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2021.07.19 2021.05.11

マイナススワップ回避術!買いと売りのスワップポイントの違い!

この記事で学べること

  • スワップポイントの仕組み
  • マイナススワップを回避する2つの方法
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この記事のライター 山口 遼平

プロトレーダーに師事を仰ぐ兼業トレーダー。当サイトでは、プロの成功体験から得たノウハウを『FXで勝つための心得』として発信している。

売買ではプラスなのにトータルの損益ではマイナスになっていたということはありませんか。それはマイナススワップが関係しています。

マイナススワップには回避する方法があり、本記事では回避策について紹介しています。

回避策は実際に筆者がトレードで使っている方法を紹介しています。

マイナススワップの回避術ではFX初心者の方でも簡単にチャレンジできる内容です。マイナススワップで悩んでいる方はぜひトライしてみてください。

1. スワップポイントとは?

スワップポイント1

スワップポイントとは金利差調整分と呼ばれ、2国間の通貨で取引するFXだからこそ生じるFX特有のルールです。

金利なので基本的にはプラスで受け取れますが、場合によっては損失になることもあります。

トルコリラ円を例に考えてみます。

日本とトルコリラの金利差を比較してみると、2021年4月時点で金利差は約19%となっています。

つまりトルコリラ円を買いで保有することで19%の金利を受けとれます。そしてこの恩恵は基本的に毎日受け取れます。

しかしこの金利を受け取るには条件があります。それは低金利の通貨を売って高金利の通貨を買うことです。

日本は低金利でトルコは高金利の通貨のため金利を受け取ることができますが、違う通貨の場合は必ずしも受け取れる訳ではありませんので注意が必要です。

またスワップポイントを受け取れるもう1つの条件は、高金利通貨を翌日に持ち越したときです。これらの条件を満たしたときにスワップポイントは受け取れます。

詳しい仕組みについては次章よりみていきましょう。

スワップポイントとは?

・スワップポイントとは通貨ペアの金利差分を毎日受け取れること。

2. スワップポイントの仕組み

スワップポイント2

それではスワップポイントの仕組みについて紹介します。

2.1. スワップポイントが決まる仕組み

スワップポイントの決定要因からみていきましょう。前章のトルコリラ円を例に解説していきます。

トルコと日本の金利差が約19%と記載したのは、各国の政策金利を参考にしました。政策金利とは中央銀行が民間の銀行に貸し出すときの金利です。

つまり日本の場合は日本銀行が三菱UFJ銀行に貸し出す際の金利となります。

トルコの政策金利は19%です。つまりトルコの中央銀行は民間の銀行にお金を貸すことで19%の金利を受け取ることになります。

日本の政策金利は-0.1%でマイナス金利といわれています。マイナス金利のため日本銀行は民間の銀行に対して0.1%の金利を渡さなければなりません。

日本の状況は世界でもまれなので例外として覚えておきましょう。

スワップポイントは政策金利を軸に各FX会社が金利差を毎日算出しています。そして政策金利に加え、その日の為替レートも影響するのでFX会社により、同じ通貨で取引していてもスワップポイントが異なることがあるでしょう。

2.2. スワップポイントがプラス・マイナスになる仕組み

ここでは冒頭で触れたスワップポイントが損失になる仕組みについて解説します。

まずスワップポイントがプラスになる仕組みは、低金利通貨を売って高金利通貨を購入したときです。つまりトルコリラ円を買いで保有するときです。(19%+1%=19.1%)

逆にスワップポイントがマイナスになるときは高金利通貨を売って、低金利通貨を買うときです。トルコリラ円を売りで保有するときです(-19%-0.1%=-19.1%)。これをマイナススワップといいます。

マイナススワップの状況でトルコリラ円を保有すると約19%の金利を毎日支払わなければなりません。

ちなみにユーロドルの場合は売りで保有するとスワップポイントを受け取れます。(2020年4月時点)

