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2021.07.23 2021.03.28

セントラル短資FXのスプレッドは広がる?雇用統計は安定・早朝は不安定【16社比較調査】 

この記事で学べること

  • セントラル短資FXの早朝のスプレッドの動き
  • セントラル短資FXの米雇用統計時のスプレッドの広がり具合
  • 他社とセントラル短資FXのスプレッドの比較
高田 佑美の写真
この記事のライター 高田 佑美

裁量トレードだけでなく、自動売買でもトレードを開始。 どうすれば順調に利益を上げられるか、日々奮闘中。

「セントラル短資FXはスプレッドが広がることがあるって噂を耳にするけど?」
と不安に思っていませんか。

実は、どのFX会社でもスプレッドは広がることがあります。
それは、重要な経済指標の発表前後や早朝などです。

【FXやってみた研究所】では、米雇用統計時と早朝においてスプレッドの検証をしました。

この記事を読むと、セントラル短資FXのスプレッドがどれくらい広がるのか分かります。

検証の結果、セントラル短資FXは・米雇用統計時はスプレッドが比較的安定していた
・早朝のスプレッドはとても広がった
・サイトで公開されている配信停止時間は比較的短かった
という事が分かりました。

セントラル短資FXでは、流動性が低くなる時間帯は注意が必要ですが、それ以外は配信停止時間も短めなので安心できるFX会社です。

それでは、詳しくみていきましょう。

また、私たちはセントラル短資FXだけでなく、合計16社のスプレッドの比較調査を行いました。
『16社のスプレッド比較ランキング』を知りたい方は以下をクリックください。

1. 3つのポイントからスプレッドの広がりを検証しよう

スプレッド検証の画像1

【FXやってみた研究所】が検証をする上で重要視している3つのポイントがあります。

・スプレッド提示率
・重要な経済指標の発表前後
・流動性の低い時間帯


スプレッド提示率は、FX会社がどれくらいの割合で基準スプレッドを配信しているか知ることができる大切な数値だからです。

また、スプレッドが広がりやすいといわれている経済指標の発表前後や流動性の低い時間帯に、どれくらい広がるのか検証することで、FX会社が安定しているのかどうか知ることができます。

