確かに、海外FXではMT4を使って取引を行うのが主流となっていますが、国内では各FX会社が独自に開発・提供している様々な取引ツールが多く使われています。
これら多様な取引ツールの使い勝手は、実際に使ってみないとよく分かりません。
そこで、今回はJFXのMATRIX TRADERをとり上げて、MT4と比較してみます。
結論から申し上げると、JFXのMATRIX TRADERは、非常に多機能で緻密な仕様に作られているため、初めに操作方法について勉強する必要があります。
また、取引ツールの仕様は、ほとんどヒロセ通商LION FXの仕様と類似しているため、ヒロセ通商ではなくJFXを利用する価値をそれぞれの利用者が見つけていく必要があるでしょう。
まずはじめに、JFXの取引ツールに『向いている人・向いていない人』を紹介します。
JFXの取引ツールに向いている人
JFXの取引ツールに向いていない人
それでは、詳しく解説していきます。
目次
はじめに、デモトレード行う際に何を確認したらよいのかについて考えてみましょう。
デモトレードとは、FX会社が提供している練習用のトレードサービスです。
このデモトレードを行うには、FX会社にデモ口座を開設しなければいけませんが、各社ともに費用は無料となっています。
デモ口座を開設すれば一定額の仮想資金が与えられ、ユーザーはその仮想資金を使って練習用のトレードを行うことができます。
練習用のトレードといっても、相場チャートは実際のレートで動くため、リアルトレードを行う場合と同じ感覚で練習ができます。
また、勝っても負けても仮想資金が増減するだけのため、実際の損益が生じない安心感があります。
FX会社は、それぞれ独自の取引ツールやルールを持っています。
取引ツールでは、相場チャートや注文パネル、プライスボードなどのデザインや使用方法がそれぞれ異なります。また、チャートに表示できるテクニカル指標やインジケーターの数・種類も様々です。
取引ルールでは、売買の際のスプレッドやスワップポイント、証拠金維持率、ロスカットルールなどが違ってきます。
このような取引ツールやルールの違いは、説明文を読んだだけではよくわからない部分が多いのです。
実際に自分でツールを使いながらトレードを行ってみて、はじめて自分に合うか合わないかがよくわかるといえます。
したがって、デモトレードでは、各社の取引ツールや取引ルールを検証し、自分に最もマッチするFX会社を選ぶための判断材料にすることが非常に大切です。
FXは、売買サイクルの長短により戦略や戦術が異なってきます。
また、売買も成行・指値・逆指値・OCO・IFD・IFO・トレールなど多くの種類に分かれています。さらに、トレード手法も順張り・逆張り・ナンピン・両建てなど様々なやり方があります。
デモトレードでは、このような多くのトレード手法を一通り試してみて、その有効性や相場との相性を検証します。実戦の前にデモトレードで、自分に合う戦法・手法を見つけ出していくことが非常に重要なのです。
デモトレードにおけるFX相場は、現実のレートで推移します。したがって、練習用のトレードであっても、実戦さながらの売買を経験することができます。
チャートやローソク足の動き方やスピード感、また、どのような場合にトレンドが発生するのかなど、FX相場における実戦の雰囲気を体験し、体で覚えることも重要な目的です。
JFXでは、「MATRIX TRADER」の名称でFXサービスを提供しています。
はじめに、JFXの概要やMATRIX TRADERデモトレードの特徴についてみていきましょう。
JFXは2005年に設立されたFX取引業者ですが、2009年にヒロセ通商の子会社となっています。
そのため、FX取引サービスでは、ヒロセ通商の運用方針で優れた部分を多く引き継いでおり、また、取引ツールの種類や機能もヒロセ通商と似ている箇所が多くあります。
【JFXの概要】
会社名 | JFX株式会社 |
---|---|
設立 | 2005年7月11日 |
所在地 | 東京都中央区新富1-12-7 新富HJビル3F |
