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2021.05.14 2021.05.05

レバレッジで証拠金がマイナスになる恐怖!大損失したらどうなるの?

この記事で学べること

  • レバレッジをかけ過ぎて証拠金以上の大損失をしたらどうなるのか。
  • これを厳守すれば安心!4つの大損失回避策
  • 証拠金がマイナスになる可能性が限りなく低い!おすすめのFX会社
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この記事のライター 山口 遼平

プロトレーダーに師事を仰ぐ駆け出しトレーダー。当サイトでは、プロの成功体験から得たノウハウを『FXで勝つための心得』として発信している。

FXのレバレッジは大きな利益を狙うこともできますが、その逆の大きな損失を被る可能性もあります。最悪の場合は、証拠金以上の大損失になり借金という事態も招きかねません。

しかし、実際に証拠金がマイナスになった時ってどうなるのか気になりますよね。

本記事では、証拠金がマイナスになった時の動きマイナスにならないための回避策を解説しております。また、最後に証拠金がマイナスになる可能性が限りなく低いおすすめのFX会社を紹介しておりますので、ぜひ参考にしてください。

1. レバレッジによる損失リスク

レバレッジ・損失・どうなる1

証拠金がマイナスになるその大きな要因がレバレッジとなります。

レバレッジを使わなければ、証拠金がマイナスになることはほとんどないと言っていいでしょう。しかし、レバレッジを使わない大きな稼ぎを得ることは難しいです。

レバレッジとうまく付き合っていくために、まずはレバレッジの仕組みを理解しましょう。

1.1. レバレッジは諸刃の剣

冒頭でもお伝えしましたが、レバレッジは利益を増やす可能性も秘めていますが損益を拡大させる可能性もある諸刃の剣です。

例えばレバレッジをかけて5,000円の利益を取ろうとします。しかし、そこには5,000円の損失の可能性もあることは常に意識しましょう。

損益比較の例として、米ドル/円で1万円の証拠金に25倍のレバレッジをかけた時の「相場が2円上昇したケース」と「2円下落したケース」をみてみましょう。

上昇したケースだと5,000円の利益。下落したケースだと5,000円の損益です。(下の図参照)

レバレッジ・損失・どうなる挿絵1

このようにレバレッジをかけるということは、損失のリスクも高めていることを理解しましょう。

1.2. 強制ロスカットの仕組み

レバレッジのもう一つのリスクが「強制ロスカット」です。ご存じない方のために概要だけ解説します。

FXに「強制ロスカット」という機能が設けられています。

これは、「証拠金維持率」が各FX会社が定める「強制ロスカット水準(%)」に達する。つまり、このまま取引を続けても損失を拡大する水準に達すると、強制的に決済が執行される機能です。

強制ロスカット執行条件となる「証拠金維持率」は、要約すると「証拠金に対して取引中の全資産が占める割合」です。計算式は以下の通りです。

証拠金維持率の計算式

証拠金維持率 = 取引中の全資産(含み益・含み損)÷ 証拠金

1ドル=100円の時に証拠金10,000円で100ドル買った時、相場が2円上昇したら100ドルの価値が10,200円になります。反対に2円下落したら100ドルの価値が9,800円になります。この数字を使って証拠金維持率を計算します。

2円上昇時の証拠金維持率の計算

10,200円 ÷ 10,000円 = 102%

2円下落時の証拠金維持率の計算

9,800円 ÷ 10,000円 = 98%

以下の図はイメージです。

レバレッジ・損失・どうなる挿絵2

各FX会社は「この証拠金維持率が「100%・50%になったら強制ロスカットしますよ。」という強制ロスカット水準(%)を設けています。

「証拠金維持率」や「強制ロスカット」の詳細は下記記事で解説しております。

1.3. レバレッジは強制ロスカットのリスクを高める

では、レバレッジをかけると強制ロスカットのリスクがなぜ高くなるのか見ていきましょう。

結論から言うと、高いレバレッジをかけるほど証拠金維持率への影響が大きくなるからですです。

どれほどの影響が出るのか、レバレッジ10倍と25倍でトレードした時にレートが下がった時の証拠金維持率を比較してみましょう。

1ドル=100円の時に証拠金10,000円を元手に、レバレッジ10倍と25倍でトレードしたとします。前者は100,000円 = 1,000ドル通貨、後者は250,000円 = 2,500ドル通貨としてトレード。ここで相場が2円下落したとすると。

レバレッジ10倍の場合

1,000ドル通貨 × 98円 = 98,000円(2,000円の損失)

レバレッジ25倍の場合

2,500ドル通貨 × 98円 = 245,000円(5,000円の損失)

となります。下の図はイメージです。

レバレッジ・損失・どうなる挿絵3

25倍は証拠金の半分の価値まで落ちてしまい、ロスカット水準に達し強制ロスカットが執行されました。だからと言って10倍ならいいというわけではありません。ロスカット水準を100%や80%に設定している会社は意外と多く、会社が違えば強制ロスカットに合うでしょう。

