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2021.06.21 2021.06.09

トレンド相場とは?仕組みやトレンド発生の時間帯を解説【FX チャート分析②】

この記事で学べること

  • トレンド相場の仕組み
  • トレンドの判断の仕方
  • トレンドが発生しやすい時間帯
水落 あきみねの写真
この記事のライター 水落 あきみね

「トレンドの判断がわからない」
「トレンド相場ってどういうときに起こるの」
そんな疑問ありませんか?

トレンド相場でトレードすることが、FXで勝つポイントです
なぜなら、トレンド相場は利益をだしやすいからです

この記事では、FXで勝つために重要なトレンド相場を、画像を交えながら解説しています。
すぐにトレードで活用できる内容ですので、ぜひ最後までご覧ください。

1. トレンド相場とは

fxトレンド01

まずは、トレンド相場とはどういった状態のことをいうのか、なぜ重要なのかを確認しましょう。

1.1 一方向に値動きの偏りがある相場

相場を大きく分けると、次の2つしかありません。

トレンドの種類
・トレンド相場
・レンジ相場

トレンド相場とは、一方向な値動きになっている状態のことです

一方でレンジ相場は、一定の価格帯で上下動を繰り返している状態のことをいいます。

fxトレンド記事内01

相場は必ず、このどちらかの状態にあります。

なかでもトレンド相場は、「トレンド イズ フレンド」とも言われるぐらい重要
現在の相場がトレンド相場なのか、レンジ相場なのか、その判断がトレードに大きく影響するといえるでしょう。

1.2 FXで勝ちやすい相場

多くのトレーダーがトレンド相場に注目しているのは、トレンド相場の方が勝ちやすいからです。

トレンドとは相場の流れです。
つまり、向かう方向がハッキリしています

向かう方向がハッキリしているのですから、その方向に向かって取引すれば、勝率も利益も伸ばしやすくなるのは当然といえるでしょう。

fxトレンド記事内02

一方、レンジ相場は相場の向かう方向が分かりません。
つまり、負けやすい相場といえます。

安定した利益を残すためには、いかに勝ちやすい相場でトレードを続けるかがポイントです
ですから、トレンド相場というのはとても重要だといえるのです。

2. トレンドが発生する仕組み

fxトレンド02

そもそもトレンドはどういったときに発生するのでしょうか。
その仕組みを確認しておきましょう。

2.1 価格変動が大きいときに発生

トレンドは値動きが大きいときに発生します
この値動きの大きさは『ボラティリティ』と呼ばれており、相場のエネルギーに相当します。

ボラティリティは「通貨ペア」「時間帯」によって変動するので、注意が必要です。

fxトレンド記事内03

上は米ドル/円のチャート。

同じ通貨ペアでも、トレードの時間帯によってボラティリティは変わってきます。
値動きの変動が大きいのが「ボラティリティの高い相場」、値動きの幅が小さいのが「ボラティリティの低い相場」です。

いくらトレンドを利用して利益を上げようとしても、ボラティリティが低くければ、値動き自体おきません。
どんな時間帯に値動きが起こりやすいかは、後ほど説明します。

2.2 流動性がある時に発生

ここでいう流動性とは、通貨の取引のしやすさのことです。

この通貨の取引のしやすさは、そのまま取引量に影響します。
なぜならFXは、『国と国の通貨を交換する』取引方法だからです。

たとえ買いたくても、売ってくれる人がいないと取引は成立しません。
そのため流動性の高い(取引のしやすい)通貨は、取引量が多く、トレンドが発生しやすいといえます

特に先進国の通貨である、米ドル・日本円・ユーロなどは、世界的にも取引量が多く、流動性が高いといえるでしょう。

3. 上昇トレンド・下降トレンド

fxトレンド03

トレンドは次の2種類に分かれます。

2種類のトレンド

・上昇トレンド
・下降トレンド

詳しく見ていきましょう。

3.1 上昇トレンド

上昇トレンドは、右肩上がりに上昇していくパターン。

fxトレンド記事内04

上図のように、右肩上がりの形です。
流れに逆らわずに買っていけば、利益を得られる可能性が高いといえます

3.2 下降トレンド

下降トレンドは、右肩下がりに下降していくパターン。

fxトレンド記事内05

上図のように、右肩下がりの形です。
当然ながら、流れに逆らわずに売っていけば、利益を得やすいといえます

このようにトレンド相場には、2種類のトレンドがあります。
では、このトレンド相場は、どのように判断すればいいのでしょうか?

