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2021.08.02 2021.07.14

FXインジケーターのキホンのキを解説!効果的な使い方は組み合わせ【FX チャート分析⑦】

この記事で学べること

  • インジケーターが重要な理由
  • インジケーターの種類
  • 代表的な3つのインジケーター
水落 あきみねの写真
この記事のライター 水落 あきみね

前回はチャートパターン(FX チャート分析⑥)について学びました。
今回はまた視点を変えて、インジケーターを使いながら、チャート分析をより深く学んでいきましょう。

「そもそもインジケーターって必要なの?」
「どんなインジケーターを選べばいいかわからない」
「オススメのインジケーターを知りたい」
そんな風に思っていませんか?

FXではたくさんのインジケーターの中から、自分で好きなものを選んでトレードができます。
ですが初心者の方には、選択が多くて迷ってしまうこともあるでしょう

そこでこの記事では、インジケーターの基本からオススメのインジケーターまでを解説したいと思います
ぜひ最後までご覧ください。

1. FXのインジケーターとはなにか

FXインジ01FXのインジケーターとはなにか

ライン、ローソク足、チャートパターンに続いて、チャート分析をサポートしてくれるインジケーターを見ていきましょう。

まずは「インジケーターとは何か?」「なぜ重要なのか」を確認してみます。

1.1 インジケーターとは

インジケーターとは、テクニカル分析に使われる指標のことです。
過去の値動きをもとに、いろいろな角度からチャート情報をわかりやすく教えてくれます

FXインジ記事内01

インジケーターを使うことで、違った角度から分析ができたり、売買のタイミングが見えたりするでしょう

1.2 FXにインジケーターが重要な理由

インジケーターが重要な理由は、テクニカル分析が容易になるからです

初心者のかたにとっては、チャートに表示されているローソク足だけを見ても、どう判断すればいいか難しいでしょう。

そこでインジケーターを表示させることで、ローソク足だけではわかりにくかった、エントリーのタイミングや相場分析などが、視覚的にわかりやすくなるのです

たとえばローソク足のヒゲを確認して、有利だと思っていても注文に迷ってしまうときがありますよね?
そんなときにインジケーターでも有利だと判断できれば、2つの根拠が重なります。