理由はユーロの政策金利の方が低く(0%)、ドルの政策金利の方が高い(0.25%)からです。つまり低金利通貨を売って高金利通貨を保有しているのでスワップポイントを受け取れます。

金利差と売買の状況によってスワップポイントはプラスにもマイナスにもなるので仕組みを覚えておきましょう。

2.3. シミュレーションでスワップポイントで利益をあげてみよう

それでは実際にトルコリラ円を1年買いポジションで保有したときの利益をみてみましょう。

まず仮の前提条件を下記に並べました。

・トルコリラのレートは1リラ=13.5円
・スワップポイントは19.1%
・購入数は約100万円の資金を使い180口
・レバレッジは25倍

これらの条件で計算します。

スワップポイントの計算

1日あたりのスワップポイント=レート×保有数×金利=13.5×180×1.191=約2894円

1年あたりのスワップポイント=2894×365=1,056,310円

つまり100万円の資金で1年間トルコリラ円を保有し続けると約105万円の利益が出ることになります。

スワップポイントの利益の大きさを知る上では良い指標になったのではないでしょうか。高金利通貨を保有することはそれだけでメリットがあります。

パラまとめ

スワップポイントはFX会社によって違い、政策金利と為替レートが関係している

3. 買い・売りのスワップポイントの違い

スワップポイント3

スワップポイントについてもう少しみていきます。2.2のスワップポイントがプラス・マイナスになる仕組みの補足説明です。

通貨ペアによって金利差は違いますので、本章では通貨ペアを同じにして買いと売りポジションのそれぞれのポジションでどう変わるのか解説します。

通貨ペアはこれまで通りトルコリラ円を例に考えます。

①リラを買った場合
円を売ってリラを購入するので金利差を受け取れます=プラスのスワップ
②円を買った場合
リラを売って円を購入するので金利差を支払います=マイナスのスワップ
③リラを売った場合
リラを売って円を購入するので金利差を支払います=マイナスのスワップ
④円を売った場合
円を売ってリラを購入するので金利差を受け取れます=プラスのスワップ

以上4つのパターンから頭の中を整理するのに役立ててください。

4. マイナススワップの2つの回避術

スワップポイント4

最後にマイナススワップを回避する方法を2つ紹介します。

・マイナススワップの状況を避ける

そもそもマイナススワップの状況にならないことが一番簡単な回避方法です。例えばトルコリラ円を売りポジションで保有することや、ユーロドルを買いポジションで保有する等です。

・短期トレードでマイナススワップ以上の利益を上げる

マイナススワップになった場合でも、それ以上の売買益を得られればリスクを追ってマイナススワップを保有した価値があります。また長期で保有すると損失が拡大してしますので、短期トレードで決着をつけましょう。

以上2つがマイナススワップを回避する簡単な方法です。気になる回避術からまずは試してみてはいかがでしょうか。

マイナススワップの回避術まとめ

マイナススワップを避ける一番簡単な方法は、マイナススワップとなる通貨ペアを保有しないこと

まとめ

スワップポイント5
  • ・スワップポイントは利益にも損失にもなる。 スワップポイントは通貨ペアとポジションによって利益にも損失にもなる。基本的にはマイナススワップになる状況は避けた方がよい。
  • ・高金利通貨のスワップポイントは初心者にはおすすめ ときには売買益以上の利益を狙えるのが高金利通貨のスワップポイント。短期トレードで利益が取れていない方は、スワップに目を向けるのもおすすめ。

FXのメインは短期トレードです。相場状況からマイナススワップになることもありますが、そのときは本記事で紹介した回避術を駆使しトレードをしてみてください。

当サイトでは、FX初心者や中級者まで学べるFXの学び方を全5ステップで解説しています。興味がある方は是非下記リンクより読んでみてください!

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山口 遼平

プロトレーダーに師事。その成功までの努力と労力の多さを知り『FXは楽して勝てない』ことを痛感。 当サイトでは、FXで勝つための心得を発信している。努力をすればFXで必ず勝てる。

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