強制ロスカットを回避する手段は後半で解説します。次は一番避けなければならない大損失のリスクです。

レバレッジによる損失リスクまとめ

・レバレッジは利益を増やすことができるが、損失を拡大する可能性を秘めている諸刃の剣。

・「証拠金維持率」が各FX会社が定める「強制ロスカット水準(%)」に達すると「強制ロスカット」となり、取引が強制決済される。

2. 損失が証拠金を超えたらどうなる?レバレッジによる大損失リスク

レバレッジ・損失・どうなる2

前述した強制ロスカットですが、「強制ロスカットされちゃった。」で済めばそこまで深刻ではないでしょう。

しかし、FXには証拠金がマイナスになる。つまり、借金を背負うほどの大損失をしてしまう可能性が潜んでいます。

こちらはレバレッジをかけた上で更に条件が重なることで発生します。本章で解説します。

2.1. 証拠金以上のマイナスになる条件

前述した通り正常にトレードできていれば、証拠金維持率がロスカット水準に達したタイミングで強制ロスカットが執行されるため、証拠金以上の損失は基本的にありません。 

しかし、FXの世界ではロスカット水準に達したにも関わらず、相場の急変やシステムの遅延などによって強制ロスカットが間に合わず、証拠金以上の損失になることがあります。

そんな「相場の急変なんて頻繁に起きないでしょ?」と思うかもしれません。確かにそうかもしれません。しかし、為替はいつ何が起こるか完璧に予測をすることは不可能です。

2015年に起きたスイスフランショックが良い例です。この事件は何の前触れもなく20分間でスイスフラン/円が約4,000pipsも変動しました。日本円で40円です。

このような急激な値動き発生時は、強制ロスカットが正常に機能せず証拠金がマイナスになることがあります。事実この事件で多くのトレーダーが吹き飛びました。もし大きなレバレッジをかけていたら・・・想像したくないですね。

強制ロスカットは、為替やシステムの状況によって「間に合わない」ことがあることは意識しておきましょう。

それでは、次に証拠金がマイナスになった時の動きを解説します。

2.2. 証拠金がマイナスになったらどうなる?

結論から言うとマイナス分の金額(借金)を「追証(追加証拠金)」と言う形で入金しなければなりません。

追証とは、その名の通り追加で証拠金を入金することです。

会社によって条件が異なりますが、一般的にマイナスになった日から数日以内に追証を行わなければなりません。

もし追証をせず放置すると、取引中の全てのトレードが強制決済されます。それでもマイナスが残っている場合は、FX会社から手紙や電話などで入金の催促が来ます。

数万円なら何とかなりそうですが、数十、数百万のマイナスだと最悪破産なんて事例もあります。こうならないために無理のない安全なトレードを心がけましょう。次の章でその回避策を解説します。

レバレッジによる大損失リスクまとめ

・相場の急変により強制ロスカットなどの決済が間に合わない場合、証拠金以上のマイナスになることがある。

・証拠金がマイナスになるのと、不足分を追証をしなければならない。放置すると催促の連絡がくる。

3. 大損失しないための4つの回避策

レバレッジ・損失・どうなる3

FXで儲けるはずが逆に借金を背負うなんて嫌ですよね。

そうならないための回避策を4つご紹介します。

・レバレッジは計画的に決める
・ストップロス徹底する
・トレードを翌日に持ち越さない
・強制ロスカット水準が高い会社を選択する

3.1. レバレッジは計画的に決める

レバレッジはリスクがあるとここまで伝えてきました。ではレバレッジとどのように向き合えば良いか、その答えはルールに基づいてレバレッジを決めることです。

このルールで推奨したいのは「2%ルール」です。これは、1トレードで許容できる損失額を全投資資産の2%とするFXの資金管理手法の一つです。

例えば全投資金が100,000円とすると、損失できる金額は2%の2,000円です。つまり、どんなにレバレッジを高くしても損失額は2,000円に収まるような投資金でトレードするので、大損失することはありえません。

この「2%ルール」を完成させるには次のストップロスが大きく関わります。

3.2. ストップロスを徹底する

ストップロス」とは、逆指値注文を使い損切りラインに達したら自動的に損切り決済するよう予め注文することです。そうすることで、想定外の損失を減らし先述した「2%ルール」を徹底することができます。

損切り」とは、損益を認めて決済することです。

FXでは「これ以上レートは良くならない」と判断した時に、損切りをして損失拡大を防いでいます。これは、FXで生き抜くためにとても重要なスキルでもあります。

この損切りを徹底する方法は、新規注文(エントリー)する前にあらかじめ損切りライン(ストップロスするライン)を決めておくことです。この損切りラインを決めるには、分析によって導き出した「エントリーの根拠」が必要となります。

