比較【外為どっとコムのデモ】初心者から上級者まで対応の取引ツール

2020.05.04

所長からの問いかけ

デモトレードは初心者がFXの基礎を学んだり、FX会社の取引ツールの使い勝手を無料で試せる大切な場です。
FX会社により、デモトレードが提供されています。

そこで、国内FX会社のデモトレードで、実際に取引ツールを試してみたいと思います。
なぜなら、多くのトレーダーはMT4を使用しており、国内FX会社の取引ツールは果たして使いやすいのかという疑問があるからです。

今回は、MT4を基準に各社の取引ツールを比較し、取引ツールの使い勝手がどうか検証していきます。

三原怜の写真所長に答えて

海外FXでは、取引ツールとしてMT4が多く利用されていますが、国内では、各FX業者がそれぞれに開発した取引ツールを顧客に提供しています。

しかし、国内FX業者の中で、どの取引ツールが使いやすく性能が良いかは、実際に使ってみないとよくわからないのではないでしょうか。

そこで、本記事では外為どっとコムにスポットを当て、デモトレードで取引ツールの使い勝手を検証するとともに、併せてMT4との比較を行ってみました。

結論から申し上げれば、外為どっとコムの取引ツールは、初心者から中・上級者、短期から中・長期売買に幅広く対応できる優秀なシステムと判断できます。

はじめに、外為どっとコムの取引ツールに向いている人、向いていない人についてまとめてみました(取引ツールの観点に限定しています)。


外為どっとコムの取引ツールに向いている人

  • スキャルピングをメインに取引したい人
  • ユニークで豊富な情報を活用したい人
  • 実戦に役立つチャート機能を使いたい人

外為どっとコムの取引ツールに向いていない人

  • 充実したインジケーターで分析したいしたい人

1. デモトレードで確認すること

FX-デモトレードの画像

はじめに、デモトレードを行う際に何を確認したらよいのかについて考えてみましょう。

1.1 デモトレードとは

デモトレードとは、FX会社が提供している練習用のトレードサービスです。

このデモトレードを行うには、FX会社にデモ口座を開設しなければいけませんが、各社ともに費用は無料となっています。

デモ口座を開設すれば一定額の仮想資金が与えられ、ユーザーはその仮想資金を使って練習用のトレードを行うことができます。

練習用のトレードといっても、相場チャートは実際のレートで動くため、リアルトレードを行う場合と同じ感覚で練習ができます。

また、勝っても負けても仮想資金が増減するだけのため、実際の損益が生じない安心感があります。


1.2 デモトレードで確認することは

各社の取引ツールや取引ルールを検証する

FX会社は、それぞれ独自の取引ツールやルールを持っています。

取引ツールでは、相場チャート注文パネルプライスボードなどのデザインや使用方法がそれぞれ異なります。
また、チャートに表示できるテクニカル指標やインジケーターの数・種類も様々です。

取引ルールでは、売買の際のスプレッドスワップポイント証拠金維持率ロスカットルールなどが違ってきます。

このような取引ツールやルールの違いは、説明文を読んだだけではよくわからない部分が多いのです。
実際に自分でツールを使いながらトレードを行ってみて、はじめて自分に合うか合わないかがよくわかるといえます。

したがって、デモトレードでは、各社の取引ツールや取引ルールを検証し、自分に最もマッチするFX会社を選ぶための判断材料にすることが非常に大切です。


様々なトレード手法を検証する

FXは、売買サイクルの長短により戦略や戦術が異なってきます。

また、売買も成行・指値・逆指値・OCO・IFD・IFO・トレールなど多くの種類に分かれています。
さらに、トレード手法も順張り・逆張り・ナンピン・両建てなど様々なやり方があります。

デモトレードでは、このような多くのトレード手法を一通り試してみて、その有効性や相場との相性を検証します。
実戦の前にデモトレードで、自分に合う戦法・手法を見つけ出していくことが非常に重要なのです。


実戦の雰囲気を体験する

デモトレードにおけるFX相場は、現実のレートで推移します。
(FX会社により実際のレートと異なる場合があります。)

