トライオートFXのスプレッドは広がる?雇用統計と早朝共に安定【16社比較調査】 

この記事で学べること

  • インヴァスト証券【トライオートFX】の早朝のスプレッドの動き
  • インヴァスト証券【トライオートFX】の米雇用統計時のスプレッドの広がり具合
  • 他社と【トライオートFX】のスプレッドの比較
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この記事のライター 高田 佑美

裁量トレードだけでなく、自動売買でもトレードを開始。 どうすれば順調に利益を上げられるか、日々奮闘中。

インヴァスト証券のスプレッドって原則固定(例外あり)ってあるけど広がるの?
と不安に思っていませんか。

実は、どのFX会社でもスプレッドは広がることがあります。
それは、重要な経済指標の発表前後や早朝などです。

【FXやってみた研究所】では、米雇用統計時と早朝においてスプレッドの検証をしました。
この記事を読むと、インヴァスト証券【トライオートFX】のスプレッドがどれくらい広がるのか分かります

検証の結果、【トライオートFX】は・米雇用統計時はスプレッドが安定していた
・早朝のスプレッドも比較的安定していた
・サイトで公開されている配信停止時間は若干ながかった
という事が分かりました。

インヴァスト証券【トライオートFX】はスプレッドにおいて、流動性が低いときでもレートが急変動する際も安心できるFX会社といえます。

それでは、詳しくみていきましょう。

1. 3つのポイントからスプレッドの広がりを検証しよう

スプレッド検証の画像1

【FXやってみた研究所】が検証をする上で重要視している3つのポイントがあります。


・スプレッド提示率
・重要な経済指標の発表前後
・流動性の低い時間帯


スプレッド提示率は、FX会社がどれくらいの割合で基準スプレッドを配信しているか知ることができる大切な数値だからです。


また、スプレッドが広がりやすいといわれている経済指標の発表前後や流動性の低い時間帯に、どれくらい広がるのか検証することで、FX会社が安定しているのかどうか知ることができます。

それでは、3つのポイントについて詳しく解説していきましょう。


1.1 スプレッド提示率

国内のFX会社は最狭スプレッドを競い合っています。

しかし、多くのFX会社で提供しているスプレッドは「原則固定スプレッド」であって完全固定ではありません。

つまりスプレッドが基準より広がることがあるということですね。


いくら狭いスプレッドが提供されていても、それがどれくらいの割合で提示されているのかが重要になってきます。

それを知るために「スプレッド提示率」という指標があります。

「スプレッド提示率」とは期間中に基準スプレッドで配信できた割合(実績値)のことで、95%以上なければ「原則固定スプレッド」と名乗ることはできません


しかしながら、このスプレッド提示率の集計方法に明確な定義がないことから、自社の都合の良い方法で基準を満たしているFX会社があるようです。

そのように自社の都合の良いように集計をしているのなら、実際にスプレッドの動きを見ていくしかありませんね。

また、スプレッド提示率は公開義務がないことから公表していないFX会社もあります。


それでは、次にどういったときにスプレッドが広がるのか見ていきましょう。


1.2 重要な経済指標の発表前後

スプレッドは、米雇用統計のような重要な経済指標の発表前後に広がります。


なぜなら、指標の発表前は投資家も様子見で取引を控えるため流動性が低下し、発表後は指標の結果を見て注文が急激に増え価格が一方向に変動するからです。

また、重要な経済指標以外にも、要人の発言・突発的なイベントなどで為替レートが急激に変化する場合にもスプレッドが広がることがあります。


1.3 流動性の低い時間帯

スプレッドは、その他流動性の低い時間帯にも広がる傾向があります。


例えば、日本時間の早朝5時から8時は取引量が少なくなるため、スプレッドが広がることがある時間帯です。

また、クリスマスや年末年始の長期休暇においても、取引から離れる投資家が多いためスプレッドが不安定になります。


2.インヴァスト証券【トライオートFX】のスプレッド

スプレッド検証の画像2

ここでは、 インヴァスト証券の【トライオートFX】のスプレッドについて詳しく見ていきましょう。


2.1 トライオートFXの主要通貨ペアの基準スプレッド

まず、基準スプレッドから確認してみましょう



(スプレッドの単位:pips)
通貨ペア基準スプレッド
米ドル/円0.3
ユーロ/円0.5
ポンド/円1.0
豪ドル/円0.6
ユーロ/米ドル0.3
適応時間:月曜~金曜の午前9時~翌午前5時