それでは、3つのポイントについて詳しく解説していきましょう。

1.1 スプレッド提示率

国内のFX会社は最狭スプレッドを競い合っています。

しかし、多くのFX会社で提供しているスプレッドは「原則固定スプレッド」であって完全固定ではありません。

つまりスプレッドが基準より広がることがあるということですね。

いくら狭いスプレッドが提供されていても、それがどれくらいの割合で提示されているのかが重要になってきます。

それを知るために「スプレッド提示率」という指標があります。

「スプレッド提示率」とは期間中に基準スプレッドで配信できた割合(実績値)のことで、95%以上なければ「原則固定スプレッド」と名乗ることはできません

しかしながら、このスプレッド提示率の集計方法に明確な定義がないことから、自社の都合の良い方法で基準を満たしているFX会社があるようです。

そのように自社の都合の良いように集計をしているのなら、実際にスプレッドの動きを見ていくしかありませんね。

また、スプレッド提示率は公開義務がないことから公表していないFX会社もあります。

それでは、次にどういったときにスプレッドが広がるのか見ていきましょう。

1.2 重要な経済指標の発表前後

スプレッドは、米雇用統計のような重要な経済指標の発表前後に広がります。

なぜなら、指標の発表前は投資家も様子見で取引を控えるため流動性が低下し、発表後は指標の結果を見て注文が急激に増え価格が一方向に変動するからです。

また、重要な経済指標以外にも、要人の発言・突発的なイベントなどで為替レートが急激に変化する場合にもスプレッドが広がることがあります。

1.3 流動性の低い時間帯

スプレッドは、その他流動性の低い時間帯にも広がる傾向があります。

例えば、日本時間の早朝5時から8時は取引量が少なくなるため、スプレッドが広がることがある時間帯です。

また、クリスマスや年末年始の長期休暇においても、取引から離れる投資家が多いためスプレッドが不安定になります。

2.セントラル短資FXのスプレッド

スプレッド検証の画像2

ここでは、セントラル短資FXのスプレッドについて詳しく見ていきましょう。

2.1 セントラル短資FXの主要通貨ペアの基準スプレッド

まず、セントラル短資FXの基準スプレッドです。

最近では、取引時間によってスプレッドを変えているFX会社が増えてきており、セントラル短資FXのFXダイレクトも以下のよう分かれています。

(スプレッドの単位:pips)
通貨ペア基準スプレッド:
午前11時~翌午前1時
それ以外の時間帯
米ドル/円0.10.2~10.0
ユーロ/円0.40.4~10.0
ポンド/円0.90.9~16.0
豪ドル/円0.40.4~14.0
ユーロ/米ドル0.30.3~10.0
(出典元:セントラル短資FX


FXダイレクトの基準スプレッドは業界最狭水準で、米ドル/円においては特に狭いですね。

ただ、適応時間が午前11時からと他社と比べ短くなっています。

また、いくら基準スプレッドが狭くても、それをどれくらいの割合で配信できるかが大切です。

その割合を知るために、【スプレッド提示率】という指標があるので次で見ていきましょう。

2.2 セントラル短資FXのスプレッド等に関する実績

つぎに、スプレッド提示率などの実績を見てみましょう。

(スプレッドの単位:pips)
通貨ペア広告表示のスプレッドスプレッド提示率スプレッド最大値
米ドル/円0.199.17%2.0
ユーロ/円0.499.94%2.9
ポンド/円0.999.91%9.6
豪ドル/円0.499.93%14
ユーロ/米ドル0.399.9%1.9
(出典元:セントラル短資FX
*対象期間:2021年1月25日~2月19日の午前11時~翌午前1時


