比較【FXブロードネットのデモトレード】機能が充実したチャート?

2020.03.14

所長からの問いかけ

デモトレードは初心者がFXの基礎を学んだり、FX会社の取引ツールの使い勝手を無料で試せる大切な場です。
FX会社により、デモトレードが提供されています。

そこで、国内FX会社のデモトレードで、実際に取引ツールを試してみたいと思います。
なぜなら、多くのトレーダーはMT4を使用しており、国内FX会社の取引ツールは果たして使いやすいのかという疑問があるからです。

今回は、MT4を基準に各社の取引ツールを比較し、取引ツールの使い勝手がどうか検証していきます。

三原怜の写真所長に答えて

海外FXでは、取引ツールとしてMT4を利用するのが主流となっていますが、国内FXでは、各FX業者が個別に開発した取引ツールを利用者に提供しています。

しかし、国内FX業者の中で、どの取引ツールが使いやすく性能が良いかについては、実際に使ってみないとよくわかりません。
そのため本記事では、FXブロードネットのデモトレードで取引ツールの使い勝手を調べるとともに、併せてMT4との比較を行いました。

結論から申し上げれば、FXブロードネットは、初心者にわかりやすい取引ツールであるとともに、トレードに役立つユニークな機能が備わっていることから、誰でも使いやすく有用なシステムと判断できます。

はじめに、FXブロードネットの取引ツールに『向いている人、向いていない人』についてまとめてみました(取引ツールの観点に限定しています)。

FXブロードネットの取引ツールに向いている人

  • 初心者の人
  • 自動売買を行いたい人
  • ユニークで便利なチャート機能を使いたい人

FXブロードネットの取引ツールに向いていない人

  • スキャルピングをメインに取引したい人

それでは、詳しく解説していきます。

1. デモトレードで確認すること

FX-デモトレードの画像

はじめに、デモトレードを行う際に何を確認したらよいのかについて考えてみましょう。

1.1 デモトレードとは

デモトレードとは、FX会社が提供している練習用のトレードサービスです。

このデモトレードを行うには、FX会社にデモ口座を開設しなければいけませんが、各社ともに費用は無料となっています。

デモ口座を開設すれば一定額の仮想資金が与えられ、ユーザーはその仮想資金を使って練習用のトレードを行うことができます。

練習用のトレードといっても、相場チャートは実際のレートで動くため、リアルトレードを行う場合と同じ感覚で練習ができます。

また、勝っても負けても仮想資金が増減するだけのため、実際の損益が生じない安心感があります。


1.2 デモトレードで確認することは

各社の取引ツールや取引ルールを検証する

FX会社は、それぞれ独自の取引ツールやルールを持っています。

取引ツールでは、相場チャート注文パネルプライスボードなどのデザインや使用方法がそれぞれ異なります。
また、チャートに表示できるテクニカル指標やインジケーターの数・種類も様々です。

取引ルールでは、売買の際のスプレッドスワップポイント証拠金維持率ロスカットルールなどが違ってきます。

このような取引ツールやルールの違いは、説明文を読んだだけではよくわからない部分が多いのです。
実際に自分でツールを使いながらトレードを行ってみて、はじめて自分に合うか合わないかがよくわかるといえます。

したがって、デモトレードでは、各社の取引ツールや取引ルールを検証し、自分に最もマッチするFX会社を選ぶための判断材料にすることが非常に大切です。


様々なトレード手法を検証する

FXは、売買サイクルの長短により戦略や戦術が異なってきます。

また、売買も成行・指値・逆指値・OCO・IFD・IFO・トレールなど多くの種類に分かれています。
さらに、トレード手法も順張り・逆張り・ナンピン・両建てなど様々なやり方があります。

デモトレードでは、このような多くのトレード手法を一通り試してみて、その有効性や相場との相性を検証します。
実戦の前にデモトレードで、自分に合う戦法・手法を見つけ出していくことが非常に重要なのです。


実戦の雰囲気を体験する

デモトレードにおけるFX相場は、現実のレートで推移します。
(FX会社により実際のレートと異なる場合があります。)