したがって、練習用のトレードであっても、実戦さながらの売買を経験することができます。

チャートローソク足の動き方やスピード感、また、どのような場合にトレンドが発生するのかなど、FX相場における実戦の雰囲気を体験し、体で覚えることも重要な目的です。


2. 外為どっとコムのデモトレード

はじめに、外為どっとコムの会社概要やデモトレードの特徴についてみていきましょう。


2.1 外為どっとコムの特徴

外為どっとコムは、東京都港区に所在する2002年設立の歴史ある金融取引会社です。

外為どっとコムの取扱商品はFXとバイナリーオプションですが、取引ツールの使いやすさと豊富な情報提供力に定評があります。


会社名株式会社外為どっとコム
設立2002年4月1日
所在地東京都港区東新橋2-8-1
資本金7億7,850万円
取扱通貨ペア30通貨ペア
スプレッド米ドル/円 0.2銭
ユーロ/円 0.5銭
ユーロ/米ドル 0.4pips
取引手数料オンライン取引は無料
レバレッジ最大25倍
取引単位1,000通貨単位

《特徴1 スプレッドが狭い》

外為どっとコムの外貨ネクストネオは、スプレッドの狭さに定評があります。
米ドル/円0.2銭、ユーロ円0.5銭、ユーロ/米ドル0.4pipsなど業界で最狭の水準を達成しています。

【外貨ネクストネオの主なスプレッド】

通貨ペアスプレッド
米ドル/円0.2銭
ユーロ/円0.5銭
ユーロ/米ドル0.4 pips
ポンド/円1.0銭
豪ドル/円0.7銭
NZドル/円1.2銭
ポンド/米ドル1.0 pips

《特徴2 豊富な情報を提供》

外貨ネクストネオでは、FXトレードに役立つ豊富な情報提供に力を入れています。

主な提供情報

①経済・為替にかかる各種ニュース
ニュースの中には、リアルタイムに素早く配信されるプロ向けの「ロイター赤字ニュース」も含まれています。

②経済指標カレンダー

③マネ育チャンネル
FXや投資を学べるレポート、動画などの情報を提供しています。

④外為情報ナビ
為替レート・騰落率、ニュース、経済指標、為替チャートなどの情報が集約されています。 中でもユニークなのは、外為どっとコムの顧客注文情報を加工し、外為注文情報、売買比率情報、ポジション比率情報として実戦トレードに役立つ情報を提供していることです。




【外為注文情報】
注文情報顧客がどの価格帯にどの位の注文を入れているかという板情報)が、10分ごとに再集計・表示されます。

外為どっとコムのデモ画像1

【売買比率情報】
1時間ごとの売買の比率(顧客の売買に占める売りと買いの割合)を表示できます。

外為どっとコムのデモ画像2

【ポジション比率情報】
営業日ごとのポジションの比率(顧客の売りポジションと買いポジション保有の割合)を表示できます。

外為どっとコムのデモ画像3

以上の外為注文情報、売買比率情報、ポジション比率情報などはFXトレードの実戦で非常に役立ちますが、これらの情報を集計・提供しているFX業者はあまり多くありません。


さらに、一段とユニークさに輪をかけた情報が、「ぴたんこテクニカル」です。

【ぴたんこテクニカル① お天気シグナル】
様々なテクニカル指標の分析により相場の強弱を判断し、売買シグナルをお天気マークで示してくれます。

外為どっとコムのデモ画像4

【ぴたんこテクニカル② 未来予測チャート】
過去の相場データから現在と類似した形を抽出し、未来の相場を予測してくれます。

外為どっとコムのデモ画像5

《特徴3 会社の信頼性が高い》

外為どっとコムは、以下の点から会社の信頼性が高いと判断できます。

①経営安全性
外為どっとコムは、証券・投資銀行・外国為替業務などを広く展開している澤田ホールディングスのグループ企業です。
さらに取引先には、三井住友銀行をはじめメガバンクが名を連ねていることから、経営面・資金面は安全とみてよいでしょう。


②自己資本規制比率
自己資本規制比率はFX業者の経営健全性を示す指標ですが、金融商品取引法によりFX業者はこの比率を120%以上に保つよう義務づけられています
外為どっとコムの自己資本規制比率は、2011年12月から継続して1,000%以上の水準を保ち、2019年9月末時点で1,238.3%となっています。