ストップロスを活用して「2%ルール」を厳守しましょう。

ここまで登場した「エントリーの根拠」、「損切り」、「資金管理」の考え方につきましては、下記記事をご参照ください。

3.3. トレードを翌日に持ち越さない

別の言い方をすると「FXに向き合う時間がない時は取引をするな」です。

なぜなら、スイスフランショックの様に、FXの世界はいつ何が起こるかわからないからです。そのため、取引中は常にチャート画面を見ていられるのが理想です。

しかし、トレーダーそれぞれの生活があるので難しいのが実状だと思います。そんな状況でできることは、急激な相場変動に対応できない時間帯を極力減らすことです。その最もたる就寝時間を跨ぐ取引は避けるようにしましょう。

また、活動時間であっても長時間チャートを見れない状況も避けた方が無難です。

3.4. 強制ロスカット水準が高い会社を選択する

FX会社は強制ロスカット水準が高い会社を選択しましょう。なぜなら、多くのFX会社は固定且つ低い強制ロスカット水準を採用しているからです。

強制ロスカットはそもそもトレーダーの損失拡大を予防するための機能です。

強制ロスカット水準が高い(100%に近い)ほど、安全に取引できるメリットがあります。

なぜなら、証拠金維持率が100%に近い余裕のある状態でロスカットするので、証拠金がマイナスになる可能性が低いからです。

特に初心者トレーダーは、強制ロスカット水準が高いFX会社で始めるだけで、大損失の可能性が少なくなるのでおすすめです。

本記事の最後に強制ロスカット水準が高いおすすめのFX会社を紹介しています。ぜひ参考にしてください。

大損失の4つ回避策まとめ

・レバレッジを決める際は、資金管理(2%ルール)に則って数値を設定する。

・エントリーの根拠で決めて損切りラインにストップロスを設定する。

・就寝時間などのFXに向き合えない時間帯の取引はしない。

・強制ロスカット水準が高い会社を選択する。

4. 強制ロスカット水準が高いおすすめのFX会社2社

レバレッジ・損失・どうなる4

それでは強制ロスカット水準値(ロスカット値)が高いおすすめのFX会社を2社ご紹介します。

ロスカット水準が高いと安心してトレードでき、精神的にも楽になります。ぜひ参考にしてください。

4.1. FXブロードネット

FXブロードネットでは、選択した取引コースによってロスカット値が決まっています。

コースは一般的なトレードができる「ブロードコース」と小額で取引ができる「ブロードライトコース」の2種類あります。また、それぞれのコース内でも最大レバレッジ数やロスカット値によって以下の9コースに分かれています。

レバレッジ・損失・どうなる挿絵4

各コースにはFX界での最高水準である100%を選択することができます。

一度選択した後も、コースの追加をすることで別のコースでトレードすることも可能ですので、トレードに慣れた別のコースに挑戦することもできます。

また、FXブロードネットは基準スプレッドの安定性に優れており、24時間の大半は安定してトレードできることも大きな特徴です。

4.2. 外為オンライン

外為オンラインもコースそれぞれにロスカット値が設けられており、トレーダーが任意のものを選ぶことでリスクコントロールをすることができます。

外為オンラインでは、一般トレードの「L25」コースと小額トレード「L25mini」コースの2種類あり、それぞれロスカット値100%と20%から選択できるようになっています。

レバレッジ・損失・どうなる挿絵5

まずは最高水準である100%からはじめて、安心安全なトレードから始めましょう。

また、外為オンラインの特徴として取引ツールの使い勝手が良い点も大きな特徴です。FXで重要な画面やチャートがとても見やすく設計されており、初心者でも使いやすい内容になっています。さらに、分析で必須となるインジケーターや過去チャートの見やすさも他者をリードしています。

ロスカット値を選択できて、使いやすい取引ツールを求めている人に打って付けです。また、定期的にオンラインセミナーを開催しているので、有識者の貴重な情報も入手することができおすすめです。

5. まとめ

レバレッジ・損失・どうなる5
  • ・証拠金がマイナスになる大損失をしたらどうなる? 借金となりマイナス分を追証(入金)しなければならない。放置すると全ての取引が強制決済され、FX会社や金融機関より催促の連絡がくる。
  • ・大損失をしないための4つ回避策 1. レバレッジは計画的に決める
    2. 損切りの徹底する
    3. トレードを翌日に持ち越さない
    4. 強制ロスカット水準が選べる会社を選択する

レバレッジは、手っ取り早く稼ぐことができる手段として使えますが、その逆の大損失になる原因に繋がります。証拠金以上の損失をするとそれはもう借金です。

そうならないためにも、今回学んだ回避策を徹底して健全な無理のないトレードでコツコツと利益を上げていきましょう。

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