したがって、練習用のトレードであっても、実戦さながらの売買を経験することができます。

チャートローソク足の動き方やスピード感、また、どのような場合にトレンドが発生するのかなど、FX相場における実戦の雰囲気を体験し、体で覚えることも重要な目的です。


2. FXブロードネットのデモトレード

デモトレードを行う前に、FXブロードネットの会社概要やデモトレードの特徴についてみていきましょう。

2.1 FXブロードネットの特徴

FXブロードネットは、東京都千代田区に本社がある金融取引業者です。
1993年に設立され、独自の自動売買システムや低水準のスプレッドを提供するなど、非常に人気がある業者です。

会社名株式会社FXブロードネット
設立1993年9月22日
所在地東京都千代田区丸の内1-11-1
資本金3億円(平成21年4月20日)
取扱通貨ペア24種類
スプレッド米ドル/円 0.2銭
ユーロ/円 0.5銭
ポンド/円 1.0銭
ユーロ/米ドル 0.3pips
レバレッジ最大25倍
取引単位ブロードコース:1万通貨
ブロードライトコース:1,000通貨
2020年3月11日調べ

【特徴1 業界最狭水準のスプレッドを提供している】

FXB-スプレッドの画像

FXブロードネットのスプレッドは、米ドル/円0.2銭ユーロ/円0.5銭ポンド/円1.0銭ユーロ/米ドル0.3pipsなど業界で最狭の水準となっています。
取引手数料は無料のため、通常取引にかかるコストはこのスプレッドだけです。

取引コストの安さは、1日に多くの回数を取引するスキャルピングなどに最適でしょう。


【特徴2 2種類の自動売買システムが利用できる】

FXブロードネットでは、トラッキングトレードシストレ365という2種類の自動売買システムが利用できます。

トラッキングトレードは、同じようなエントリーを繰り返し行うリピート系の自動売買システムです。

その戦略は、新規の「買い」と決済の「売り」注文(逆パターンで、新規の「売り」と決済の「買い」注文の場合もある)をあらかじめ設定した価格帯に1セットで発注し、相場がその価格帯に来るのを待ち受けるものです。


FXブロードネット-デモ画像1
FXブロードネット-デモ画像2

トラッキングトレードについて詳しく知りたい方は、【検証】FXブロードネット「トラッキングトレード」本当に儲かる?で詳しく解説していますので、ぜひご一読ください。



また、シストレ365は、くりっく365取引専用の自動売買システムです。

シストレについて詳しくない方でも自動売買が行えるように、あらかじめ用意された売買タイミング(テクニカル)を選択するだけのわかりやすい仕様になっています。


FXブロードネット-デモ画像3

【特徴3 1,000通貨からの少額取引に対応している】

FXブロードネットでは、最低取引単位1万通貨単位ブロードコースと、1,000通貨単位ブロードライトコースの2コースがあります。

1ドル=110円の時にドル円を取引するには、以下の取引証拠金が必要になります。

【1万通貨の取引を行う場合】
110円×1万通貨÷レバレッジ25倍=4万4,000円

【1,000通貨の取引を行う場合】
110円×1,000通貨÷レバレッジ25倍=4,400円


FXブロードネットでは1,000通貨からの取引が可能なため、まとまった額の資金がなくても少額からトレードを開始することができます




2.2 FXブロードネットのデモトレードの特徴

有効期限が1月間程度のデモ口座が多い中で、FXブロードネットのデモトレードは有効期限が特に定められていません
ただし、一定期間ログインがない場合はアカウントが削除されると明示されています。

取引ツールについては、リアル口座、デモ口座ともに、PC用ダウンロード版、PC用ブラウザ版、スマートフォン版、タブレット版の利用が可能です。

本記事の検証では、PC用ダウンロード版を中心に解説しますが、PC用ブラウザ版、スマートフォン版も併せて紹介します。

また、デモトレードでは、裁量トレードのほかトラッキングトレードも利用することができます
ただし、ニュース表示については、リアル口座でなければ利用できないとされています。


3. FXブロードネットの取引ツール検証

次は、デモトレードを通じて、FXブロードネットの取引ツールの使い勝手について検証してみましょう。
以降、PC用ダウンロード版である「FXブロードネットTrader」を中心に解説します。