資本金 | 3億1,700万円 |
取扱通貨ペア | 26種類 |
スプレッド | 米ドル/円 0.3銭 ユーロ/円 0.5銭 ユーロ/米ドル 0.4pips |
レバレッジ | 25倍以内 |
最低取引単位 | 1lot=1,000通貨 (一部の通貨ペアは1lot=10,000通貨) |
取引上限 | 注文上限:1回あたり100~3,000 lot 保有上限:1通貨あたり5,000~30,000 lot 1日あたりの取引上限はなし |
JFXのスプレッドは、業界最狭の水準で提供されています。
通貨ペア | スプレッド |
---|---|
米ドル/円 | 0.3銭 |
ユーロ/円 | 0.5銭 |
ユーロ/米ドル | 0.4 pips |
ポンド/円 | 1.0銭 |
豪ドル/円 | 0.7銭 |
JFXは、スキャルピング取引を公認しています。
親会社のヒロセ通商はスキャルピングを公認していますが、子会社であるJFXも同じくスキャルピング取引を認めています。
JFXは、FXサービスの提供にMT4を取り入れています。
MT4は、JFXの公式サイトからダウンロードすることができます。
ただし、MT4の用途はチャート分析で、発注機能は装備されていません。
JFXは、約定能力が99.9%、約定スピードが最速で0.001秒と、高い約定力を売りにしています。
次に、MATRIX TRADERのデモトレードの特徴についてみていきましょう。
MATRIX TRADERのデモトレードは、デモ口座開設後3ケ月間となっています。
なお、デモ口座の開設はニックネームでできます。
デモトレードは、本番のレートではなく仮想レートが使用されます。
そのためリアルトレードが休みの土日もトレードができます。
MATRIX TRADERはMT4に対応しています。
サイトからMT4をダウンロードしてみましたが、接続先がリアル口座のサーバー限定となっています。
MT4は、リアルトレードのみで使用できるとサイトで説明されています。
その他、デモトレードでは、スワップポイントがリアルタイムに更新されないため、実際の数値とは異なる場合があるようです。
それでは、MATRIX TRADERの取引ツールについて検証していきましょう。
MATRIX TRADERの取引ツールは、パソコン用とモバイル用に分かれています。
●パソコン用
取引ツール | 特徴 |
---|---|
NET版 | インストール版。シンプルなデザインで操作も簡単な万能ツール。推奨版 |
新Java版 | インストール版。スピード性を追求したスキャルピング専門のツール |
Mac専用 | インストール版。Mac専用 |
●モバイル用
取引ツール | 特徴 |
---|---|
iPad版 | 大画面で取引ができるiPad専用アプリ |
iPhone版 | iPhone専用アプリ |
Android版 | Android専用アプリ |
まず、画面・チャートの見やすさをみてみましょう。
下図は、NET版のメイン画面です。
【NET版】
【新Java版】
NET版の画面は、見やすく、わかりやすく設計されているようです。
新Java版の画面は、スキャルピング用に特化したものと説明されているだけあって専門的な雰囲気を持っています。
これら、MATRIX TRADERの2つの画面を見ていると、どこか別業者の画面によく似ていることに気がつきました。
それは、ヒロセ通商LION FXの画面です。
ヒロセ通商LION FXにもNET4版とC2版の2つのツールがあり、画面イメージは以下のようになっています。
【参考:ヒロセ通商LION FX NET4版メイン画面】
【参考:ヒロセ通商LION FX C2版メイン画面】
メイン画面内の個別画面の配置は自由に変えられるため、MATRIX TRADERとは違えてありますが、全体的な構成やメニューの並びなどは非常によく似ています。
JFX MATRIX TRADER | ヒロセ通商LION FX | |
---|---|---|
NET版 | ⇔ | NET4版 |
新Java版 | ⇔ | C2版 |