③信託保全
信託保全は、FX業者が預かった顧客の資産を金融機関に信託することで顧客の資産を保全する制度です。
外為どっとコムでは、顧客から預かった証拠金、為替収益、スワップポイントなどを自社の資産と区分して、三井住友銀行をはじめとする金融機関に信託しています。


2.2 外為どっとコムのデモトレードの特徴

外為どっとコムのデモトレードの有効期間は、デモ口座開設から90日間とされています。

また、デモトレードの取引ツールは、PC用ダウンロード版のリッチアプリ版とスマホ版が用意されています。
したがって、PC用Webブラウザ版やタブレット版を使ってデモトレードはできないようです。

本記事では、リッチアプリ版を中心に解説しますが、Webブラウザ版やスマートフォン版も併せて紹介します。


3. 外為どっとコムの取引ツール検証

それでは、外為どっとコムの取引ツールの使い勝手について、デモトレードを使って検証していきましょう。
以降、PC用ダウンロード版(リッチアプリ版)である「外貨ネクストネオDemo」を中心に解説します。


3.1 画面・チャートの見やすさ

下図は、外貨ネクストネオDemoのメイン画面です。


【メイン画面】

外為どっとコムのデモ画像6

外貨ネクストネオのメイン画面は、最上段に一般のメニューボタン、その下にトレード用メニューボタンが配置されています。
メニューを選択すると、それに応じた情報ボックスが表示されますが、その大きさや配置は自由に変えることができます

メイン画面には、トレードに必要なメニューは一通り用意されています。
一見、細かく複雑に見えますが、フォントサイズも大きく調節でき、慣れれば使いやすいデザインといえるでしょう。

下図は、チャート画面です。

【チャート】

外為どっとコムのデモ画像7

チャートに用意されている機能には、次のようなものがあります。

①通貨ペアの選択

②時間足・TICKの切り替え
時間足は、1・5・10・15・30分足、1・2・4・8時間足、日足、週足、月足12種類を切り替えることができます。
MT4の時間足は9種類ですが、外貨ネクストネオでは、MT4にはない10分、2時間、8時間などの表示が可能となっています。

③ローソク足・ライン・平均足(Bid、Askの選択含む)の切り替え

④日付を指定してチャートを表示
指定した日から最大1,000本のチャートを表示するメニューで、日・週・月足で利用できます。
過去の一定時点からの状況を確認するのに便利です。

⑤4本値表示のオン・オフ
始値・高値・安値・終値の表示を切り替えます。

⑥クロスラインの表示

⑦ライン・図形描画、削除

⑧チャートの拡大・縮小

⑨テクニカル指標の設定・削除

⑩値段軸スケールの設定
縦軸の幅を設定できます。

⑪コメント・アラート設定

⑫チャート表示設定

⑬チャート印刷

⑭チャートデータCSVファイル保存

⑮その他各種表示のオン・オフ
ポジションの表示(ポジションを建てた位置にマーク表示)、未約定注文の表示(注文した価格帯にライン表示)などが可能です。



【ポジションの表示】

外為どっとコムのデモ画像8


【未約定注文の表示】

外為どっとコムのデモ画像9

ポジションの表示や未約定注文の表示は、ロット数と売り買いの別(売りが▼、買いが▲)を表示してくれます。


外為どっとコムのデモ画像10

また、メニューは、チャート上で右クリックすることにより呼び出すことができます。
チャート上の右クリックでは、注文パネルの呼び出し機能があり、注文パネルをチャート上に表示できます。


【注文パネルのチャート上表示】

外為どっとコムのデモ画像11

以上のように、外貨ネクストネオのチャートは、実戦で役に立つ機能がいろいろと備わっています。


3.2 注文方法の使い勝手

次に、注文パネルの使い勝手を検証してみましょう。


【新規注文パネル】

外為どっとコムのデモ画像12

新規注文では、FXトレードに必要な注文のパターンが揃っています



①成行
②指値・ストップ(逆指値)
③時間指定
④IFD
⑤IFO
⑥OCO




【新規スピード注文パネル】

 外為どっとコムのデモ画像13

【新規スピード注文2パネル】

外為どっとコムのデモ画像14-5
  

一般注文画面とは別にスピード注文パネルが用意されています。

スピード注文は、注文の確認画面が表示されることなくワンクリックで即座に発注され、決済は成行決済となるスピード優先の注文パネルです。
スキャルピングなどでスピード重視のトレードを行いたい場合に重宝します。