トライオートFXの基準スプレッドは、業界最狭水準より若干広い水準になっていますね。

ただ、適応時間がは午前9時~翌午前5時までと他社より設定時間が長くなっています。

早朝は適応外なので、とても広がることが予想できそうです。


また、適応時間内に基準スプレッドをどれくらいの割合で、配信できているかということも大切になってきます。

その割合を知るために、【スプレッド提示率】という指標があるので次で見ていきましょう。






2.2 トライオートFXのスプレッド等に関する実績

つぎに、スプレッド提示率などの実績を見てみましょう。



(スプレッドの単位:pips)
通貨ペア広告表示のスプレッドスプレッド提示率スプレッド最大値
米ドル/円0.399.95%12.4
ユーロ/円0.599.94%14.5
ポンド/円1.099.96%30.0
豪ドル/円0.699.89%9.8
ユーロ/米ドル0.499.92%6.8
*対象期間:2021年1月25日~2月19日
*スプレッド提示率の時間帯:午前9時~翌午前5時


最近ではスプレッド提示率とともに、スプレッド最大値も公表されています。

また、それ以外にも、提示スプレッドが広告異なる事となった理由、配信停止時間、配信停止理由も公表するようになっています。

金融先物取引業協会の「広告等の表示及び系親類の提供に関する自主規制規則第9条に関する細則」に基づき、各社開示を始めたようです。



スプレッド提示率はかなり高いですね。

スプレッド最大値は、原則固定の適応時間外も含んでいるため大きな広がりもみられます。


2.3 トライオートFXのレート配信停止時間

次は、サイト上で公開されているトライオートFXの米ドル/円の配信停止時間を見てみましょう。



配信停止時間配信停止理由
562秒・オープンレート配信の所要時間
・カバー先スプレッド拡大による停止
対象期間:2021年1月11日~2月5日


インヴァスト証券での配信停止時間は562秒でした。


マーケットオープン時にレート配信が遅れたことと、カバー先からのスプレッドが拡大したため停止したようですね。

今回の【FXやってにた研究所】の検証で、早朝時と米雇用統計時の配信が停止するのか確認してみましょう。


3.米国指標発表時のスプレッドの広がりを検証

スプレッド検証の画像3

まず、米雇用統計時に米ドル/円のスプレッドを検証してみましょう。

なぜなら、米雇用統計の発表時は急激にレートが変動するためスプレッドが広がりやすいからです。


そういった時に検証をすることで、インヴァスト証券のスプレッドが安定しているか知ることができます。


【FXやってみた研究所】では、2021年の1月と2月の米雇用統計時にリアルタイムでスプレッドのデータをキャプチャしました。

22時29分からの3分間で1秒ごとにキャプチャを撮り、それをグラフにまとめたものが以下になります。



トライオートFX米雇用スプレッド推移

検証の結果、インヴァスト証券のスプレッドは安定していることが分かりました。

それでは、米雇用統計時のそれぞれの動きを見ていきましょう。


3.1 米雇用統計時のスプレッド検証【2021年1月】

まず、2021年1月の米雇用統計時を確認してみましょう。



トライオートFX雇用統計画像①
 基準スプレッドスプレッド最大値スプレッド平均値
スプレッド(pips)0.34.61.32
*22時29分から32分までの計測したデーター


この日のトライオートFXのスプレッドは、22時29分30秒をを過ぎた頃から徐々に広がりはじめました。

そして、発表開始と同時にこの日の最大値4.6pipsを提示しますが一瞬だけで、また徐々に落ちついていきました。


31分を過ぎて完全に0.3pipsに戻るのも比較的早かったといえます。

スプレッドの平均値も1.32pipsと落ち着いていました。


この米雇用統計で動いたレートは33.2pipsです。


3.2 米雇用統計時のスプレッド検証【2021年2月】

次に、2021年2月の米雇用統計時でも検証してみましょう。



トライオートFX雇用統計画像2
 基準スプレッドスプレッド最大値スプレッド平均値
スプレッド(pips)0.34.11.13
*22時29分から32分までの計測したデーター