これは、JFXがヒロセ通商の子会社であることから、ヒロセ通商LION FXの仕様(設計)を取り込んだものと推測されます。
下図はチャート画面です。
【NET版】
【新Java版】
どちらのチャートもドル円の5分足画面です。
両方ともに見やすいチャートといえますが、比較すると、新Java版の方がシンプルでスッキリとした感じを受けます。
次に、注文方法の使い勝手について調べてみましょう。
注文の種類は、NET版と新Java版ともに「売注文」・「買注文」・「クイック注文」・「一括注文」・「リピート時間指定成行注文」・「決済注文」・「一括決済注文」と多種類が用意されています
①通常注文
②クイック注文
③一括注文
④リピート時間指定成行注文
リピート時間指定成行注文は、指定した開始日から終了日まで、毎日同じ時間に注文を行うことができる機能です。
①通常注文
②クイック注文
③一括注文
④リピート時間指定成行注文
NET版、新Java版ともに、「成行」・「指値」・「逆指値」・「OCO」など20種類以上の注文方法が揃っています。
注文方法の種類が多いため、注文方法それぞれの意味や操作方法についての勉強が必要でしょう。
また、NET版、新Java版ともに、注文画面の分離・独立・最前面表示機能があるため、注文画面だけを分離させ、例えばチャートの中などに表示させることが可能です。
スキャルピングでは、チャートと注文画面の両方を同時に見ながらトレードを行うため、この最前面表示機能は非常に役に立ちます。
以上の注文画面は、NET版、新Java版ともにヒロセ通商のLION FXとほとんど同一の仕様となっています。
したがって、ヒロセ通商のLION FXを使い慣れている方は、初めから自由自在に使いこなせるのではないでしょうか。
描画ツールでは、NET版、新Java版ともに、水平線・垂直線・トレンドライン・フィボナッチリトレースメント・フィボナッチファンなど基本的に必要とされる描画機能を持っています。
NET版には、トレンドラインの始点・終点を相場の高値・安値に自動的に合わせる機能があります。
描画方法がMT4と異なるため、慣れるまで少し時間がかかるかもしれませんが、覚えてしまえば使いやすいでしょう。
次は、インジケーターの使い勝手を検証してみましょう。
NET版では、チャート上に、次の10種類のトレンド系テクニカル指標を表示できます。
単純移動平均線・指数平滑移動平均線・一目均衡表・ボリンジャーバンド・パラボリック・エンベロープ・GMMA・スパンモデル・スーパーボリンジャー・HLバンド
また、チャート下部に、次の12種類のオシレータ系テクニカル指標のうちから8種類を選んで表示することができます。
ストキャスティクス・RSI・乖離率・サイコロジカルライン・DMI・RCI・ROC・MACD・ウィリアムズ%R・アルティメットオシレータ・RVI・平均足
新Java版で表示できるテクニカル指標は、NET版とほとんど同じです(平均足だけがないようです)。
これだけの種類が揃っていれば、NET版、新Java版ともに、ほぼ必要なものは網羅されているのではないでしょうか。
次に、MATRIX TRADERでは、どの位の期間にわたって過去のチャートを見ることができるか調べてみましょう。
【NET版】
時間足 | 遡れる年月 | 遡れる期間 |
---|---|---|
日足 | 2012年2月 | 約5年半 |
月足 | 1998年10月 | 約21年 |
【新Java版】
時間足 | 遡れる年月 | 遡れる期間 |
---|---|---|
日足 | 2012年2月 | 約5年半 |
月足 | 1998年12月 | 約21年 |
NET版、新Java版ともに長い期間にわたって過去チャートを見ることができます。
なお、MT4では、接続しているFX業者により閲覧できる過去チャートの期間が異なってきますが、おおむね日足で5年以上、月足で20年以上は見ることができるようです。
このことから、MATRIX TRADERの過去チャート閲覧機能は、MT4 と同程度の高い性能があると判断できます。