3.1 画面・チャートの見やすさ

下図は、FXブロードネットのメイン画面です。

【メイン画面】

FXブロードネット-デモ画像4


FXブロードネットTraderのメイン画面は、各メニューの配置や必要な情報が簡潔にまとめられており初心者にもわかりやすい仕様となっています。

各メニューの表示サイズや配置は、自由に変えてカスタマイズすることができます。


下図は、チャート画面です。

【チャート】

FXブロードネット-デモ画像5


チャートに備わっている機能は次のとおりです。

①通貨ペアの選択
②Bid、Askラインの選択
③ローソク足・平均足・折れ線・バーチャートの切り替え
④時間足の切り替え
⑤2つの通貨ペアを重ねて表示
⑥保有ポジションの表示
⑦未約定注文の表示
⑧過去の売買履歴の表示
⑨テクニカル指標追加・削除
⑩クイック設定(ローソク足の色など)
⑪図形描画機能
⑫注文ツールの表示
⑬メモ機能


④時間足の切り替え

FXブロードネットTraderでは、以下の15種類の時間足に切り替えることができます。

1分足・5分足・10分足・15分足・20分足・30分足
1時間足・2時間足・4時間足・6時間足・8時間足・12時間足
日足・週足・月足



MT49種類の時間足の切り替えができますが、FXブロードネットTraderのチャートはより多くの種類の表示が可能です。


⑤2つの通貨ペアを重ねて表示

以下のように、現在表示している通貨ペア以外の通貨ペアを重ねて表示することができます。
相関性がある2つの通貨ペアを重ねて表示できる機能は、トレードにおいて非常に便利な機能です。

MT4で同じように表示するには、特殊なインジケーターを入れる必要があります。


【ドル円チャートにユーロドルを重ねて表示】

FXブロードネット-デモ画像6

⑥保有ポジションの表示

チャート上で、ポジションを建てた価格位置にラインを表示できます。

FXブロードネット-デモ画像7

⑦未約定注文の表示

まだ約定していない注文価格の位置にラインを表示できます。

FXブロードネット-デモ画像8

⑧過去の売買履歴の表示

チャート上に、過去の売買履歴を表示することができます。

FXブロードネット-デモ画像9

チャート上の三角印が売買履歴で、右向きが新規で左向きが決済緑色が買いでピンク色が売りとなります。
売買履歴の表示ができれば、自分のトレードを振り返って分析・検証するための材料にできます。


⑫注文ツールの表示

注文パネルを呼び出して、チャート上に表示することができます。

FXブロードネット-デモ画像10


以上のように、FXブロードネットTraderのチャートは、見やすいだけではなく、ユニークな機能が備えられ充実していると判断できます。


3.2 注文方法の使い勝手

次に、注文パネルの使い勝手をみていきましょう。


【新規注文パネル・指値】

FXブロードネット-デモ画像11


新規注文では、FXトレードに必要な注文のパターンは一通り揃っています

①クイック
②クイックOCO
③指値・逆指値
④OCO
⑤IFD
⑥IFDO





【新規注文パネル・クイック】

FXブロードネット-デモ画像12

クイック注文では、注文確認画面の省略を選択できるのは良いとしても、ワンクリックで発注することができないのがネックです。

はじめに「売買区分」欄で売りか買いのどちらかを選択してから、次に「注文」ボタンをクリックするという2段階の操作を行わなければなりません。

クイック注文というからには、レート表示の文字を直接ワンクリックして発注できるようにした方が使い勝手が良いでしょう。
特にスキャルピングを行うような場面で、ワンクリック発注ができないのは残念です。

なお、レートパネルからは、レートを直接クリックして注文ができる仕様となっています。
しかし、この場合は、その都度注文確認画面が表示されるため、やはり2段階の操作が必要となってしまいます。


注文パネルは、メイン画面から分離・独立させて表示させることができるので、チャート上に配置してトレードすることが可能です。
この場合、チャートの「注文ツールの表示」機能を使っても注文パネルをチャート上に配置することができます。

また、FXブロードネット以外の例えば、MT4チャート上に注文パネルを配置することも可能です。
ただし、注文パネルの最前面表示機能はないため、チャートをクリックすると裏に隠れてしまいます。