詳しく見ていきましょう。

4. トレンドの判断の仕方

fxトレンド04

トレンドには決まりがあります。

トレンド判断の仕方

・上昇トレンド―高値と安値を切り上げている
・下降トレンド―高値と安値を切り下げている

相場がどんな状況なのかを理解していないと、トレードで勝ち続けることはできません。

今の相場がトレンド相場なのか、レンジ相場なのかをしっかりと把握するようにしましょう。

4.1 上昇トレンド―高値と安値がともに上昇

まずは上昇トレンドのルールを確認してみましょう。

上昇トレンド:高値・安値(※)どちらも切り上げている

実際のチャートで見てみましょう。

fxトレンド記事内06

しっかりと高値と安値を切り上げているのが分かりますね。
上昇トレンド中でも、下がるタイミングはあります。

ですが、下げ幅より上げ幅の方が大きく、買っていく方が断然有利な相場です。

(※)高値・安値とは
価格は一直線に動くことはなく、波を描くように推移します。
波が山を描くポイントを「高値」、波が谷を描くポイントを「安値」と呼びます。

fxトレンド記事内07

4.2 下降トレンド―高値と安値がともに下降

続いて下降トレンドのルールを確認してみましょう。

下降トレンド:高値・安値どちらも切り下げている

実際のチャートで見てみます。

fxトレンド記事内08

高値と安値を切り下げているのが分かりますね。
上げ幅より下げ幅の方が大きく、売っていく方が断然有利な相場です。

5. トレンド判断をする際に注意すること

fxトレンド05

トレンドを判断する際に気をつけたいのは、高値と安値どちらも切り上げ(切り下げ)なければならないということです

下図をご覧ください。

fxトレンド記事内09

チャート左側で大きな上昇がありました。
「トレンド発生か?」と思うような動きです。

しかしながら、この時点ではまだトレンドとはいえません
なぜなら、高値と安値を切り上げていないからです。

もし上昇トレンドが発生するとすれば、上図の矢印のような動きをして安値と高値を切り上げていかなればいけません。

fxトレンド記事内10

上昇トレンドと判断できるのは、上のチャートのように安値と高値をしっかりと切り上げた青マルのポイントです
慌てずにその後の値動きを確認するようにしましょう。

6. トレンドが発生しやすい時間帯がある

fxトレンド06

FXの市場は、平日24時間ほぼ動いています。

◎市場が開いている時間

fxトレンド記事内11 (夏時間が導入される時期は、東京、香港、シンガポール以外の市場では、1時間早くなります。)

図を見ると、途切れることなく市場がオープンしていることがわかりますね
このように24時間開いている市場ですが、各市場規模によって値動きの大きさにバラツキがあります。

つまり、値動きが起こりやすい時間帯と起こりにくい時間帯があるのです。
トレンドは、この値動きが起こりやすい時間帯によく発生します。

では、どの時間帯にトレンドが発生しやすいのでしょうか?

為替市場のなかで取引が最も活発になるのは、世界3大市場と呼ばれる『東京市場』『ロンドン市場』『ニューヨーク市場』の時間帯。
トレンドの多くが、この3大市場の時間帯に発生します。

◎3大市場タイムテーブル(冬時間)

fxトレンド記事内12

6.1 8時 – 9時55分:東京市場の中値確定まで

●東京市場

東京時間は、日本の投資家や金融機関などがメインで参加する時間帯です。
そのため、米ドル/円やユーロ/円など、『円』絡みの通貨ペアが動きます

一方、『ユーロ/米ドル』や『ポンド/米ドル』などの円が絡まない通貨は動きづらいという特徴があります。

またロンドン市場やニューヨーク市場に比べると、規模が大きくないため、レンジをブレイクしにくいのが東京時間です。
東京時間で最も活発に取引される時間帯は、仲値(※)が発表される時間(9:55)。