今回もスプレッドは29分30秒を過ぎたころから広がり、発表開始4秒前に4.1pipsが提示されました。

その後は0.2~3.3pipsで推移ししながら徐々に落ち着き、31分になる前には0.3pipsに完全に戻りました。


この検証でのスプレッド平均値も1.713と安定した結果となりました。


ちなみに、この米雇用統計で動いたレートは30.8pipsでした。


3.3 米雇用統計時の検証まとめ

今回の検証結果から米雇用統計時のまとめをしたいと思います。



 基準スプレッドスプレッド最大値スプレッド平均値
スプレッド(pips)0.34.351.23
*1月と2月の平均を取ったデータ


インヴァスト証券【トライオートFX】の米雇用統計時のスプレッドはあまり広がりませんでした。

また、最大値に広がるのも一瞬で、完全に基準スプレッドに戻るのも比較的早かったです。


そのため、スプレッド平均値も抑えられていました

インヴァスト証券のスプレッドは、レートが急激に変動する際でも安定していることが分かりました。


4. 早朝スプレッドの広がりを検証

スプレッド検証の画像4

次に、早朝の米ドル/円のスプレッドでも検証してみましょう。

その理由は、早朝は流動性が低くなるためスプレッドが不安定になりがちだからです。

ここでは、インヴァスト証券のスプレッドがどれくらい安定しているのか確認してみましょう。



以下のグラフは トライオートFXの月曜日のスプレッドを、実際にリアルタイムでキャプチャを取りデータにまとめたものです。

7時01分からの4分間で2秒ごとにキャプチャを撮り、それをグラフにまとめたものが以下になります。



トライオートFX スプレッド推移

検証の結果、インヴァスト証券のスプレッドは比較的安定していることが分かりました。


それでは、詳しくみていきましょう。


4.1 早朝のスプレッド検証【2021年1月25日(月)】

2021年1月25日月曜日のインヴァスト証券のキャプチャ画像です。



トライオートFX早朝スプレッド
 基準スプレッドスプレッド最大値スプレッド平均値
スプレッド(pips)0.36.55.2
*午前7時00分から05分までの計測したデーター


トライオートFXのスプレッドは取引開始時間には0.3pipsですが、どうやら14秒ほどレートが配信できていないようにみられました

先程、配信停止の理由でオープンレート所要時間となっていましたが、これもそれにあたるのかもしれませんね。


そして開始から14秒後に5.3pipsに広がり、その後少ずつ拡大し7時1分半に最大値6.5pipsを提示しました。

7時1分から5分までのスプレッド平均は5.2pipsと比較的広がりが抑えられていました。

原則固定スプレッドの適応時間外でしたが、悪くない結果でしたね。


4.2 早朝スプレッドの検証まとめ

今回の早朝スプレッドの検証で、レート配信の開始が遅れているような場面が見られました。

(早朝はレートの動きがゆったりとしているため、分かりずらいくいところがあります。)


トライオードFXのスプレッド最大値は比較的抑えられており、スプレッド平均もそんなに広がりませんでした。


トライオートFXのスプレッドは流動性が低い時間帯で、原則固定スプレッドの時間外でも比較的安定しています。


5. トライオートFXのスプレッドと上位3社比較

スプレッド検証の画像5

最後に、トライオートFXと今回の検証で上位3社となったFX会社のスプレッドを比較してみたいと思います。


5.1 【米雇用統計時のスプレッド】トライオートFXと他社比較

まず、米雇用統計時のスプレッドを上位3社のFX会社と比べてみましょう。


以下は、トライオートFXと今回検証した19社平均を比較したグラフです。

2021年1月と2月の米雇用統計時のデーター平均をとっています。



(スプレッドの単位:pips) トライオートFX比較 米雇用スプレッド推移
 基準スプレッドスプレッド最大値スプレッド平均値
トライオートFX0.34.351.23
19社平均0.35.971.53
GMOクリック証券0.24.71.31
SBI FXトレード
*1,001~100万通貨
0.1~7.84.81.54
YJFX!0.24.00.95