スピード注文パネルは上図のように2種類ありますが、シンプルさを追求した下のスピード注文2の方がわかりやすいでしょう。
なお、スピード注文2パネルは、大・中・小とサイズを変更できます


スピード注文パネルはメイン画面から分離・独立させることができ、最前面表示機能もあるため、チャート上に表示して使うことができます。
また、チャートをクリックしても、裏に隠れてしまうことがありません(分離・独立・最前面表示機能は、上のスピード注文では自分で矢印マークをクリック、下のスピード注文2では初期設定ができる)。
また、レスポンスも良く即座に発注されます。


以上のように、外貨ネクストネオの注文パネルは、通常の指値注文画面と短期売買用のスピード注文画面が用意されています。

特に、スピード注文画面はシンプルで高機能・実戦的なパネルが複数用意され、スキャルピング取引に最適な仕様になっています。


3.3 描画ツールの使い勝手

チャート上に描画するには、メニューの中から「トレンドラインモード」を選択します。
トレンドラインモードでは、次の図形を描く機能があります。


①直線(トレンドライン)
②水平線
③垂直線
④円
⑤三角形
⑥四角形
⑦正五角形
⑧フィボナッチ(リトレースメント・ファン・アーク・タイムゾーン・エクスパンション)
⑨メジャーライン
メジャーラインを引くと、始点と終点間の期間と足本数を自動計測できます。




描画ツールでは、主にカーソルを使って図形を描きます
初めは少し練習が必要ですが、慣れてしまえば比較的使いやすいといえます。

また、トレンドラインを引く時に「マグネットモード」を選択しておけば、カーソルをローソク足の始値・高値・安値・終値に近づけるとラインが吸い付けられるようにぴったりと重なり引くことができます。


外為どっとコムのデモ画像16

トレンドライン選択モード」に切り替えると、描画した図形の移動や編集ができます。
なお、図形を消すには、「トレンドライン消去モード」に切り替え、図形にカーソルを合わせてクリックすれば消去できます。

外貨ネクストネオのチャートでは、主要な図形がほとんど揃っています
描画ツールの使い勝手は、MT4と同程度<>/span\といってよいでしょう。


3.4 インジケーターの使い勝手

チャートに備わっているインジケーターは、次のとおりです。


  外為どっとコムのデモ画像17

①チャート内表示
単純移動平均線をはじめ6種類
6種類すべてを同時に表示することができます。

②下部表示
ストキャスティクスをはじめ11種類
下部テクニカルが1と2に分かれていますが、内容は同じものです。
それぞれのボックスから1つずつしか選べない仕様となっており、下部テクニカルは最大で2つまで同時表示できることになります。

合計:17種類


インジケーターのパラメーター数値は変更することができますが、種類が17種類とあまり多くないため、分析好きの方には少し物足りないかもしれません。

インジケーターは、チャート上にインジケーター一覧表を呼び出し、好きなものを選択して表示させます。
操作方法は、チャート上で右クリック-テクニカル設定選択-チェック入れる-決定となります。

削除する場合も、一覧表を呼び出し消したいもののチェックを外して削除します。
操作的には、チャート上で右クリック-テクニカル設定選択-チェック外す-決定となります。

MT4には50種類以上のインジケーターが標準装備されており、またカスタムインジケーターも自由に追加できることから、機能的にはMT4に軍配が上がるでしょう。


3.5 過去のチャートが見れるか?

チャートは画面をスライドさせて過去の状況を表示できますが、どこまで過去の状況を見ることができるか調べてみました。

【チャートで表示できる範囲】
①日足 2016年7月から2020年4月現在まで3年10月間
②月足 2002年4月から2020年4月現在まで18年1月間



MT4では、接続業者により閲覧できる過去チャートの期間が異なりますが、おおむね日足で5年以上、月足で20年以上の表示が可能です。

外貨ネクストネオのチャートは、MT4よりは若干表示できる期間が短いですが、日足で4年間近く、月足で18年間以上にわたり表示できることから、豊富なデータ蓄積・表示能力があることが検証できました。