最近ではスプレッド提示率とともに、スプレッド最大値も公表されています。

また、それ以外にも、提示スプレッドが広告異なる事となった理由、配信停止時間、配信停止理由も公表するようになっています。

金融先物取引業協会の「広告等の表示及び系親類の提供に関する自主規制規則第9条に関する細則」に基づき、各社開示を始めたようです。


スプレッド提示率はかなり高く、また最大値も抑えられているようですね。

ただ、早朝は上記データに含まれていないので、検証時にどれくらいスプレッドが広がるのか見てみましょう

2.3 セントラル短資FXのレート配信停止時間

次は、サイト上で公開されているセントラル短資FXの米ドル/円の配信停止時間を見てみましょう。

配信停止時間配信停止理由
57秒経済指標発表時の新規成行の停止
(出典元:セントラル短資FX
対象期間:2021年1月12日~2月5日


セントラル短資FXでの配信停止時間は57秒でした。

経済指標発表時に停止したようですが、今回の【FXやってにた研究所】での米雇用統計時の検証もその対象期間に入っています

検証中に停止したのか確認してみましょう。

3.米国指標発表時のスプレッドの広がりを検証

スプレッド検証の画像3

まず、米雇用統計時に米ドル/円のスプレッドを検証してみましょう。

なぜなら、米雇用統計の発表時は急激にレートが変動するためスプレッドが広がりやすいからです。

そういった時に検証をすることで、セントラル短資FXのスプレッドが安定しているか知ることができます。

【FXやってみた研究所】では、2021年の1月と2月の米雇用統計時にリアルタイムでスプレッドのデータをキャプチャしました。

22時29分からの3分間で1秒ごとにキャプチャを撮り、それをグラフにまとめたものが以下になります。

セントラル短資米雇用スプレッド推移

検証の結果、セントラル短資のスプレッドはバラつきがありますが、ある程度安定していることが分かりました。

それでは、米雇用統計時のそれぞれの動きを見ていきましょう。

3.1 米雇用統計時のスプレッド検証【2021年1月】

まず、2021年1月の米雇用統計時を確認してみましょう。

セントラル短資・雇用統計の画像①

この日のセントラル短資FXのスプレッドは、発表開始10秒前には4.5pipsに拡大し、最大値である8.2pipsには30分を過ぎてから広がりました。

最大値のまま20秒経って0.9pipsまで下がりますが、それ以降は動きがありませんでした。

32分の時点でも基準スプレッドに戻っておらず、少し遅いといえますね。

また、29分から32分までのスプレッド平均値をとってみたところ1.93pipsとある程度大きくなりました。

この米雇用統計で動いたレートは33.2pipsです。

3.2 米雇用統計時のスプレッド検証【2021年2月】

次に、2021年2月の米雇用統計時でも検証してみましょう。

セントラル短資・雇用統計の画像②

今回もスプレッドが広がり始めるのは早く29分の時点で0.9pipsになっていました。

そして、発表開始3秒前に5.8pipsに一瞬広がりました。

その後、徐々に落ち着いていき31分には0.3pipsに戻りますが、再度拡大するという動きをとっていました。

この検証でのスプレッド平均値は1.75pipsと結構広がる結果となりました。

ちなみに、この米雇用統計で動いたレートは30.8pipsでした。

3.3 米雇用統計時の検証まとめ

今回の検証結果から米雇用統計時のまとめをしたいと思います。

 基準スプレッドスプレッド最大値スプレッド平均値
スプレッド(pips)0.15.31.34
*1月と2月の平均を取ったデータ


セントラル短資FXの米雇用統計時のスプレッドは、2回の検証では広がり具合にかなりバラつきがあるようでした。

しかし、2回の平均から最大値、平均ともにスプレッドが抑えられていることが分かりました。

また、特にレート配信が停止したようなところも今回の検証では見られませんでした。

セントラル短資FXのスプレッドは、レートが急変する際でも比較的安定しているといえます。

4. 早朝スプレッドの広がりを検証

スプレッド検証の画像4

次に、早朝の米ドル/円のスプレッドでも検証してみましょう。

というのも、早朝は流動性が低くなるためスプレッドが不安定になりがちだからです。

ここでは、セントラル短資FXのスプレッドがどれくらい安定しているのか確認してみましょう。

以下のグラフは セントラル短資FXの月曜日のスプレッドを、実際にリアルタイムでキャプチャを取りデータにまとめたものです。

7時01分からの4分間で2秒ごとにキャプチャを撮り、それをグラフにまとめたものが以下になります。



セントラル短資 スプレッド推移

検証の結果、セントラル短資FXのスプレッドはとても広がっていました

それでは、詳しくみていきましょう。

4.1 早朝のスプレッド検証【2021年1月25日(月)】

2021年1月25日月曜日のセントラル短資FXのキャプチャ画像です。

セントラル短資・早朝スプレッドの画像

セントラル短資FXのスプレッドは取引開始時間に10pipsまで拡大しました。

午前11時までは0.2~10pipsで提供と記載がされていましたが、その最大幅で配信されていますね。

そして、7時4分直前に一瞬1.9pipsまで下がりますが、その後は5分まで5.9pipsで提示されていました。
スプレッドの平均値は、9.07pipsと相当広がっていますね。