モバイル・タブレットのメニューは、レート一覧・チャート表示・ポジション一覧・注文一覧・クイック注文・通常注文など必要なものが揃っています。
チャートには、同時に表示できるのが5種類と制限はありますが、全部で19種類のインジケーターを適用することができます。
描画機能では、水平・垂直・トレンドラインを引くことができ、トレンドラインの始点・終点を相場の高値・安値に自動的に合わせる機能もついています。
モバイル・タブレット用のアプリは、基本的にはヒロセ通商LION FXの仕様と同じで、パソコンと同程度の機能を持っています。
次に、複数の取引ツール間でデータなどの同期が図られているか検証してみましょう。
NET版、新Java版、モバイル・タブレットは、同時に立ち上げてログインし、両方を使ってトレードすることが可能です。
NET版または新Java版でエントリーしたものをスマホで決済を行うことができ、その逆も可能です。
また、NET版、新Java版間でもお互いにエントリーと決済ができます。
ポジション保有状況や有効証拠金額は、すべてのツールで同時に更新され、データ面では完全に同期がとられているといえます。
なお、各取引ツールに搭載されているチャートには、それぞれ固有のテクニカル指標が装備されているため、パソコンで設定したインジケーターをそのままスマホに引き継ぐことやスマホの設定をパソコンに適用することはできません。
当日の約定履歴、期間指定の約定履歴の照会ができます。
期間指定の約定履歴では、通貨ペア別、約定区分別などの絞り込みが可能です。
MATRIX TRADER では、経済指標の結果について、指標発表と同時にほぼリアルタイムで確認することができます。
公式サイトの説明では、指標発表から1秒後に結果数値が掲載されるようですが、残念ながらこの機能はデモトレードでは利用できません。
JFXのMATRIX TRADERは、取引ツールがヒロセ通商LION FXとほとんど同じ仕様になっています。
両社を比較すると、FX業界での知名度はヒロセ通商の方が勝っています。
ということは、JFXを利用するには、ヒロセ通商にはないメリットがJFXになければなりません。
そこで、JFXとヒロセ通商、様々な観点から以下のように比べてみました。
比較項目 | 結果 |
---|---|
通貨ペアの種類 | 【ヒロセ通商優位】 JFX26通貨ペア、ヒロセ通商50通貨ペア |
スプレッド | 【主要通貨ペアはほとんど同じ】 ドル円がヒロセ通商0.2銭とJFXの0.3銭をリードしているが、ヒロセ通商0.2銭の適用はキャンペーン期間中のため例外 |
スワップポイント | 【ほとんど同じ】 |
約定力 | 【ほとんど互角】 両社とも、約定能力99.9%、約定スピード最速で0.001秒とPR |
スキャルピング | 【両社とも公認】 |
情報提供 | 【ほぼ互角】 JFXはマーケットナビ・SNS・LIVE番組、ヒロセ通商はマーケットナビ・LION分析ノート・経済指標メール送信サービスなど、共に充実 |
MT4 | 【JFX優位】 JFXはMT4に対応(分析のみ・発注機能なし)しているが、ヒロセ通商は対応していない |
取引ツール | 【ほぼ同じ】 ただし、JFXは各取引ツールの性格を明確にしている |
上表をみると、両社は多くの項目で共通点が多いことがわかります。
通貨ペアの種類では、JFXの26通貨ペアに対し、ヒロセ通商が50通貨ペアと優位に立っています。
一方、MT4では、導入しているJFXがリードしています。
JFXのMT4は、発注機能や自動売買機能はないものの、テクニカル指標を使ったチャート分析が可能です。
このMT4は、デフォルトは10秒足ですが、パラメータで1、2、3、4、5、6、10、12、20、30秒に変更できる独自性を持ったものです。
また、両社の取引ツールは非常によく似ていますが、ヒロセ通商がツールごとの性格を明確にしていないのに対し、JFXは、NET版=万能型、新Java版=スキャルピング特化型と説明しています。
以上から、JFXを利用するメリットは次のように理解できます。
