりの損失許容額を決めよう。

FXを取り組む上での向き合い方(心得)は理解していただけたでしょうか。例え完璧なFXの基礎知識を持っていても、この向き合い方がズレてしまっては意味がありません。この後に続く記事もこの向き合い方である前提の話になりますので、しっかり理解して次に進みましょう。

次の記事では、本記事でも取り上げたトレード三原則である「エントリーの根拠」、「損切りの徹底」、「資金管理の徹底」を具体的にどのように取り組むか解説します。

この記事のライター

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山口 遼平

プロトレーダーに師事。その成功までの努力と労力の多さを知り『FXは楽して勝てない』ことを痛感。 当サイトでは、FXで勝つための心得を発信している。努力をすればFXで必ず勝てる。