【注文パネルのMT4チャート上表示】

FXブロードネット-デモ画像13

上図を見てわかるように、注文パネルのサイズが大き過ぎます。
これでは、チャートのローソク足が隠れてしまいます。

枠のサイズが変更できる仕様になっていないため、自分の好みの大きさに変えることはできません。
注文パネルは、もう少し小さいサイズの方が邪魔にならずに使いやすいでしょう。


なお、この他にトラッキングトレードの注文パネルが独立して用意されています


以上のように、注文パネルについては使い勝手が良い点もありますが、クイック注文によるスキャルピングなど超短期売買にはあまり使いやすいとはいえないでしょう。

しかし、FXブロードネットTraderとMT4の注文パネルを全体的に比べると、FXブロードネットの方が初心者には使いやすいかもしれません(MT4の注文パネルはあまり使いやすくないため)。


3.3 描画ツールの使い勝手

チャートの描画ツールでは、以下のものを表示することができます。

①三角形
②直線
③水平線
④垂直線
⑤トレンドライン・チャネルライン
⑥ギャン(ライン・ファン・グリッド)
⑦フィボナッチ
(ファン・リトレースメント・チャネル・アーク・エクスパンション・タイムゾーン・グリッド)
⑧メモ




主要な図形はほとんど揃っており、操作方法もそれ程難しくはありません

描いたすべての図形を一度に削除するには、チャート上の図形にカーソルを合わせ、「右クリック-削除」の2段階で削除が可能です。

その点、MT4の描画ツールは高機能ですが、あまり使い勝手は良くありません。
FXブロードネットの描画ツールは、使いやすさでMT4より優れている点があります。


3.4 インジケーターの使い勝手

下図は、チャートに備わっているインジケーターの一覧です。

FXブロードネット-デモ画像14

①トレンド系
単純移動平均線をはじめ11種類

②オシレーター系
単純移動平均乖離率をはじめ15種類

③分析系
サポート&レジスタンスの1種類

合計27種類



インジケーターは、トレードに必要なものがほとんど揃っているといえます。
なお、各インジケーターのパラメーターは、数値の変更が可能です。

インジケーターの操作については、

①表示
インジケーター一覧を呼び出し、希望するものをクリックすればチャート上に表示ができます。
=MT4より簡単

②削除
チャート上のインジケーターにカーソルを合わせ、「右クリック-削除」の2段階で削除が可能です。
=MT4にも同じ機能があるが、MT4よりやりやすい。
(なお、ブラウザ版はワンクリックで削除が可能)

このインジケーターの表示・削除機能は、MT4より使い勝手が良いと判断できます。


また、③分析系のサポート&レジスタンスを選べば、サポレジラインの候補を自動的に表示してくれます。

【サポート・レジスタンスラインの自動表示】

FXブロードネット-デモ画像15

3.5 過去のチャートが見れるか?

チャートは、画面をスライドさせて過去の状況を表示させることができます。
限界までスライドさせて、表示ができる過去の時点・期間は次のようになりました。


①日足 2016年5月から2020年2月現在まで3年10月間

②月足 1995年7月から2020年2月現在まで24年8月間



チャートの縮小機能を利用して、月足チャートで1995年から2020年現在まで相場推移を以下のように一画面で見ることができました。


【月足チャート 1995年~2020年】

FXブロードネット-デモ画像16

MT4では、接続業者により閲覧できる過去チャートの期間が異なりますが、おおむね日足で5年以上、月足で20年以上は見ることができます。

FXブロードネットのチャートは、MT4並みの豊富なデータ蓄積・表示能力があることが検証できました。


3.6 モバイル・タブレットの使い勝手

FXブロードネットのスマホ用アプリは、デモトレードでも利用できます
ここでは、アンドロイド版を中心に説明します。


【アンドロイド版】

FXブロードネット-デモ画像17

チャート画面は、ローソク足と平均足の2種類から足種を選択できます。

時間足の種類は、以下の15種類でPC用ダウンロード版と同じです。


1分足・5分足・10分足・15分足・20分足・30分足
1時間足・2時間足・4時間足・6時間足・8時間足・12時間足
日足・週足・月足




チャートのインジケーターは、次の12種類となっています。

①単純移動平均線
②指数平滑移動平均線
③一目均衡表
④ボリンジャーバンド
⑤GMMA(複合型移動平均線)
⑥DMI
⑦MACD
⑧RCI
⑨ストキャスティクス
⑩スローストキャスティクス
⑪RSI
⑫乖離率