①MT4でチャート分析ができる
②トレードの手法によって、どのツールを使えばよいかが明確で迷わない
以上、MATRIX TRADERのデモトレードを調べてきましたが、その結果を以下にまとめました。
検証項目 | 評点(★5点満点) | MT4との比較 | 備考 |
---|---|---|---|
画面・チャートの 見やすさ | ★★★ | 【MT4と同】 ●MT4の画面は見やすく、チャートは色調や表示形式をカスタマイズできる | ●画面・チャートは多機能だが、各種設定や操作方法が複雑 ●画面のカスタマイズ性はMT4より優れている |
注文方法の 使い勝手 | ★★★★ | 【MT4より優】 ●MT4の一般注文パネルはわかり難く、ワンクリック注文パネルはシンプル過ぎる ●MT4のワンクリック注文パネルは分離・独立・移動できない | ●多彩な注文方法が揃っているが、初めに覚える時間が必要 ●注文画面の分離・独立・最前面表示機能はスキャルピングに最適 |
描画ツールの使い勝手 | ★★★ | 【MT4と同】 ●MT4は、素早く簡単に描画ができる ●MT4は必要な描画機能が標準装備 | ●必要な描画機能は揃っているが、MT4と使い方が異なるので習得が必要 ●トレンドラインは、始点・終点を相場の高値・安値に自動的に合わせる機能がついていて便利 |
インジケーターの 使い勝手 | ★★★★ | 【MT4より劣】 ●MT4には50種類以上のインジケーターが標準装備 | ●21~22種類のインジケーターが装備されており、必要なものは充足している |
過去チャートの表示 | ★★★★ | 【MT4と同】 ●MT4は、過去チャートのデータが豊富 | ●MT4と同じく、過去チャートのデータが豊富 |
モバイル・タブレットの使い勝手 | ★★★★ | 【MT4と同】 ●MT4は、スマホでも使いやすい | ●スマホ版は機能的で使いやすい |
トレードの ツール間同期 | ★★★★ | 【MT4と同】 ●MT4は、パソコンで表示したインジケーターをスマホに表示できない | ●複数の取引ツールから同時にログインができる ●取引ツール間でデータの同期がとられている ●スマホはスマホ固有のテクニカル指標があり、パソコンで表示したインジケーターはスマホに表示できない |
その他利用可能なサービス | ★★★★★ | 【MT4より優】 ●MT4は、ユニークな情報提供が少ない | ●マーケットナビ・SNS・LIVE番組と豊富な情報提供手段を揃えている |
結論的には、JFXの取引ツールは、親会社であるヒロセ通商LION FXのツールと非常によく似ており、多彩な機能面も同等といえます。
難点をいえば、機能面に凝っているため、初心者が使いこなすには一定の勉強・練習期間が必要ということでしょう。
JFXは、国内業者で導入しているところが少ないMT4を利用したチャート分析ができます。
また、取引ツールは多機能で、万能型やスキャルピング特化型などから、自分のトレードスタイルに応じて自由に選ぶことができます。
MT4でチャート分析を行いながら、NET版で一般トレード、あるいは、新Java版でスキャルピングに思う存分トライできる環境が整っているといえます。
JFXの取引ツールの使い勝手について、ご理解いただけたのではないでしょうか。
それでは、最後にMATRIX TRADERの取引ツールに『向いている人・向いていない人』のまとめをしてみました。
JFXの取引ツールに向いている人
JFXの取引ツールに向いていない人
取引ツールが多彩な機能を持ち合わせているJFXはおすすめです。
口座開設は無料なので、開設しておいても良いかもしれませんね。
三原怜
私は、以前地方自治体に勤めていましたが、退職してFXトレーダーに転向しました。トレード歴は、通算で約10年間になります。 トレーダーになった動機は、相場が人間心理の凝縮された生き物のように思え、その神秘的なベールを、テクニカル分析などの手法で読み解いていく面白さを知ったからです。 みなさんも自分なりの角度から、ぜひ相場に挑戦してみてください。