残念ながら、最大値、平均値ともかなり大きな結果となってしまいました。

4.2 早朝スプレッドの検証まとめ

今回の早朝スプレッドの検証では、広がった幅も大きいですがそれを維持している時間も長かったです。

そのため、スプレッド最大値だけれなく平均値も大きい結果となってしまいました。

残念ながら、セントラル短資FXのスプレッドは流動性が低いときは不安定でした。

5. セントラル短資FXのスプレッドと上位3社比較

スプレッド検証の画像5

最後に、セントラル短資FXと今回の検証で上位3社となったFX会社のスプレッドを比較してみたいと思います。

5.1 【米雇用統計時のスプレッド】セントラル短資FXと他社比較

まず、米雇用統計時のスプレッドを上位3社のFX会社と比べてみましょう。

以下は、セントラル短資FXと今回検証した19社平均を比較したグラフです。

2021年1月と2月の米雇用統計時のデーター平均をとっています。

セントラル短資 比較 米雇用スプレッド推移

セントラル短資FXの米雇用統計時のスプレッドは発表時によりバラつきがありました。

しかし、上記データではスプレッド最大値は上位3社よりも大きくなりましたが、19社平均よりも落ち着いていますね。

スプレッド平均値も同じくあまり広がっていません。

セントラル短資FXのFXダイレクトでは、レートが急変動するような際でも安定していることが分かりました。

5.2【早朝スプレッド】セントラル短資FXと他社比較

次に、早朝のスプレッドでも3社と比較してみましょう。

以下は、2021年1月25日(月)の午前7時00分から5分までのスプレッドを19社平均と比較したグラフになります。

セントラル 比較 早朝スプレッド推移

セントラル短資FXのスプレッドは、上記表と比較しても最大値・平均値ともにとても大きな結果となりました。

スプレッド最大値が大きいだけでなく、そのまま維持しているのが長かったからですね。

流動性が低い時のセントラル短資FXのスプレッドは残念ながら不安定でした。

5.3 セントラル短資FXと他社のスプレッド比較【まとめ】

そして最後に、スプレッドに直接関係するデーターを3社を比較してみましょう。

(スプレッドの単位:pips)
 基準スプレッドスプレッド提示率廃止停止時間
(1日あたり)
スプレッド検証記事
セントラル短資FX
0.199.36%2.07秒
19社平均0.397.43%27.25秒
GMOクリック証券0.297.33%5.6秒詳細記事
SBI FXトレード
*1,001~100万通貨
0.1~7.896.4%0秒詳細記事
YJFX!0.299.24%52.8秒詳細記事
*対象期間:2021年1月11日~2月5日
*セントラル短資FXの対象期間:2021年1月12日~2月5日
*YJFX!の対象期間:2021年1月14日~2月5日
*スプレッド提示率は2020年2月10日時点で確認した最新のデータです。


セントラル短資FXでもスプレッド広告に関する情報の公表は各社していますが、SBI FXトレードのようにかなり細かな情報は公表していません。

また、公開されていたセントラル短資FXの配信停止時間は2.47秒と他社と比べても短かったです。

セントラル短資FXでは情報も公開しており、配信停止時間が短いので安心できますね。

6. まとめ

スプレッド検証の画像6

【セントラル短資FXのスプレッド評価】

基準スプレッド配信停止時間米雇用統計時
スプレッド
早朝スプレッド
×
*「基準スプレッド」は狭さで評価しています。
*「透明性」はスプレッド提示率など情報をどれくらい公開しているかを基準にしています。
*「配信停止時間」は公表されている停止時間の長さから評価しています。


  • 米雇用統計時のスプレッドはバラつきがある 平均してみると、スプレッド最大値・平均値ともに落ち着いていた
  • 早朝のスプレッドはかなり広がる スプレッドの最大値・平均値ともかなり大きい結果となった
  • スプレッド提示率、配信停止時間などの情報を公開している 公開されている配信停止時間は比較的短かった



ここまで、スプレッドの検証結果を見てきました。

セントラル短資FXのスプレッドは、為替が急激に変動する際はバラつきがあるものの比較的安定していると言えます。

しかし、流動性の低い時間帯は残念ながら不安定であることが分かりました。

また、スプレッド広告に関する情報は公表されており、配信停止時間も短かったです。

セントラル短資FXのスプレッドは、流動性が低いときは注意した方がよいですが、配信停止時間も短くレートが急変動する際も比較的安心できるFX会社です。



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