なお、描画機能はありません


また、注文機能では、以下の注文メニューが選択できます。

①クイック
②クイックOCO
③指値・逆指値
④OCO
⑤IFD
⑥IFDO



これだけの機能が備わっていれば、通常のトレードには十分でしょう。
操作も少し使えば慣れてきます。


3.7 トレードのツール間同期

パソコンやスマホなどトレード用ツールが異なる場合に、データのツール間同期がとれているか確認してみましょう。

①同時ログイン

PC用ダウンロード版、PC用ブラウザ版、スマホ用アプリの3ツールで、同時並行的にログインしてトレードを行うことができます。

②データの同期

ダウンロード版、ブラウザ版、スマホ版のどれかで建てたポジションを他のツールで決済することができます
また、ポジション保有状況や口座残高は、すべてのツールで一致しデータの同期がとれています
ただし、あるツールでポジションを決済した場合に、他のツールに反映されるのが少し遅れる場合があります。

③チャート設定

ダウンロード版、ブラウザ版、スマホ版それぞれのチャートは別仕様となっています。
したがって、インジケーター設定などを他のツールに反映させることはできません。



3.8 その他利用可能なサービス

FXブロードネットのPC用ツールでは、ダウンロード版のほかにブラウザ版があります。


【ブラウザ版メイン画面】

FXブロードネット-デモ画像18

【ブラウザ版チャート】

FXブロードネット-デモ画像19

ブラウザ版は、アプリのダウンロード・インストールが不要で、WEB上でそのまま使えるツールです。
上図を見てわかるとおり、非常にシンプルでわかりやすい設計になっているため、初心者の方に向いているでしょう。


3.9 約定力・約定スピードについて

一部に、FXブロードネット約定スピードが遅いなど約定力に問題がある、とのがあります。

その真偽はどうなのか、デモトレードで実際に確認してみました。

確認方法としては、注文パネルを連打してハイスピード約定ができるかを確かめるのが手っ取り早いのですが、FXブロードネットのクイック注文はその都度約定完了画面が出てきてしまうため高速注文(連打)ができません

そのため、ゆっくりと1回ごとに注文を出す方法で何回か試してみましたが、注文を出すと即座に約定し、レートのズレもあまりありませんでした。

このことから、FXブロードネットの約定スピードや約定力は、他の業者並みで大きな問題はないと判断できます。(ただし、試した口座はリアルではなくデモ口座であり、時間帯も早朝などではなく昼間の時間です。)