トライオートFXの米雇用統計時のスプレッド最大値は、表の中で比較すると2番目に抑えられており優秀だといえます。

また、スプレッド平均も同様に狭い結果になりました。


インヴァスト証券のトライオートFXは、レートが急に変動するような場合でもでも安定しています。


5.2【早朝スプレッド】トライオートFXと他社比較

次に、早朝のスプレッドでも3社と比較してみましょう。


以下は、2021年1月25日(月)の午前7時00分から5分までのスプレッドを19社平均と比較したグラフになります。



(スプレッドの単位:pips) トライオートFX 比較 早朝スプレッド推移
 基準スプレッドスプレッド最大値スプレッド平均値
トライオートFX0.36.55.2
19社平均0.37.745.94
GMOクリック証券0.28.05.98
SBI FXトレード
*1,001~100万通貨
0.1~7.87.87.8
YJFX!4.04.03.90
*時間により基準スプレッドが異なるFX会社。午前7時台の基準スプレッドを表示


トライオートFXは、スプレッドの最大値・平均値ともに広がりが抑えられていますね

上記表の中でもは2番目の狭さとなっていました。


流動性が低い時間帯でもトライオートFXのスプレッドは比較的安定していると言えます。


5.3 トライオートFXと他社のスプレッド比較【まとめ】

そして最後に、スプレッドに直接関係するデーターを3社を比較してみましょう。



(スプレッドの単位:pips)
 基準スプレッドスプレッド提示率廃止停止時間
(1日あたり)
スプレッド検証記事
トライオートFX
0.399.96%23.41秒
19社平均0.397.43%27.25秒
GMOクリック証券0.297.33%5.6秒詳細記事
SBI FXトレード
*1,001~100万通貨
0.1~7.896.4%0秒詳細記事
YJFX!0.299.24%52.8秒詳細記事
*対象期間:2021年1月11日~2月5日
*YJFX!の対象期間:2021年1月14日~2月5日
*スプレッド提示率は2020年2月10日時点で確認した最新のデータです。


インヴァスト証トライオートFXの基準スプレッドは、若干TOP3のFX会社よりは広く設定されていますね。

スプレッド広告に関する情報の公表は各社していますが、SBI FXトレードのようにかなり細かな情報は公表していません。


また、公開されていたトライオートFXの配信停止時間は23.41秒と若干長かったですが、平均よりは短い結果となっています。

インヴァスト証券では情報も公開していますが、配信停止時間は少し気にしていきたいですね。


6. まとめ

スプレッド検証の画像6

【トライオートFXのスプレッド評価】

基準スプレッド配信停止時間米雇用統計時
スプレッド
早朝スプレッド
×
*「基準スプレッド」は狭さで評価しています。
*「透明性」はスプレッド提示率など情報をどれくらい公開しているかを基準にしています。
*「配信停止時間」は公表されている停止時間の長さから評価しています。


  • 米雇用統計時のスプレッドはスプレッドの広がりが抑えられている スプレッド最大値・平均値ともに安定していた
  • 早朝のスプレッドはも比較的広がらなかった スプレッドの最大値・平均値とも比較的安定していた
  • スプレッド提示率、配信停止時間などの情報を公開している 公開されている配信停止時間は若干長かった



ここまで、スプレッドの検証結果を見てきました。

インヴァスト証券【トライオートFX】のスプレッドは、流動性が低い時間帯では比較的安定していました。

また、相場が急激に変動するような場面では更に安定していることが分かりました。


ただ、マーケットオープン時にレート配信の開始が遅れているような場面が見られたので、今後も見ていきたいと思います。


インヴァスト証券【トライオートFX】はスプレッドにおいて、流動性が低いときでもレートが急変動する際も安心できるFX会社といえます。






この記事のライター

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高田 佑美

FXに興味を持つようになり始めたものの、まだまだリスクを恐れ少額でトレード中。 日々、学んだことやトレードで疑問に思ったことを追求し、出来る限り根拠を持った情報を届けるべく記事を執筆しています。