なお、チャートは縮小表示ができ、最大限に縮小すると過去の状況変化が1ページで閲覧できます。



【ドル円相場・日足・2016年7月から2020年4月現在まで3年10月間】

外為どっとコムのデモ画像18

上のドル円日足チャートでは、画面左側の1本調子で上昇している個所2016年の米国大統領選挙後のトランプ相場です。
そして、画面右端のV字部分新型コロナウィルスの影響による乱高下です。



【ドル円相場・月足・2002年4月から2020年4月現在まで18年1月間】

外為どっとコムのデモ画像19

ドル円の月足チャートをみると、2008年のリーマンショックによる下落局面(円高)が、2012年末の政権交代(安倍内閣発足)により大規模金融緩和によるアベノミクスがスタートして上昇局面(円安)に転じ、現在はレンジ相場~三角保ち合いに移行している状況がよくわかります。


3.6 モバイル・タブレットの使い勝手

外為どっとコムのデモトレードは、スマホ版でも行うことができます。


【スマホ版の画面】

外為どっとコムのデモ画像20

チャート画面の種類は、ローソク足と平均足の2種類から選択できます。

時間足の種類は12種類で、これはリッチアプリ版とほとんど同じです。


1分足・5分足・10分足・15分足・30分足、
1時間足・2時間足・4時間足・8時間足、日足、週足、月足




チャートのインジケーターは、トレンド系8種類、オシレーター系8種類の計16種類が装備されています。
このうち同時表示できるのは、トレンド系1種類、オシレーター系2種類です。

【トレンド系】
①単純移動平均線
②指数平滑移動平均線
③一目均衡表
④ボリンジャーバンド
⑤パラボリック
⑥エンベロープ
⑦スパンモデル
⑧スーパーボリンジャー


【オシレーター系】
①MACD
②スローストキャスティクス
③DMI
④RSI
⑤ストキャスティクス
⑥RCI
⑦サイコロジカルライン
⑧乖離率



なお、描画機能はありません

新規注文方式は、以下のものが選択できます。

①マーケット / 成行
②指値 / ストップ
③時間指定
④IFD / IFO
⑤OCO



注文メニューは、リッチアプリ版と同様に通常のトレードで必要なものが揃えてあります

また、チャート画面で「注文」ボタンをタップすることで、「新規注文」、「スピード注文」、「決済注文」を選択することもできます。


3.7 トレードのツール間同期

パソコンやスマホなど取引ツールが複数用意されていますが、ツールが違ってもデータの同期はとれているか調べてみましょう。

①同時ログイン

PC用リッチアプリ版とスマホ用アプリの両方のツールで、同時にログインしてトレードを行うことができます。


②データの同期

リッチアプリ版とスマホ版のどちらかでエントリーして他のツールで決済することができます。
また、ポジション保有状況や口座残高は、両方のツールで連動しデータの同期がとれています

他のFX業者では、ポジションを建てた場合や決済した場合に、他のツールに反映されるタイミングが少し遅れるタイムラグがあるのが普通ですが、外貨ネクストネオでは、ほとんどタイムラグが発生せず即座に反映されます。


ただし、スマホ版のポジション照会は、更新ボタンをタップしなければ最新情報に置き換わらないため、最新のポジションは、スピード注文画面にあるポジション情報(即座に自動更新)を見る方がスピーディーに把握できます。


③チャート設定

リッチアプリ版、スマホ版それぞれのチャートは別仕様となっており、テクニカル設定を他のツールに引き継ぐことはできません


3.8 その他利用可能なサービス

外貨ネクストネオでは、ダウンロード用のリッチアプリ版のほかにWebブラウザ版も用意されています。
Webブラウザ版は、特別なソフトをインストールする必要がなく、WEB上でそのまま利用できるツールですが、デモトレードでは残念ながら利用できません


【Webブラウザ版メイン画面】

外為どっとコムのデモ画像21

4.外為どっとコムって使いやすい?