つまり自信をもって注文に踏み切れるようになるということです。

より精度の高いテクニカル分析ができるというわけですね。
ですから、インジケーターが重要といえるのです。

2. インジケーターは大きく2種類

FXインジ02インジケーターは大きく2種類

インジケーターは、次の2種類に大別されます。

インジケーターの種類

・トレンド系
・オシレーター系

詳しくみていきましょう。

2.1 相場の流れを確認するトレンド系

相場の方向性をわかりやすく教えてくれるのが、トレンド系のインジケーター
主に以下のような特徴があります。

【トレンド系インジケーターの特徴】
・相場の流れがわかる
・トレンド相場で効果的
・チャート上に直接表示される

たとえばトレンド系の代表格である「移動平均線」は、下チャートのように表示されます。

FXインジ記事内02

1本のラインだけでも、相場が向かっている方向や勢いがわかりやすくなりました

このトレンド系のなかでもとくに使用されているのが、次の3つ。

【代表的なトレンド系インジケーター】
・移動平均線
・ボリンジャーバンド
・一目均衡表

トレンド系のインジケーターは、相場の流れをつかむのが得意です。
そのためトレンド相場でトレードする場合に、効果を発揮するといえるでしょう。

なかでも移動平均線は、トレンド系の基本ともいうべきインジケーター。
まずは移動平均線でしっかりと方向を見る習慣をつけましょう。

2.2 相場の強弱を確認するオシレーター系

オシレーター系は相場の過熱感、いわゆる「買われすぎ、売られすぎ」を示すインジケーターです

主に以下のような特徴があります。

【トレンド系インジケーターの特徴】
・売買の強弱を判断できる
・レンジ相場で効果的
・反発の確認に使える
・チャート下部に表示される

たとえばシンプルに売買の強弱が判断できる「ストキャス」は、下のように表示されます。

FXインジ記事内03

反転のポイントがわかりやすくなりましたね

このオシレーター系のなかでもとくに使用されているのが、次の3つです。

【代表的なトレンド系インジケーター】
・MACD
・ストキャス
・RSI

オシレーター系は性質上、レンジ相場における逆張りでよく活用されています。
また相場の強弱がわかるため、トレンド相場の押し目・戻り目の確認でも利用できます。

※逆張りとは、トレンド方向に対して逆向きにトレードをすること。

トレンド系・オシレーター系、それぞれ特徴を理解して、使っていくことが大切といえるでしょう。

3. 代表的な3つのインジケーター

FXインジ03代表的な3つのインジケーター

インジケーターの数は、マイナーなものまで含めると数十におよびます。

それぞれにメリットはありますが、ここではとくにオススメのインジケーターを3つご紹介します

大変メジャーなインジケーターですが、この3つだけでも十分にトレードで役立つでしょう。

3.1 トレンド系:移動平均線

移動平均線は、インジケーターの代表格ともいえる存在。
この移動平均線は、一定期間の終値の平均値を線で結んだものです。

※終値とは、一定期間の最後につけた価格のこと
また、次の期間が始まる際につける価格は始値となる

FXインジ記事内04

移動平均線の傾きにより、相場がどちらに向かっているのか、勢いはあるのかがわかります

数あるインジケーターも、この移動平均線から派生したものが多くあります。
移動平均線を覚えられれば、他のインジケーターの理解もより早まるでしょう。

移動平均線については、別記事で詳しく解説しています。
ぜひご覧ください。

3.2 トレンド系:ボリンジャーバンド

ボリンジャーバンドとは、この先の値動きがどれぐらいの範囲内でおさまるかを教えてくれるインジケーター。

FXインジ記事内05

移動平均線を中心に、上下に伸びているバンド(ライン)が想定される値動きの範囲を表しています。

相場の流れに加えて、買われすぎ・売られすぎの判断も可能。

反発するポイントが想定できるので、エントリーから決済など、幅広くトレードに使えるのが魅力です

ボリンジャーバンドの詳しい解説は、別記事をご覧ください。

3.3 オシレーター系:MACD

MACDは移動平均線から派生したもので、オシレーター系で最も人気があるインジケーターです。

FXインジ記事内06

2本の移動平均線の動きの違いを視覚化することで、トレンドの勢いや転換を素早く判断できます

また、「ゴールデンクロス」「デッドクロス」がエントリーのサインにもなります。

MACDの詳しい解説記事は、別記事をご覧ください。

4. 移動平均線を使ってみよう

FXインジ04移動平均線を使ってみよう

実際のチャートを使って、インジケーターを確認してみましょう。

ここでは移動平均線を使って説明したいと思います。

4.1 移動平均線の傾きをみよう

下のチャートをご覧ください。 FXインジ記事内07

インジケーターを表示させていない状態のチャートです。
ただ眺めていても、なんらかの基準がなければトレードのしようがありません。

「全体の流れはどちらに向いているのか」
「エントリーはどのタイミングでするのか」

上記のような判断をする基準が必要です
では、チャートにインジケーターの移動平均線を表示させてみます。

FXインジ記事内08

どうでしょうか?
たった1本の線でも、傾きからトレンドの方向と勢いを判断できます

FXインジ記事内09

移動平均線の傾きが大きいほど、強いトレンド。
傾きが横ばいになるほど、勢いが弱くなりレンジと判断できます。

移動平均線の傾きがハッキリとわかるときだけエントリーすれば、トレードもカンタンになるのがわかりますよね

逆に移動平均線が上がっているのか、下がっているのか、よくわからないときは難しいトレードになるといえるでしょう。

4.2 オシレーター系と組み合わせて使えば効果的

移動平均線だけでも十分にトレードは可能です。

ここにオシレーター系インジケーターを組み合わせれば、なお効果的といえるでしょう
なぜならオシレーター系は、売買の強弱を示しているからです。

下のチャートをご覧ください。

FXインジ記事内10

チャートの青枠・赤枠は、移動平均線とMACDの向きが一致しているところです。

相場の向きと売買の強弱が合っているので、価格はすんなりと進んでいきます。
カンタンに言えば、勝ちやすい環境ですね。

このようにトレンド系+オシレーター系を組み合わせることで、トレードの信頼性はグッと上がりますよ。
ぜひお試しください。

【ワンポイントアドバイス:インジケーターはたくさん表示しない!』
チャートに表示させるインジケーターは、トレンド系・オシレーター系それぞれ1つぐらいにしておきましょう。
というのも、インジケーターが多すぎると混乱してしまうからです。
トレードに難しい分析は必要ありません。
なるべくチャートをシンプルにしてトレードにのぞみましょう。

5. まとめ

fxチャート見方まとめ

本日のまとめです。

  • インジケーターとは インジケーターとは、テクニカル分析に使われる指標のこと
    過去の値動きをもとに、いろいろな角度からチャート情報を教えてくれる
    インジケーターを使うことで、テクニカル分析が容易になる
  • インジケーターは大きく2種類 トレンド系:相場の流れを確認する【移動平均線・ボリンジャーバンド・一目均衡表など】
    オシレーター系:売買の強弱を確認する【MACD・ストキャス・RSIなど】
  • 代表的な3つのインジケーター 移動平均線
    ボリンジャーバンド
    MACD

    上記3つは、トレーダーのなかでもとくに人気のインジケーターです。
    いろいろなインジケーターに手を出す前に、まずこの3つを覚えましょう。

インジケーターは、テクニカル分析が視覚的にわかりやすくなる、大変便利なツールです。
積極的にトレードに取り入れましょう。

この記事が少しでも参考になればうれしく思います。

今回含めて7回にわたってチャート分析の基礎を学習してきました。
次回はこれまで学んできた知識の総まとめをしていきます。

実践で使えるようアクションプランもご紹介していますので、ぜひチェックしてくださいね。

この記事のライター

水落 あきみねの写真

水落 あきみね

1977年兵庫県生まれ。2000年大学卒業後にIT会社に入社。12年間勤めた会社を退職して、自営業を始める傍らFXを始める。相場の世界に入って6年になる兼業トレーダーで、水平線やトレンドラインだけを使ったシンプルなトレードを得意としている。信条は「最もうまく負けることができる人が勝つ」

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