(※)仲値とは 当日の為替両替レートが決まる時間のことで、このタイミングでドル高になる傾向があります。
そのほかの時間帯は、比較的もみ合いになることも多く、材料がなければ動きにくいともいえます。

6.2 17時 – 19時(夏季16時 – 18時):ロンドン市場の昼休みまで

●ロンドン市場

ロンドン・欧州時間は、世界の取引高の40%(第1位)ほど占めています。
そのため、欧州時間が始まる16時あたりから、ユーロやポンドを中心に値動きが激しくなります

また東京市場で抜けなかったレンジをブレイクしてトレンドが発生するのも、この時間帯に起こることが多いといえます。

ロンドン・欧州時間で値動きが特に活発になる時間帯としては、ロンドン市場がオープンするタイミング(17時〜19時頃)やニューヨーク時間と重なるタイミング(23時〜2時頃)です。

また『ロンドンフィックス』と呼ばれる、日本でいうところの『仲値』を決める時間である24時・1時あたりも、値動きが激しくなります。

6.3 21時 – 1時 (夏季 20時 – 0時):ロンドンフィックスまで

●ニューヨーク市場

ニューヨーク時間は、欧州と米国のトレーダーが大勢参加するので、市場の流動性が最大になる時間帯です。
ニューヨーク時間の特徴としては、経済指標の発表が多いことが挙げられます。

アメリカの経済指標は『米ドル』に直接影響しますので、各通貨ペアも値動きが激しくなります

また、NYオプションカット(※)やロンドンフィックスの時間もトレーダーたちの思惑が働いて動きが荒くなるので注意が必要です。

(※)オプションカットとは
ある通貨を定められた期日に定められた価格で売買する権利のこと。

このように、24時間オープンしているFX相場でも、値動きが活発になる時間は限られています。
効率よくトレードをするためにも、トレンドが発生しそうな時間帯はおさえておくようにしましょう。

まとめ

fxチャート見方まとめ

本日のまとめです。

  • トレンド相場とは トレンド相場:一方向に値動きが推進している状態のこと
    レンジ相場:一定の価格帯で上下動を繰り返している状態のこと
    トレンド相場は、向かう方向がハッキリしているので勝ちやすい。
    レンジ相場は、方向感が分からず負けやすい。
  • 上昇トレンドと下降トレンド トレンドは次の2種類に分かれる

    上昇トレンド:高値と安値を切り上げている
    下降トレンド:高値と安値を切り下げている

    高値と安値のどちらも切り上げ(切り下げ)なければトレンドとはいえない。
  • トレンドが発生しやすい時間帯 トレンドが発生しやすいのは、世界3大市場の時間

    東京市場:8時-9時55分(中値確定まで)
    ロンドン市場:17時-19時(夏季16時-18時)
    ニューヨーク市場:23時-1時(夏季20時-0時)

平日24時間動いているFX市場ですが、値動きが起こりやすい時間帯と起こりにくい時間帯があります。
トレンドが発生しそうな時間帯をおさえておけば、効率よくトレードができますよ。

今回の記事はいかがだったでしょうか?
いかにトレンド相場でトレードするかが、FXで勝つために最も重要な要素です。

チャートを見てトレンドの判断ができるようになれば、勝率・利益ともにグッと上がるでしょう。

この記事が少しでも参考になれば幸いです。

この記事のライター

水落 あきみねの写真

水落 あきみね

1977年兵庫県生まれ。2000年大学卒業後にIT会社に入社。12年間勤めた会社を退職して、自営業を始める傍らFXを始める。相場の世界に入って6年になる兼業トレーダーで、水平線やトレンドラインだけを使ったシンプルなトレードを得意としている。信条は「最もうまく負けることができる人が勝つ」

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