これまで取引ツールの使い勝手について外為どっとコムのデモトレードを検証してきましたが、その結果を以下にまとめてみましょう。


検証項目評点(★5点満点)
MT4との比較備考
画面・チャートの
見やすさ
★★★★★【MT4と同】
●MT4の画面・チャートは、色調・コントラスト・表示形式をカスタマイズできる
●画面・チャートは色調・コントラスト・項目の配置など見やすく設計されている
●チャート上に、保有ポジション、未約定注文の情報を表示できる
注文方法の
使い勝手
★★★★★【MT4と同】
●MT4の一般注文パネルはわかり難い
●MT4のワンクリック注文パネルはシンプル過ぎる
●MT4のワンクリック注文パネルは分離・独立・移動できない
●注文パネルは、トレードに必要な注文種類が揃っている
●新規注文パネル、スピード注文パネルともにメイン画面から分離・独立でき、最前面表示機能もある
●スピード注文2パネルは、シンプルで非常に使い勝手が良い
描画ツールの使い勝手★★★★【MT4と同】
●MT4のライン描画は、素早く簡単に引くことができる
●MT4は「矢印」や「テキスト」描画機能が標準装備
●トレードに必要な描画の種類が揃っている
●ラインをローソク足の始値・高値・安値・終値にくっつけるマグネットモードがある
●使い勝手はMT4と同程度
インジケーターの
使い勝手
★★★【MT4より劣】
●MT4には50種類以上のインジケーターが標準装備
●MT4は自由にインジケーターを追加できる
●インジケーターの種類は17種類で、やや数が少ない
●下部テクニカルは最大で2つまでと表示制限がある
●インジケーターは、MT4の方が充実している
過去チャートの表示
★★★★★【MT4と同】
●MT4は過去チャートのデータが豊富
●日足で3年10月間、月足で18年1月間のチャート閲覧が可能であり、豊富なデータ蓄積・表示能力がある
モバイル・タブレットの使い勝手
★★★【MT4と同】
●スマホでもMT4は使いやすい
●スマホアプリは、トレードに必要な機能が揃っている
●チャートの描画機能はない
●ポジション照会では、更新ボタンをタップしないと最新情報にならない
●他社と比べて標準的な仕様である
トレードの
ツール間同期
★★★★★【MT4と同】
●MT4チャートでは、パソコンのインジケーター設定を他のツールに引き継ぐことはできない
●PC用リッチアプリ版とスマホ用アプリの両方から同時にログインしてトレードができる
●片方のツールでエントリーし、他のツールで決済することができる
●ポジション保有状況や口座残高はすべてのツールで連動
●ツール間にタイムラグがなく、レスポンスが良い
●各ツールのチャートは別仕様のため、テクニカル設定を他のツールに引き継ぐことはできない

外為どっとコムの取引ツールは、上・中級者が満足できる高機能を備えているとともに、使い勝手も比較的良いと判断できます。
中でも、スピード注文機能が優れており、以下の特徴を備えています。


①スピード注文2パネルは、無駄な部分がなくシンプルでわかりやすい
②スピード注文2パネルは、サイズが小さく扱いやすい
③確認画面省略でワンクリック発注ができる
④注文、決済ともにレスポンスが良い




以上のような優れた特徴を持つスピード注文パネルは、外貨ネクストネオのチャートやMT4チャートなど自分が好きなチャート内に配置してトレードを行うことができます。



少し余談になりますが、外為どっとコムのスピード注文2パネルは、使い勝手が良いことで定評があるGMOクリック証券はっちゅう君FX+のスピード注文パネルとよく似ています
どちらも、扱いやすいサイズでシンプルな作りになっているのが特徴です。


外為どっとコムのデモ画像22

5. まとめ

最後に外為どっとコムの取引ツールが『向いている人、向いていない人』についてまとめてみました(取引ツールの観点に限定しています)。


外為どっとコムの取引ツールに向いている人

  • スキャルピングをメインに取引したい人
  • ユニークで豊富な情報を活用したい人
  • 実戦に役立つチャート機能を使いたい人

外為どっとコムの取引ツールに向いていない人

  • 充実したインジケーターで分析したいしたい人

外為どっとコムの外貨ネクストネオは、初心者から中・上級者、短期から中・長期売買に幅広く対応できる取引ツールを備えた優秀なシステムといえます。


この記事のライター

三原怜の写真

三原怜

私は、以前地方自治体に勤めていましたが、退職してFXトレーダーに転向しました。トレード歴は、通算で約10年間になります。 トレーダーになった動機は、相場が人間心理の凝縮された生き物のように思え、その神秘的なベールを、テクニカル分析などの手法で読み解いていく面白さを知ったからです。 みなさんも自分なりの角度から、ぜひ相場に挑戦してみてください。