なお、約定力について、「FXやってみた研究所」事務局からFXブロードネットに確認した情報があります。

①「デモ口座」は操作性を調べるための口座であり、「リアル口座」とは約定力が異なる

②約定力は、「デモ口座」より「リアル口座」の方が優れている



同じリアル口座でも、取引量が少ない早朝時や取引量が集中する指標発表時など特殊な時間帯と平時の時間帯とでは、約定力も違ってくるかもしれません。

しかし、デモ口座よりリアル口座の約定力が上ということは、これから口座開設をする方にとっては非常に心強い情報ではないでしょうか。


4. FXブロードネットって使いやすい?

これまで様々な視点からFXブロードネットデモトレードを検証してきましたが、その結果を以下にまとめてみました。

検証項目評点(★5点満点)
MT4との比較備考
画面・チャートの
見やすさ
★★★★★【MT4と同】
●MT4の画面・チャートは、色調・コントラスト・表示形式をカスタマイズできる
●画面・チャートは色調・コントラスト・項目の配置など見やすく設計されている
●2つの通貨ペアを重ねて表示できるため、現在表示の通貨ペアと相関性ある通貨ペアを同時に監視できる
●チャート上に、保有ポジション、未約定注文、過去の売買履歴などユニークな情報を表示でき、トレードに役立つ
注文方法の
使い勝手
★★★★【MT4と同】
●MT4の一般注文パネルはわかり難い
●MT4のワンクリック注文パネルはシンプル過ぎる
●MT4のワンクリック注文パネルは分離・独立・移動できない
●注文パネルは、トレードに必要な注文パターンが揃っている
●メイン画面から注文パネルを分離・独立できる(最前面表示機能はない)
●クイック注文パネルでワンクリック発注ができない
描画ツールの使い勝手★★★★【MT4と同】
●MT4のライン描画は、素早く簡単に引くことができる
●MT4は「矢印」や「テキスト」描画機能が標準装備
●トレードに必要な図形描画機能が揃っている
●MT4の描画は高機能であるが、使いやすさでMT4より優れている点がある
インジケーターの
使い勝手
★★★★【MT4と同】
●MT4には50種類以上のインジケーターが標準装備
●MT4は自由にインジケーターを追加できる
●チャートには27種類のインジケーターを装備
●標準インジケーターの種類はMT4より少ないが、使いやすさはMT4より優れている
●サポレジラインの候補を自動表示でき、トレードに役立つ
過去チャートの表示
★★★★★【MT4と同】
●MT4は過去チャートのデータが豊富
●日足で3年10月間、月足で24年8月間のチャート閲覧が可能
●MT4と同様に豊富なデータ蓄積・表示能力がある
モバイル・タブレットの使い勝手
★★★【MT4と同】
●スマホでもMT4は使いやすい
●スマホアプリは、トレードに必要な機能が揃っている
●チャートの描画機能はない
●他社のスマホ版と比べ標準的
トレードの
ツール間同期
★★★★【MT4と同】
●MT4チャートでは、パソコンで設定したテクニカル分析環境をスマホに反映することができない
●PC用ダウンロード版、PC用ブラウザ版、スマホ用アプリのそれぞれから同時並行してログイン・トレードが可能
●それぞれのツールで建てたポジションを他のツールで決済することが可能
●ポジション保有状況や口座残高はすべてのツールで一致
●情報が少し遅れて一致するタイムラグがある
●各ツールのチャートは別仕様で、設定したテクニカル分析環境を他のツールに反映させることはできない

FXブロードネットの取引ツールは、全体的にバランスがとれており、目立つ欠点や穴がありません

①初心者にもわかりやすく、②トレードに役立つユニークな機能が備わっているなど、非常に使いやすく有用なシステムといってよいでしょう。

②のユニークな機能には、以下のチャート表示機能やインジケーターがあります。

・2つの通貨ペアを重ねて表示
現在表示の通貨ペアに相関性がある他の通貨ペアを重ねて表示できる

・保有ポジションの表示
ポジションを建てた価格位置にラインを表示できる

・未約定注文の表示
未約定注文の価格位置にラインを表示できる

・過去の売買履歴の表示
過去の売買履歴を表示できる

・サポレジラインの表示
サポートライン、レジスタンスラインの候補を自動表示できる



なお、FXブロードネットの原稿を書いている中で、取引ツール(特にチャート)が「外為オンライン」の仕様によく似ていることに気づきました。

上にあげたユニークな機能では、外為オンラインでもフォローしている機能がいくつもあります。

関心がある方は、比較【外為オンラインのデモ】初心者から上級者まで満足な理由!をご覧ください。



まとめ

FXブロードネットの取引ツールの使い勝手についてみてきました。

最後にFXブロードネットの取引ツールに『向いている人、向いていない人』についてまとめてみました(取引ツールの観点に限定しています)。


FXブロードネットの取引ツールに向いている人

  • 初心者の人
  • 自動売買を行いたい人
  • ユニークで便利なチャート機能を使いたい人

FXブロードネットの取引ツールに向いていない人

  • スキャルピングをメインに取引したい人

FXブロードネットは、初心者にもわかりやすく、また、トレードに役立つユニークな機能が備わっているなど、誰でも使いやすく有用なシステムといえます。
口座開設は無料なので、とりあえず開設しておくのも良いのではないでしょうか。





この記事のライター

三原怜の写真

三原怜

私は、以前地方自治体に勤めていましたが、退職してFXトレーダーに転向しました。トレード歴は、通算で約10年間になります。 トレーダーになった動機は、相場が人間心理の凝縮された生き物のように思え、その神秘的なベールを、テクニカル分析などの手法で読み解いていく面白さを知ったからです。 みなさんも自分なりの角度から、ぜひ相場に挑戦してみてください。